通りすがりの正義の味方のブログ一覧

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念願であった故・藤子・F・不二雄先生の漫画大全集が、ついに発売された。
今まで単行本に収録されておらず、古本屋でも入手困難であった数多の名作がついにまた読むことが出来る。何年この日が来るのを待った事であろうか。

昨日の発売初日は｢ドラえもん｣｢オバケのQ太郎」「パーマン」の3作品が発売された。オバQは長年絶版状態であったので、ぼくも読めるのは殆んど初めて、読んだ記憶があるのは新オバQである。

藤子先生の作品は今日、年代によって差別表現の問題が絡んで改変されたり、作品そのものが削除されてしまったものもあるが、この全集では全てほぼオリジナルで発表するという。これはもちろんやたらに改変をしてしまうと、先生が伝えたかったテーマが読者に伝わらなくなってしまうからだ。

手塚治虫先生の作品はその点が尊重されているので、今日ほぼ全ての作品がほぼオリジナルで発売されている。そして本の巻末には断り書きが書かれていた。藤子プロも見習ってほしいと思っていたのだが、ついに見直されたようだ。
おかげで長らく発禁にされてしまった｢ジャングル黒べえ｣も読める。

1冊千円台とやや高価ではあるが、かなり多数のストーリーが収録されている。児童向け漫画ではあるが、対象は少年、少女時代にそれを読んだ成人のようだ。

来月は｢ドラえもん｣｢キテレツ大百科」「エスパー魔美」である。
少しずつ購読して、順次話題にしていきたいと思います。よろしくお願いします。

かつて中央公論社で出していた｢藤子不二雄ランド｣のような、楽しいCMも放送してほしい。