通りすがりの正義の味方のブログ一覧

お友達の投稿を見て、かつて長野新幹線開業以前に上野～金沢間を信越本線経由で運行していた特急「白山」を思い出した。
'97年の長野新幹線開業に伴って廃止されたが、それまで国鉄型489系で運行し、全区間の所要時間は6時間＋αであった。

10年前の春頃に、485系で復刻運転が実施された事がありその時に記録した事がある。

国鉄時代にはこれと上越線経由の特急「はくたか」と共に、首都圏と金沢を連絡する主要特急であった、
昭和50年代後期に入ると上越新幹線が開業し、さらに平成時代に入ると北越急行ほくほく線が開業したため、晩年は上野～金沢全区間を乗車する利用者はいなかったであろう。
晩年これは首都圏と長野地方、長野地方と北陸を連絡する特急として運行した。

ぼくも子供の頃に2度乗った事があったが、もう廃止から四半世紀以上、信州人でも若い人達は知らない人が多いだろう。
489系ボンネット車による「白山」も、もっと記録できていれば今では貴重なものになった。しかし当時はまだ少年だったので、撮影に行く技量があまりなかった。

廃止直前に、土曜ワイド劇場の西村京太郎サスペンスで登場していた。


かつては金沢まで行くのに6時間以上もかかっていたのに、今では北陸新幹線で最速2時間半になっている。これは凄い事だなと思った。
タイムマシンがあったら、「白山」が運行していた時代に行ってみたい。

485系、489系ともにもう既に退役してしまったので、永遠に復刻運行がないのが残念。この特急「白山」の伝説も、永遠に輝いてほしいです。

'13年3月の復刻運行　信越本線　三才～豊野にて