FCのメンテを色々とやりました。
・角型マルチリフレクタの新品交換
・LEDヘッドライトバルブへの取り替え
・バッテリーの交換
・リヤアンダースポイラーの補修
まずはヘッドライト。
ヘッドライトは15年前にレイブリックのマルチリフレクタ(中古)に交換して使ってきましたが、かなりくすんできたので新品交換することにしました。
バルブは14年前の2007年にHi/Low切替式のHIDに交換してノントラブルで使ってきましたがこの機にLEDにすることにしました。
LEDヘッドライトバルブってすぐにモデルチェンジしてまだまだ進化途中だったようなので見送ってきましたが、最近は製品も安定してきた感じがあるので交換に踏み切りました。
どこのメーカーにするかかなり悩みましたが、日本ライティング製のものにしました。
アルミ削り出しのボディがすごく綺麗です。放熱用の電動ファンが内蔵されています。
バルブ本体から出たハーネスに小さい箱がついています。電動ファンのノイズ対策かなにかでしょうか?
またその先には少し大きめの箱があります。コントロールユニットと書いてあります。
FCのようなリトラ車には取り付けに色々と制約がありますが、これらをうまくしまい込んでいければと思います。
さっそく作業にかかります。まずは既存のユニットの取り外しです。
14年間お疲れ様でした。
新品との比較。やはり新品は綺麗です。当たり前か。。
バルブですが、取説に従いH4用の口金をLEDバルブから抜きとりレンズにはめて金具で固定しました。
次にこのレンズ付属の防水ゴムですが、厚みが厚すぎるので薄くカットすることにしました。
そうしないとバルブに内蔵している電動ファンの通気口とゴムが密着して穴をふさいでしまうからです。
そしてバルブにはめてみて確認。
白いパッキンが見える部分まで防水ゴムをはめてみて、ファンの通気口が確保できるかどうかですがギリギリOKぐらいでヨシとしました。
次に車両に取り付けていきます。
サイズはこんな感じです。FCのリトラでも使えるはず。
エンジンルームからヘッドライト裏へ繋がる穴へLEDバルブを通して、コントロールユニットはエンジンルーム側へ設置しました。
穴に通したあとは先ほどカットした防水ゴムをはめておきました。
そして新品のマルチリフレクターレンズをセットしLEDバルブを挿入。
奥まで挿し込んだら少し右に回転させて取説通りにロック。
そして防水ゴムをかぶせておきました。
電動ファンの通気口とゴムカバーとのクリアランスもちゃんと確保できていることを確認。
次にリトラを上下させた時に干渉がないかチェックします。
リトラ手動ツマミを回転させ少しずつ上げ下げしながらチェックしました。干渉確認OK!
コントロールユニットの固定。
以前HIDのバラスト用に製作した金具をそのまま使い、両面テープで貼り付けて結束バンドで固定しておきました。(手抜き)
次にリトラ下の配線の固定です。
写真のようにバルブとコントロールユニットの間にある小さい箱が配線の真ん中あたりにあります。
その部分をどちらもレンズのフレームに固定しておきました。
配線を固定してみてからまた手動でリトラを上げ下げして、配線の挟み込みや引っ掛かりなどが生じないか入念にチェック。
これでレンズとバルブの取り付けが完了しました。
次の作業はH4コネクタの焼損部分です。昔ハロゲンでハイワッテージバルブを使っていた時に溶けたんだと思います。
14年前にHIDに交換する時にわかってはいたんですが放置してそのまま使ってました・・・。
ネットで汎用のH4コネクタを買って取り替えました。そしてLEDバルブと接続。
取り付け作業がようやく完了しました。
電動でリトラを動作させて干渉がないかチェックしたり、点灯確認で異常がないことを確認。
ハイビームにした時にインジケータが点灯することも確認OK!
とりあえず異常はなさそうなのでエアクリやバッテリー、ライト周りなど細かい部分を元通りにしていきました。
ロービーム。カットラインも綺麗に出ている感じ。
ハイビーム。よくわかりませんがこんな感じ(?)
ついでにパッシング確認。リトラを閉じた状態でビカー!っと。 点灯OK
消費電力はHIDの70W(35W+35W)から LEDの50W(25W+25W)に低減できました。
端子まわりのリフレッシュや配線の簡略化(HIDと比較して)もできたのでスッキリしました。
光軸は最終的にはクルマ屋さんで合わせてもらおうと思います。
LEDヘッドライトへの交換の
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次にバッテリーの交換。
今まで使っていたのは、パナソニック カオス(100D23L)です。
2015年から5年半ぐらい使いました。
今回はまたまたオプティマのレッドトップにしました。モデルは「925S-L」で「105D23L」相当です。
普通のバッテリーの寸法に合わせるためにハイトアダプターが付属しています。
少しは重心が低くなるかも、という期待を込めて自分は使わずにローマウントのまま取り付けました。
今回超久々にバッテリーのフタをすることにしました。20年ぶりぐらいでしょうか。
昔何かの整備をしていてフタを地面に置いていた時に自分で踏んで破壊して以来です(笑)
ビジュアル的に更にノーマル化して寂しい限りですが、耐久性重視ということで・・・。
これでまた5~6年は大丈夫でしょう。
バッテリー交換の
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最後の作業はRマジック製のリヤアンダースポイラーの補修です。
今回は補修と言っても以前からずっと放置していた部分の作業をようやく行ったという感じの内容です。
砲弾マフラーに合わせてカットしていたリヤアンダーのマフラーアーチ部分を元通りの形状に戻しました。
この左側のマフラーアーチ。近づいて見てみるとアーチの左右がえぐってあります。
以前使用していた砲弾マフラーの大きな出口が干渉しないようにするためです。
これらを直していきます。
アルミテープで下地を造形し、ガラスマットとポリ樹脂で形状を復元し、パテを盛り面だししたら2液型のプラサフを筆塗り。
塗装にむけてペーパーで面だししたらロックペイントの1液型ベースコート塗料プロタッチでブレイズレッドを塗り、
色が乾いたら塗装の境い目の段差をペーパーで削ってそしてクリヤーも塗って、同様に塗装の境い目の段差を削ってからコンパウンドで磨きました。
よく見たらやっぱ後から塗装した部分の境い目が見えますがヨシとします。これで復元完了。
せっかく塗装するので、リヤアンダーでもよく飛び石などで塗装が剥がれる部分も塗っておきました。
本当はパテなどで平滑にしてから色を塗ればいいのでしょうが手抜きしてそのまま塗ったのでボコボコしてます(笑)
補修と塗装が完了したので両面テープとビスで装着。
リヤフェンダー内のこの部分。ここも飛び石などで塗装が剥げているのでアンダーコートをプシュッと。
下側の写真のように復元しました。
また運転席側のマフラーアーチ部分も削れていたので同様に補修しています。
前々から気になっていた部分がようやく完了です。気持ち的にもスッキリしました。
リヤアンダースポイラー補修の
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メンテばかりでぜんぜん走りに行けてないですが、近いうちに夜に軽くドライブでもして初めてのLEDヘッドライトの明るさなど使い勝手が今後確認できればと思います。