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ロドBAKA in SUZUKA!(OLIVE BALL) |
+ 関連記事 + |
週末の納品日に咽び泣く我が欲求。 - 年末までの予定などなど - 鈴鹿サーキット本コースを気持ち良く走る為に - ロドBAKA in SUZUKA OLIVE BALL - |
【 2011-12-05 】
+ キッカケ +
鈴鹿サーキット・本コース。
国際レーシングコースであり、F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久などが開催され、
コース長5.807kmの日本初の本格的サーキット。
モータースポーツを嗜む者ならば、一度は走ってみたいと想いを馳せるサーキットである。
・・・ってな背景も重要だけど、ボクはミーハーなオトコであるので、
実は 『 走ってみたい! 』 と決心したのは別の理由だった。
本当のキッカケ、参加を迷ってたボクの背中を押したのは、
t.tanakaさんがアップされていた走行動画。
ホームストレートを190kmで駆け抜け、1コーナーに向かってブレーキング、
1コーナーのクリップから140~150kmで2コーナーに向かう。
シビレタ。
これ、メッチャ怖いはず。
でもそれ以上に気持ちヨイはずだ。
体験したことの無い速度域で4輪のグリップを探りながらのコーナーリング。
両手と腰に伝わるNBさんからの信号だけを頼りに突っ込んでいく。
ボクのココロの深淵に、何かが灯った気がした。
+ NBさんの仕様 +
ウチのNBさんは、そのターゲットをジムカーナ~ミニサーキットに絞っている為、
5速全開・180km以上となる高速サーキット向けのセッティングではない。
車高バランスやアライメント、スタビライザ等の足回りのセッティングはもちろん、
エンジン出力、ブレーキ特性なんかも3速全開120kmぐらいまでを想定している。
というか、それ以上のサーキットを走ったことが無い。
なので、何をやってもブッツケ本番。
ならば、NBさんがジブンの想定している動きをしなかったら命取りになると考えて、
試したことのある車高バランスの中から、アンダー傾向のセッティングとする。
これなら例え鈴鹿サーキット・本コースとミスマッチなセッティングだったとしても、
制御不能状態にはならない・・・はず。多分。
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+ ピット +
開催直前までお仕事の都合が不透明で、
かつ、ドライビングに支障きたす体調不良を起こしていた為、
泣く泣く前夜祭は見送る方向で。
で、迎えた当日。
当日、スズカツインでの走行を敢行していたynくん達に合流させてもらい、
いざ鈴鹿サーキット・本コースへ。
サーキットの入り口からピットまでは迷路みたく入り組んでいる。
今回はynくんに先導してもらったので辿り着けたけど、
1人じゃ絶対迷っている。
辿り着いたピットは、ほぼ満員御礼状態。
なので、身内でピットを固めるのは無理と判断し、
それぞれ別々のピットに潜り込む。
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ボクが混ぜてもらったのは33番ピット。
鈴鹿サーキットのピットということは、F1や8耐も同じピットを使っているワケで、
かのシューマッハやノリックも同じピットエリアのドコかを使用したはず。
否が応にも高まる緊張感!
そうだ、間違いなく、ボクは鈴鹿サーキット・本コースに来たのだ。
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いや、その、ボク、ミーハーですから。 |
+ 走行準備 +
AM10:00・開場、AM11:00・ドライバーズミーティング、
走行1本目はPM1:30からというタイムスケジュール。
午前中に弱いボクとしては、ひっじょーに助かる。
頼れるスケジューラー・ナカタくんに確認するまで、
完全に勘違いしてたんやけど。
ナカタくん、頼れるオトコだぜ!
チャキチャキっと走行準備を済ませたら、ピット内を散策。
この日は全国各地からロードスター乗りが集まっており、
そこかしこで声を掛けさせてもらったり、反対に話しかけてもらったり。
思えば、随分、友人が増えたものです。
ボクは人一倍、人見知りが激しいチキンマンなので、
声をかけてもらって、どれほど心強かったことか。
仲良くして下さった皆様、本当にありがとうございます。ホロリ。
そんな中、今回、ボクが参加するキッカケとなったt.tanakaさんに
鈴鹿サーキット・本コースの走らせ方をレクチャーして頂く。
1コーナー、デグナー、シケインは安全パイを切ると誓う。
t.tanakaさん、ありがとうございました!
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+ 第一印象 +
ドラミ、走行準備、友人達との親睦を終えたら、本コースへのコースイン!
1枠目の1週目は先導車の後を追って走る。
結構なペースで走る先導車にライン取りを教えてもらいながら走行。
第一印象は思ったより狭い?
何があってもコースアウトしないような、だだっ広いコース幅を想像していたので、
1コーナやデグナー、スプーンの一つ目、シケインなんかは狭く感じられた。
いや、もちろん狭いワケないんやけど、何というか、出してる速度から考えたら、
立て直すギリギリの道幅しかないように思えた。
これは普段、ブツかるものが何も無い、舞洲で走っているせいかもしれない。
反対にダンロップやスプーン手前の200Rなんかは、
広すぎてドコを走って良いのか解らない。
この辺りのライン取りはタイムに響きそうだけど、
この日はタイムなんてとても狙えるような状態じゃなかったので、
暫定的に何となくな感じで走ることにする。
+ 走行開始 +
先導車による走行が終ったら、いよいよ全開アタックの開始!
でも1周くらいじゃタイヤが温まらないと聞いていたので、
とりあえず様子見な感じで走る。
と、ココで思い出した。
ボク、ジムカーナ形式の走行会でばっかり走ってきたので、
混走で走るの、これが人生で2度目だ、という事実。
こえぇ。
マヂ、こえぇ。
何が怖いか?って、同時に33台もの車両がコース上にいることが。
速度域がMAX180kmであることも怖かったけど、
180kmからブレーキング、1コーナーに突っ込む際に、
レコードラインには速度域の違う車両が走っている。
そしてレコードラインで動くシケインと化してるのはボク。
混走の中を走るというのには慣れってものが必要なんだろうけど
この日のボクのスキルシートには、それが全く無かった。
スリップストリームから追い抜いてチキチキバンバン?
みんなスゴイよね。ボク、修行が足りてません。
ココロの課題シートに、赤ペンで 『 要補習! 』 のメモ書きを刻む。
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+ 1コーナーへの突っ込み +
1枠目の走行はアウトラップを合わせて6周ほどだっただろうか?
クリアは取れないものの、この日の主目的である1コーナーへの突っ込みを体験し、
脳髄からアタマのテッペンまで直撃のする刺激を堪能する。
180kmからブレーキング、車速を落としたら曲げるブレーキングへ移行。
想像通りメチャメチャ怖いけど、正直、これはクセになる!
甘美な禁断の蜜の味。
恥ずかしい体液が分泌されるのを感じる。
そのうちの1周での出来事。
どうやらこの周は欲が出ていたようで、1コーナーへのツッコミが
少々、オーバースピードだったらしい。
さも当然かの如く、流れ出すNBさんのリアタイヤ。
ドコに行っても必ず1人はいるであろう、非常にカッコ悪い制御不能状態。
大きくカウンターが当てたまま、1コーナーを旋回していく。
いつもと違うのは、いつまで経ってもスライドが収まらない。
結局、2コーナーの入り口までテールスライド。
本当に、『終るかも・・・』 と思った。
何事も調子に乗りすぎてはイケナイ。
あの時、ボクを上手く抜いてくれたNBの方、本当にありがとうございました。
この場を借りて、お詫び申し上げます・・・。
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+ 1枠目を走って +
1枠目を走ってみて、まず、アタマに浮かんだのは、怖いということ。
未体験ゾーンである1コーナーやデグナー、スプーンなどの高速コーナーも怖かったけど
何より怖いと感じたのは、その速度域で、同じ空間に他車がいるということ。
相手がパイロンやスポンジバリアならば 『 てへっ! 』 ってな空元気で済むけど、
一緒に走っている車両に突っ込んだら、それじゃ済まない。
鈴鹿・本コースみたいな場所でドッグファイトを繰り広げるなんて日は、
どう考えたってボクには来ないように思える。
いや、まずは速度域の低いサーキットで混走の練習をしなきゃね。
競り合うとかタイムアタックなんてのは、その次のお話。
2枠目は、なるべく邪魔にならないように気をつけよう。
+ 秘策 +
1枠目は1周全てクリアラップを取ることが出来ずじまい。
どうやったらクリアラップが取れるんだろう?
いや、そもそも速いクルマと遅いクルマの見分け方もよく解んない。
で、そんなことをオトモダチに相談していたら、一つの秘策を伝授してもらう。
その秘策とは、アウトラップ走行後、ピットに戻るというもの。
確かにコレならクリアラップが取れそうだ。
+ 2枠目 +
秘策を胸に約7分遅れで2枠目がスタート。
早速、アウトラップ走行直後にピットに戻る。
何ちゅうか、ドライブスルーペナルティーを受けたドライバーの気分?
プチF1ドライバーの気持ちを堪能する。
で、ロードスターの一群が過ぎ去ったのを見計らってコースイン!
これで心置きなく走れるぜ!・・・と思ったんやけど。
すでに速いクルマが背後に迫っているぢゃないか!?
そのまま2枠目もクリアラップを取ることは叶わず。
なかなか思い通りには行かないものです。
まー、それはそれ、クリアラップを取るにも技術がいるってコトなんだろうね。
新たな課題として検討しよう。
こうしてボクの初めての鈴鹿サーキット・本コースは閉幕。
楽しかったー!
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written 2011-12-07
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【 2011-12-04 】
+ ロドBAKA! +
いよいよ明日迫ったロドBAKA!inSUZUKA。
生まれて初めての鈴鹿・本コースですよ!
生まれて初めてピーなホテルに行った時くらい緊張しますな。
いや、初めてピーなお店に入った時?
いやいや初めてアレなヒトとアレなコトをした時に匹敵するかも?
とにかく興奮&緊張の嵐なワケです。
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+ 準備 +
この日の為にGENさんトコで準備してもらったコト。
メンテナンス的にはエンジンオイルとブレーキフルードの交換、
あと、フルードを交換するついでにブレーキホースも。
鈴鹿本コース初走行ということもあり、タイムを狙いに行くワケじゃないので、
壊れないようにメンテする程度。
車高バランスの調整は、高速レイアウトということもあり、
いつもよりアンダー方向なセッティングとする。
とにかく、ウチに無事帰れることが最優先で。
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名称 | ドライ沸点 | ウェット沸点 | 粘度(-40℃) | 粘度(100℃) | pH |
328 Racing | 328℃ | 204℃ | 1698cst | 2.59cst | 7.15 |
FMVSS規格値 | 230℃ | 155℃ | 1800cst以下 | 1.5cst以上 | 7~11.5 |
じゃぁ、パーツ的には?
これもタイム狙いじゃないので、5部山の205/50のZ1スタースペック、
ブレーキパッドもいつものフォーミュラ・アクレ。
つまり、到ってフツーの状態。
初めて走るコース、しかも普段ジブンが走っていない速度領域でのお話なので、
NBさんが速くなるような修正をしたら、ボクがミスしちゃうのがオチだ。
ジブンの知らない領域に踏み込む際は、細心の注意を払うようココロに誓う。
とか何とか言いつつ、でもコレだけは絶対外せないと導入したのがコレ!
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偉大な先達がUPしてくれているNBロードスターの走行動画を見ると、
メインストレートで190kmぐらい出ている。
ということは180kmで設定されたスピードリミッターをカットしないと、
一番気持ちヨイところでリミッターが効くことになる。
コレはイヤだ。
萎え萎えになってしまう。
ソコでHKSのSLDですよ。
中身を見たら、中学校の技術の時間に作ったラジオを思い出したけど、
これがあればメインストレートも西ストレートもバッチリ!
・・・1コーナーと130Rでのブレーキングは本当に気をつけよう。
それでは参加の皆様、よろしくお願いしますー!
written 2011-12-04
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キヤノン EOS 60D 大阪・梅田フォトサービス(大阪駅前第一ビル西側1階) |
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【 2011-11-09 】
+ 資金 +
60D購入の決心がついたら、お次は資金の問題。
いくら近頃、底値状態となっている60Dと言えど、
新品のデジタル一眼であることには変わりない。
当然、お値段もウンマン円。
とてもじゃないけど、いきなりボクのお小遣いから捻出できる額じゃない。
でも一度 『 欲しぃ! 』 と思ったら最後、欲求は膨らむばかり。
この時期、ボクのお財布から出陣可能な戦力は、諭吉さん3人、漱石さん5人が限界。
60Dを手に入れる為には某価格サイトの最安値が目標値としても、
残り半数、諭吉さん3人分の増援が必要となる。
何か特別会計として搾り出せる埋蔵金は無いか?と思案を巡らせた結果、
NBさんの部品を売りに出したところ、見事、諭吉さん3人分に!
結構な大きさのモノを某オークションに出したので、相応に面倒だったけど、
苦労してお金になれば、そのお金で買うモノにも愛着が湧くってモンです。
無事、資金問題が解決したところで、某価格サイトで値段を調べて、
お昼休みに会社近くのカメラ屋さんに向かう。
大抵の場合はWEBで買うほうが安いんだけど、カメラのような高額商品は、
その後のケアも考えて、できれば店舗で購入したい。
問題は、WEB価格とどれだけの開きがあるか?
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+ お店巡り +
まずは1件目。
このお店は比較的入りやすく、新品・中古ともに、品揃え・在庫も豊富なので
じっくりカメラやレンズを見ることができる。
まずは中古コーナーに向かい、陳列されたカメラやレンズを見てから、
満を辞して新品コーナーにある60Dのところへ。
近くにいた初老の店員さんに聞いてみると某価格サイトの最安値+5000円。
加えて店舗型の5年保証に入るなら+5%。
まぁ妥当なトコロではあるけれど、諸手を上げて購入する価格ではない。
もう少しネバれば某価格サイトの最安値くらいにはなったかもしれないけど、
高いお金を払うのに、頼み込んで買うってのも気が乗らない。
ボクのような貧乏性で小心者なオトコが、高額商品を購入の決心をつけるには、
ポンと背中を押してくれる、相応のドラマチックな展開が必要なのです。
で、続いて本命の2件目。
こちらのお店は、以前、B005を購入したお店。
1件目のお店と比べたらお店の外観や規模は落ちちゃうんだけど、
店員さんが親切で好感度が高いし独自の保証も付けてくれる。
そして何よりもお値段。
ポップに書かれたお値段は高めなんだけど、『 いくらになります? 』 と聞いたら
大抵の場合、ボクが想定した金額を提示してくれる。
ボクはこういうのが好き。
だって気持ち良く買い物ができるもの。
+ 使ってみて +
キヤノンの一眼を使ったことがあれば特に迷うこともなく使える操作系。
ホワイトバランスをSETボタンに割り振れば文句なし。
ファインダーを覗けば、素晴らしくクリアな世界がソコにはある。
連写枚数も、X2さんの秒間3.5コマから比べれば、
60Dの秒間5.3コマでも十分に感じられる。
もちろん量販店で体験した、7Dの秒間8コマの感動とは別物。
間違いなくソコには越えられない壁がある
7Dと言えば、19点にも及ぶ測距点にも感動したなぁ。
でもそれ以上に重さにもビックリしたけど。
話を戻して60D。
約1000枚ほど撮影して、最大の感動はノイズ除去の上手さ。
ボクはノイズが出ることを極端に嫌うタイプなので、
X2さんではISO400以上には上げれなかったけど、
60DではISO1600でも許容範囲と感じた。
もちろんISO1600だと、暗部なんかはフツーにノイズが発生する。
でも何故か不思議とイヤらしい感じがしない。
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ISO400 |
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ISO800 |
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ISO1600 |
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ISO3200 |
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ISO6400 |
明るく手振れ補正が強力なタムロン・B005と組み合わせれば、
大抵のシチュエーションで手持ち撮影が可能。
これは感動モノです。
まー、何つーか、この組み合わせだと重さは殺人的だけど。
まるで鈍器。凶器はカメラのようなもの。
何はともあれ、獲らぬ狸で数えれば、この先6年間はご一緒することになる60Dさん。
走行写真から旅先のお供まで、存分に楽しめそう。
まずは週明けに控えたロドBAKA!、続いて来週末の第4回・大阪舞洲ジムカーナで、
イヤんなるほどシャッターを切るのです!
written 2011-12-02
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キヤノン EOS Kiss X5 キヤノン EOS 60D キヤノン EOS 7D |
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KissX2がお疲れ気味となった件。 - CANON EOS Kiss X2 - 体育会系なあの娘が親しみやすくなって帰ってきた!? - CANON EOS 60D - |
【 2011-11-26 】
+ 選定 +
X2さんの現役引退に伴い、次期カメラを探すことにする。
これまでのレンズ資産や使い勝手・慣れなどを考えると、メーカーはキヤノン一択。
となると順当に行けば、X2さんの3代後継となるX5さんに白羽の矢が当たる。
・・・はずだったんだけど。
先日、シャチョーから30Dをお借りして、走行写真の撮影を行った際、
その画像をディスプレイで見てビックリした。
まるで別物な写り。
正確に感じたことを書くならば、お日様がカンカン照りで真上にあるような、
撮影条件の良いシチュエーションならば驚きに値するほどの差は無い。
でも例えば、午前中の早い時間や、夕日が西日を差す時間、または曇天といったような、
光の量が少ない、光の向きが傾斜している、なんて場面では如実に差が出る。
元の画像が良いからphotoshopによる修正も楽チン。
KissX2を使い始めて3年ちょっと。
そろそろステップアップを考えても良いかもしれない。
+ 2桁D +
んじゃー、最新の2桁Dシリーズはどうなんやろう?となって、
早速、現行2桁Dシリーズの最新機種となる60Dについて調べてみる。
一言で言えば、Kissシリーズの高性能版。
2桁Dシリーズの最新型として、従来品である50Dと比べると、
新型なのにスペックダウンとなった機能・性能がある。
これをイヂワルな見方で見れば60Dは従来の2桁Dシリーズではない。
にも関わらず、発売当初は上位機種たる7Dと変わらない値段が付けられていたので
某巨大掲示板や某価格サイトは炎上しまくりの非難轟々。
これにより60Dは超絶不人気の一眼として産声をあげた。
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でも、その立ち位置がKissの上位機種と変わったことを考えれば納得もいく。
発売当初は10万越えだったプライスタグも、発売から1年たった現在では、
KissX5と比べて、実売価格で1万円程しか変わらなくなった。
ところがその性能差たるや、Kissシリーズのカユイトコロに手が届く内容。
プラス1万円でこれらの機能が手に入るのならば、
カワモト的には願ったり適ったり。
イイトコとワルイトコの足し算・引き算を繰り返す中で、
最後までネックとなったのは、重さと大きさ。
ボクみたいな軟弱者にしてみれば、望む機能・性能を備えているんなら
カメラなんて軽けりゃ軽いほど、小さけりゃ小さいほどエラいんです。
現役を退役されたウチのX2さんは475g、60Dの重量は675g。
その重量差、200g。たかが200g。されど200g。
量販店の展示品を持たせてもらうと、やっぱデカくて重い。
このサイズになるとカメラバッグは必須になっちゃう。
+ 重さ +
デカくて重いと何が問題になるか?
『 今日は写真を撮るぞ! 』 と鼻息を荒げているような日は、実は何の問題もない。
こんな日は必要に迫られている以上、重かろうが邪魔になろうが、気にならない。
じゃぁ問題となるのはどんな時か?
それは『 今日は写真を撮るかも? 』 くらいの意気込みしかない時。
重いカメラバッグを持ちだす気になれないってことですよ。
持ち出さなきゃカメラを所有している意味が無いし、
持ち出しても使わなきゃガックリしちゃう。
そんなボクの背中を押したのは、シャッターユニットの寿命。
一応、60Dはメーカーが10万回のレリーズテストを行っている。
だからと言って何の保証も無いけど。
Kissシリーズはテスト結果すら公表されていない。
メーカーのテスト並に耐久性があるとすれば、ボクの使用用途だと6年は持つ計算。
X2さんより2倍長持ちするんなら、少々重くても目をつぶろうという結論に到った。
written 2011-11-26
+ 記事一覧 +
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キヤノン EOS Kiss X2 キヤノン サービスセンター梅田(大阪府大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビルB1F) |
+ 突然すぎる不調 +
発端は先日のD錬53でのこと。
いつもみたく、オトモダチ達の走行写真を残そうとシャッターボタンを押すも、
何故かシャッターが切れてくれない。
シャッターボタンを半押し、オートフォーカスによりピント合焦までは問題ないんやけど、
そのままシャッターボタンを押し込んでも、シャッターが切れてくれない。
何度か押し込んでいると、思い出したかのようにシャッターが切れたりもする。
つまり正確に言えば、シャッターが切れたり切れなかったりする。
流し撮りを行う際、思ったところでシャッターを切れないのは致命的。
電池を抜いたり、レンズを外したり、ネ申様に祈ってみたりしてみたけど、
結局、この症状が改善することは無かった。
+ シャッターユニット +
デジタル一眼レフカメラが不動になるその最も多い原因は、
シャッターユニットの寿命らしい。
西梅田ダイビルにあるキヤノン・サービスセンター梅田に持ち込んで診てもらったところ、
ウチのX2さんもシャッターユニットがお疲れ気味との診断を受けた。
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総シャッター数は43000回ちょっと。
KissX2のシャッターユニットはレリーズテストの結果が公表されていないけど
これまでのKissシリーズが5万回くらいらしいので、X2もそのぐらいのはず。
もちろん1万回未満で壊れる個体もあれば、5万回以上、壊れない個体もあるようだけど、
症状から見るに、ウチのX2さんも第一線で稼動するには厳しい時期となったようだ。
ちなみにX2を修理した場合、シャッターユニットのみ交換で1万円ちょっと、
ミラーユニットまで交換するオーバーホールで2万円弱。
オーバーホールまで行えば、撮影機能的には新品状態となるらしく
総シャッター数も0に戻してくれるみたい。
でもエントリーモデルの役割を担うKissシリーズに
2万円弱の修理費ってのは少々、微妙なお値段。
2011年11月現在、最新のKissX5でもボディ価格が5万円を切り始めている。
そう考えると修理費で2万円弱ってのは現実的でない数字かも。
だからと言って完全に壊れてしまったワケじゃないので、
X2さんには別の道を歩んでもらうことにする。
+ ウチのX2さん +
キヤノンKissX2がウチに来てから3年ちょっと。
それまで使用していたカメラが望遠に特化したコンデジであったこともあり、
その速さや写りに驚愕すること多数。
『 一眼を使ってるヒトはこんな楽に撮影してんのかー! 』 と心底思った。
お値段はダブルズームキットで大手量販店で10万円くらい、
ポイントが25%分付いて実質7万円台半ばだった。
とは言え、諭吉くん10人が旅立っていくお値段である。
清水の舞台から背面ハイジャンプをかますくらいの決意で支払ったのを憶えてる。
ジブンがカメラ購入に、こんな大金を掛けるとは考えもしなかった。
以来、扱いの悪い初心者なボクにコキ使われる日々。
主人の乱雑な扱いが響いてか、3年ばかりで調子が悪くなってしまったけど、
おかげで随分、色んな写真を撮らせてもらった。
本当に感謝。
今後は第一線からは引退、自宅内用カメラとして、ゆっくり余生を送ってもらうおう。
単焦点の軽いレンズでも付けるとイイかもしんない。
X2さん、お疲れ様でした。
これからもよろしくです。
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written 2011-11-22
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