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先月のフロントキャリパOHの後、モノタロウさんで全品１０％引きが来たので勢いでリアキャリパもOHをやっとこうと思ってやったのは良いが。。。

ロドスタ特有？（この時代は結構このタイプが普通っぽい）のピストン奥のスナップリングを外すのには長いスナップリングプライヤーが必要なんですが、これもモノタロウブランドのロング穴用曲爪を購入。１２００円ぐらいなので買っても損はないと思います。（うちは親父のファミスポも同じ機構のリアブレーキなので使用しなければならないので）



で、やる事はわかってるのでまずは左のリアからやります。

パーキングブレーキのワイヤーを外してサクサクっとキャリパ本体を外してみると
まぁサビもなく全然OK！
ピストンもダストブーツより外側は少し錆がありますがピストン自体には錆はなし！



で、掃除してプッシュロッドとアジャストギアとブリーダースクリューを新品にしてミヤコのOHキットで元に戻して終了！（サイドブレーキ部分とアジャスタースピンドルのOリングも交換してます）

ここまでは良かった・・・・

ここまでは・・・

で、次に右のリアを左と同じようにキャリパ本体を外してピストンを出してみると・・・

えっ？

なんで？

なんやこれ？？？



ダストブーツの溝も錆てんこ盛り・・・

そのせいでピストンも錆びてるし・・・



でもブレーキオイルは漏れない。

なぜか。
リアパッドがほぼ新品の厚みばっかりだったのでずっとピストンが引っ込んだ状態だったのが幸いしてたみたいです。

なぜなのか・・・

バラしてみてあくまで推測でしかないですが、２つ考えられます。

１つ目は、微妙にダストブーツが溝に元々入っていなかった。自分でOHしてるとわかるのですがダストブーツが綺麗にハマってるように見えて少しだけハマっていないと言う事がありました。画像のようにブーツが少し変形してます。



２つ目は、元々の交換してもらったOH品の錆が取りきれていなかった。あるいは見た目上は、取れているが年数と共に錆が発生してきた。

おそらく、２番目の原因の方が説明つくかもです。

なぜなら、この右側だけ『NA6前期』のキャリパなんですよね。

NA6とNA8のキャリパの違いはまずサイドブレーキのバネの根本についているバネ受け？の有無。
そして、ピストン奥に入っているスナップリングの形状が異なる事。

NA6の前期にだけスナップリングのチョボ？があります。ちょっと見にくいですが矢印のとこです。



なので右側だけ年数が他とは違うって事です。

まぁ、別にNA6のキャリパ本体でも問題はないのですがなんだかなぁ・・・

モヤモヤ感というかなんというか・・・

で、これをどうするかを考えなければならないんですよね。

ピストンにはクレーターがあるのでこれは絶対交換しなければならないけど、今後のことを考えると本体の不安は大きいですよね。

はぁ。

ため息しか出ないなぁ。

ピストンだけ買うにしてもマツダ純正１１５００円。
純正キャリパ本体（ピストン付）は４５０００円ぐらい。
で、マルハ純正相当品（ピストン付）は４１０００円ぐらい。

どうするか。



はい、購入しました。

マルハの純正相当品を。

ヤフーショッピングで１０%割引や使用期限の近いポイントなどを使用してなんとか２万円代で購入する事ができました。

最初は純正品にしようと思っていたのですが、マルハさんに問い合わせをすると純正品を製造している会社で製作しているのでMADE IN JAPANという回答が来たので購入する事になりました。

で、キャリパごと交換する事となりました。

古いのは処分しました。

で、車検を通してから別にピストンの外側が錆びてるだけで問題なかったのですが、なんか気分的に嫌なので左側のピストンもマツダの純正品を購入してピストンだけ抜いて交換してしまいました！




よって、左側はOH＋新品純正ピストン、右側は純正相当マルハの新品キャリパ本体という感じになりました。

それに加えて、ガイドピンも微妙に錆が出てたのでこれも釈然としないので左右新品に交換しときました！




最後に、今年のはじめに購入していたサイドブレーキの純正カバーを装着して終わりですw



最終結論として、自分のブレーキがどうもなければ自分のブレーキをOHしてもらう方がいいと思いました。

先日、車検にて交換してもらったクラッチレリーズシリンダを自分でOHしてまた保管しておきます。

今回、交換してもらった部品は車体を譲って頂く時に一緒に新品をタダで貰ったものを倉庫にて保管してあったものです。

かれこれ約１０年以上新品のまま保管してたのでサビとかで使いもんならんかなぁって思ってたのですが思いの外シリンダ内も綺麗でサビもなく普通に新品同様で使用できる状態でした。

で、今回は車体に付いていた（約８年１８０００km前に新品にしてます）のを外してそれをOHしてまた保管しておきます。

なんで交換したかと言うと、今年に入ってジムカなどで温度が上がるとクラッチ繋ぐ時に「ミャーミャー」「ギギギギギッ」ってな音が鳴りまして、最近では１０kmほど走って温まると鳴き出していたのでこれはレリーズシリンダーだろうと思い交換しました。

結果、クラッチペダルの操作がすごく滑らかに動くのが分かります。

交換して正解！

音も鳴らなくなりましたので。

ロードスターの持病の猫クラッチってこのオイルシールの滑りが悪くて鳴ってるのでは？って思ってしまいました。

ゴムも劣化するので距離より年数かもですね。

で、今回は車体に付いていた（約８年１８０００km前に新品にしてます）のを外してそれをOHしてまた保管しておくためです。

まぁ取り立てて難しいこともないのでサクッとw

これが取り外したクラッチレリーズシリンダ。



全くブーツが破れたりとかはなしです。

で、分解して行くのですが手が汚れてて画像はありません。。。

ただ、OHしたレリーズシリンダーは振ったりトントンしたらピストンが出てくるのにこれは出てこなかったのでエアを吹き込んで抜きました。

シリンダ内はサビもなく段付きもなく綺麗の一言！！

取り外したピストンを比較してみました。

上側がミヤコ自動車のOHキット品。
下側がマツダ純正品。（アッセンブリ）



まず違いは、スプリングの長さと硬さ。

ミヤコ製の方が短く柔らかいです。
マツダ純正アッセンブリの方はスプリングが長く硬いです。

そして、アルミピストンについているオイルシール？のリップの形状が少し違います。
まぁ良いんでしょうw



で、長期保管なのでシリコングリスをシリンダ内などに塗ってストレッチラップでグルグル巻きにしてみました。

これで今度はクラッチマスタシリンダのOHになるのかな？