この前入手したタコメーター、あまりにもそっくりなので素性を確かめたくなりました。
ガマン出来ないタチですね。(笑)バラッしゃいます。
おお、まったく同じですね。
ダイキャストなフレームには内山計器ってマークがあります。(前にも見た記憶)
菅井のメーターは内山のOEMんだったのですね。
下側が今回入手した方です。
違いはミッションが3速と言うところ位です。
こちらは、回転数を検知するジャイロな部分です。コマですね。
左側のナナメっているリングがジャイロで、回転するとリングが回転軸に対して直角になろうとします。で、その力をリンクを通じて右側のギアに伝えます。ギアはダイヤルゲージと同じ様にピニオンを回し、針を動かす訳です。結構凝った作りになっとります、(油が枯れていますね)
2軸3速のトランスミッションです。
測定軸から入った回転は、減速され副軸に入り、写真右側のギアを介してジャイロに伝えられます。
注目したいところは、このギアにはバネで押さえられたフリクションダンパーが有り、変速時のショックを和らげる?メカをもっていることです。それから変速はロータリー式で、ほぼ中央のギアとギアの間に有る溝に入っているシャフトにより、ギア(左の3枚)を動かして変速しています。
ついでなので、曇った風防ガラスを磨いておきます。
ベゼルリングはボディにただハマっているだけなのでペーパーナイフでソロッとこじ開けて外しました。
ドライバー等でこじるとメッキを痛めますので、合わせ目に割を入れる様に徐々に広げて行きます。綿棒で磨くと何やら茶色のゴミが付いてきました。(カビかな?サビか?)
ガラスもそっと内側から押すと外れました。
結構分厚い風防ガラスですね。
ベゼルを少し暖め、ソロットガラスを嵌めます。クロームの上をガラスが滑る感覚で入って行きます。ガラスのエッジが痛みますので決して無理はしません。(しかし嵌め合いだけで良いのでしょうかね?水密とか)
風防ガラスを奇麗にしたのでシャキットした表情になりました。
パネルに書かれた製造番号を見て下さい。手書きで書かれています。何で書いたんでしょうかね?ロットリングかしら?
真剣勝負で書いたんでしょうね。
ブルーとクロームが美しいです。
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Dial indicator and gauges | クルマ
Posted at
2012/09/15 10:33:03