ベチョベチョベチョとグリスと戯れ、CVジョイントの知恵の輪を解きました。
ガタの無い精度で作り込んでいるのですが、組み立てあるからには分解も可能なはず。ということで・・・
結論から言いますと、グリスが有るうちにバラすほうが結果として楽かなあと思いました。中にあるボールやケージ、内輪をボールを取り出すために傾ける必要があるのですが、オイル分がないと渋りが出て大きく傾けない。
なので余分なグリスを取った程度で作業したほうが良いようです。
それからヒートガンで60℃ぐらいまで温めると動きが楽になるので良いかなあと思います。(手で持てる程度の温度)
外輪の転動溝、ほとんど摩耗は見られません。
洗い油を濾して見るとコンタミがありました。
銀色に光るチップはアルミのポンチを使ったからで、これを取り除きたかったから分解する羽目になった訳でもあります。茶色のブツブツは外輪の奥、グリスで覆われていない部分にあった錆だと思います。
分解のキモは、ケージに空いた窓です。
ボールを収める窓なのですが、2箇所大きな窓が有り、ケージや内輪を取り出すことができます。分解はほとんどハンマー(って、鉄のハンマーは御法度)を使う必要はなくケージを傾けるの最後にコツコツと優しく叩く程度、(ヒーターで温めておくと必要がない程度でした。)
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2024/02/12 08:42:42