キュルキュル〜キュルキュル〜。周辺の草むらから虫の音が・・でなく、ボンネットの中から微かな異音です。長く乗っているので原因はすぐ目処がつきましたが「あのプーリーは少し前に交換したような?」と思い調べてみると、
交換してから15万km走ってました(笑)
早速部品をオーダーし、交換です。
ファンとエアクリーナーボックスを外し、エンジン前面にアクセスできる状態にします。この時代の3シリーズのエンジンは2本のVベルトで補機類を駆動しており
Aはクランクからエアコンコンプレッサーを、
Bはウォーターポンプ、オルタネーター、パワステポンプを駆動している大事なベルトです。その動きを調整している
テンションプーリー、
テンションローラーがウィークポイントとして有名なパーツ。
2つの部品を外してみると軽々と回り、特にテンションプーリーの方はシュルシュルと音が出ます。やはりコイツが異音の原因でした。
新品のプーリーはそれなりの粘度のグリスが入っているので軽々とは回りません。
念の為、テンションプーリーの動きを調整している
テンションベルトテンショナーの動きを確認すると、可動部のワッシャーが割れて半分無くなり、ガタが出ていました。この状態ではテンションを保つダンパーとしての安定性が保てません。

偶然にも在庫があった為、併せて交換です。
交換後は異音は消え、アイドリング時のエンジン音は雑味なく静粛性も向上。精神的にもスッキリ!
今回のパーツは15万k mで初回交換、30万k mの現在2回目の交換となりました。長く乗っているメリットはパーツ消耗の仮説をたてられるところで、一度過去データーを整理して今後の準備(特に在庫薄パーツ)をしてみようと思います・・
Posted at 2023/12/16 17:57:20 | |
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