太田哲也のブログ一覧

太田哲也から学び、乗りこなす！SUBARU DRIVING ACADEMY with injured ZEROプロジェクト
ツインリンクもてぎサーキットで開催しました

教習車はもちろんスバル、
運転も楽しかった

スバルが初めてドライビングアカデミーを開校することとなり、私が校長を務めて11月28日ツインリンク茂木サーキットで第一回大会を開催することとなった。

スバルと私の共通点と言えば、1.生まれが群馬　2.スバルの本社は群馬県太田市、私の名前は太田であること。。。（無理やり感あり？）
いやいやそれ以外にも、安全運転を志向していること、クルマは単なる移動の道具ではなく愉しさが大事と考えていることなどなど。
だからサーキットの1秒を削るテクニックではなく、運転の基本理論を学ぶことでうまくなって交通安全に寄与することが一番の目的だ。初心者の人でも楽しく学べるアカデミーとしていきたい。
スバルオーナーとの出会いが楽しみだ。

本国のアストンマーチンのドライビングインストラクター30人を束ねるチーフインストラクターのレス　ゴブルさんからアストン流のレッスンノウハウを教えていただく機会があり、丸二日間一緒に過ごした。とくに二日目は通訳なしで、イギリス人のふたりを乗せて俺がアストンマーチン・ラピードを運転して東京-栃木間でいろいろとコースを見せて回る仕事をした。レースを引退してから英語を話す機会もなく実際に十数年以上使ってなかったしすっかり忘れている。でも約10時間も一緒に車内にいたら会話しないわけにはいかないよね。灰色の脳細胞をフル活用だ。

最後の方は彼らがていねいに単語の意味を教えてくれたこともあり、ドライビングレッスンのプログラムについてもUKと日本の違いを踏まえたカリキュラム作りについて深いところまで話すことができてよかった。偉い人なので最初はとっつきにくく感じたが、うちとけるとフレンドリーで、そしてすごく仕事熱心だった。

俺は近年まれに見る勢いで頭を使ったものだから（高校や大学受験時以来かも）、彼らと別れた後、（昔、甘すぎると思って以来飲むことがなかった）ゴディバのチョコレートドリンクが無性に飲みたくなって一気に飲み干した。脳を使うと糖を消費するのだろうか。もっと甘いものを取れば物忘れがくいとめられるのか。

東京モーターショーのプレスデーに、ＮＣＧ（NEXT CAR GENERATION）大学生プロジェクトのメンバーとうちの会社に来ているインターン生らを連れて行ってきた。数年前はエコカーばかりだったけど、今回はスポーツカーやスポーツモデルなど、走りをアピールした車が多く、楽しい。そしてうれしい気持ち。
大学生たちと俺とで共通して興味を持った車は、
①マツダのロータリーのコンセプトカー、デザインが個性的で、ターンテーブルで回ると、ボディ曲面の反射光が艶めかしく動めいて素晴らしい光景だった。「もし出してもらえるなら、いくらでも絶対買う！」。

②ルノートゥインゴはRRモデル、若者「エンジンが後ろにあるのは憧れです。ポルシェと同じって事ですもんね」。俺「エンジンカバーをフェラーリみたくガラス張りにしたらいいよな～、作ろうか」。広報マンに聞いたらFIAT500よりも安く出す予定だそうだ。それなら若者にも買えそう。「是非学割を！」と頼んでおいた。全年齢の保険料が高いのだ。
③アルトワークスは若者には最適だ。「よくぞ出してくれたという感じ、おまえらのためのクルマだろっ」「ＭＴには魅かれますね～、せっかく取ったＭＴ免許だから」。「ガンメタに黒のホイール、シブい、カッコいい」。S660は若者には響かない、こういうのがいいんだよ。若者たちはもちろん、俺でさえまじで欲しいと思ったよ。
どうしても自動車評論家としてよりも、あのクルマが出るなら欲しいなと、愛好者の目で見てしまう。

【事務局スタッフより】

11月28日（土）ツインリンクもてぎにて、
スバルオーナーを対象としたドライビングレッスン開催が決まりました。

お申込み期間が短いので、ぜひお早めにお申込みお願いいたします。