普段、ビアレッティでエスプレッソ、ムッカエキスプレスでカプチーノ、ドリップでコーヒーを楽しんでいます。
豆も、行きつけの豆屋さんで、エスプレッソ用の深入り「マンデリントバコ」を常備しつつ
ドリップ用に中炒りから浅炒りの豆を購入して、3.4種類の味を楽しんでいます。
そう言う我が家の事を知っている方に、これを頂きました。
コピルアック
映画「かもめ食堂」でも取り上げられた幻のコーヒー
コーヒーチェリーをジャコウネコがえさとして食べ、その排泄物から取り出した豆を洗浄した物をコピルアックと呼びます。
ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵によってコーヒーに独特の香味が加わります。
豆の状態なら100g1万円
お店でコーヒーとして飲むと、1杯5000円以上すると言う代物!!!
早速豆を拝見
左が私がいつも飲んでいる「マンデリントバコ」、右が「コピルアック」です。
いつも深入りで頼んでいる「マンデリントバコ」ですので、それに比べれば「コピルアック」は浅炒りなのが解ります。
が、、、、、、、
豆を見ると浅いのも深いのも有り、余り焙煎が上手とは言えない様です。
ちょっと嫌な予感が、、、、、、、
豆を詳しく見てみると、未成熟な物や爆ぜてしまっている物、豆のカス等、とても100g1万円もする豆とは思えませんでした。
本当にそんなに高い豆なら、しっかり選別されて、焙煎にも十分注意を払われてしかるべきでしょう。
実際に入れて飲んでみました。
今回は無漂白のろ紙でドリップしてみました。
味は、、、、、、、、
全体的に浅炒りなので酸味が強く、所処深入りも入っていたせいか苦味も強い。
香りはそれ程強くなく、正直美味しいと思えませんでした。
本物なら、後味に若干の香水香がする程だと言うのですが、、、、、、、、
製造年月日(NSX)を見ると2017年8月4日
消費期限(HSD)は2019年2月4日
コーヒー豆は焙煎するとガスを放出して、3日位で急速に風味や香りが立ってきます。
ですので、自分で焙煎して直ぐに飲むのは風味も香りも余り出ていないのです。
焙煎してから1週間程で香りがピークに達し、3週間で苦味や味がピークに達するといわれています。
それ以降は、、、、、、、、、
酸化が始まり不味くなってしまいます。
この「コピルアック」は焙煎されてから半年以上過ぎているので、正直酸化してしまっているでしょう。
ドリッパーでコーヒーを入れる時、お湯を注いで蒸らすのですが、この豆はその時膨らみませんでした。
コーヒー豆をドリップした時、豆が膨らまないのは腕では有りません。
ガスが抜けてしまって酸化してしまった豆は、お湯を注いでも含まらないのです。
凄く興味深々で頂いてワクワクしていた「コピルアック」
どうやらこれは本物では無く、焙煎も下手で美味しく頂ける時期を過ぎて酸化した豆だった様です。
ネットを見ると、偽物が沢山流通していると言う事で残念な豆でしたが、これを僕買って来てくれた方の気持ちは本物ですし、凄く嬉しかったのは変りません。
この歳になると、強い興味や欲求を持たなくなりますが、機会があれば、本物のコピルアックを飲んで見たい!!
そんな興味を強く持たせて頂けて、それだけでも感謝です。
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うまうま | 日記
Posted at
2018/02/26 16:46:00