DS3は未だに妻のお気に入り。
レンジに乗ってもポルシェに乗っても、やはりDS3を街で見かけるとトキメクらしい、、、、、、
そう言う訳で、シトロエンやDSから新しい車が出ると見ずにはいられない、、、、
C5 AIRCROSS が出た時にディラーに見に行ったけど、その時は早すぎて試乗車が用意されて居なかったので、数ヵ月後、試乗しに行ってみました。
2014年に限定でC4カクタスが出て以来、シトロエンはこの手の丸いSUVテイストがデザインコンセプトになっている。
2016年に凄くポップなC3、2017年にC3をSUVテイストにリメイクしたC3エアクロス、そして2018年に発表されたポップさとGショックの様な堅牢さを兼ね備えたC5エアクロス
DSブランドが立ち上がった頃はDS3.4.5とWシェブロンをまとっていたけど、今ではシトロエンとDSはデザインが明確に分かれ、シトロエンはポップ、DSはハイブランドへと昇華した。
C5エアクロスは全長4.5m、幅1.85mと大きくも小さくも無いちょうど良いサイズ。
エンジンはディーゼルしか無く、その時点で買う気が失せる。
グレードはシャイン432万円とナッパーレザーパッケージの469万円の2種類。
サンルーフとレーザーシート、シートヒーター等でプラス37万円
最新技術はほぼフル装備でついていて、特にアクティブクルーズコントロールは自然で秀逸。
また、制限速度を自動で読み取りスピードをリミットする機能や、コーヒーブレイクを促す機能等、かゆくない所にまで手が届く親切ぶり。
この車で一番気になっていたのがプログレッシブ・ハイドローリック・クッション。
路面変化や荷重移動による入力を吸収するショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組み込むことで、従来のシステムでは吸収しきれなかったショックを抑制しフラットライドを実現、想像を超えたしなやかで滑らかな乗り心地はだと言うのでそれを体感しに来たのですが、、、、、
走り始めてサスが柔らかい
ブレーキを踏むとつんのめり、アクセルを深く踏むと空を見上げる。
実際はそこまでは動いていないのでしょうが、近年まれに見る柔らかな足です。
30年前の420セドリックもフワフワで、路面の凹凸を全て包み込む様なこんな足だった記憶があるけど、1つだけ決定的に違う点が
それは、前後にはフワフワと揺られるのですが、左右には揺られない。
これが不思議な感覚で、昔乗っていたセドリックは、交差点を曲がろうとすると、遠心力で、内側のサスが伸びきり、外側のサスが盛大に縮み、姿勢を崩し不安定になったのですが、c5エアクロスはカーブや交差点では結構しっかりとしていて、前後にしか揺れないのです。
これが魔法の絨毯なのか?????
ただ、最近ずっと硬い足の車に乗っていてそれに慣れてしまっているので、このフワフワ感は違和感でしか有りませんでした、、、、、、、
内装はデザイン的には何処か洒落ていながらサッパリしていて凄く好きですが、その洒落たインテリアに響いて来るディーゼル音、、、、、、、
走り出せば気にならないけど、エンジンを掛けたまま外に出ると、ポップなC5エアクロスから発せられるガラガラと言うエンジン音
燃費なんて気にするなら400万円を超える車になんて乗らないほうが良い。
BMWのディーゼルも車から降りると恥しい程のディーゼルエンジンの音で、Xシリーズが貨物トラックに見えてくる。
外観とインテリア、先進的なテクノロジーは好きだけど、肝心な乗り心地とエンジンフィールは好きになれそうにありませんでした。
続いてプジョーにも試乗させてもらいました。
イヴォークからマカンと、SUVを2台乗ってきて、正直SUVはもう飽きてきて、次はステーションワゴンが気になっているんです。
この508SWは凄く伸びやかで格好が良い。
エンジンは1.6Lの180馬力のガソリンエンジンに8速AT
サイズは長さ4.8m弱とやはり長いけど、ステーションワゴンだから仕方が無い。
価格は508 SW Allureが450万円、508 SW GT Lineが493万円と、40万円程の装備の大きな違いは電動テールゲートとパワーシート、FOCALサウンドシステム
ボンネットが低く、幅広に見えるデザインで、細部に細かな凹凸が設けられていて、決して未来夢物語に出てくる宇宙船では無い、現世の宇宙船感と言うかメカ感が好印象。
日本車も良くガンダムチックと言われるけど、最近のプジョーはどちらかと言えばそう言う意匠なんだけど、、、、、、
ガンダムチックに感じられないのは、フランス特有の品と言うかエスプリを持って物つくりをしているからだろうか????
内装、特にハンドルはまるでゴーカートの様に小さくて異型。
エアコンのスイッチ等も宇宙船チックで正直男心をくすぐるデザイン。
走り出すと普通、、、、、、、、、、、、、、、
ただ、この時しまった!と思ったのが、最初に足がフワフワで違和感全開のc5クロスバックに乗ってしまったせいで、この508が普通、ただただ普通に感じてしまった事、、、、、、
エンジンも普通の1.6Lのガソリンエンジンが頑張っている感じだし、、、、、
プジョーの足は猫足と言われていたのも過去の話で、今では極々普通に扱いやすいハンドリングと足回り。
ただ、普通って事がいかに重要で大切なのかと言う事は、以前代車で乗ったゴルフで見にしみて感じたので、この508は凄く良い車なんだと言う事は解った。
ただ、1点だけどうしても許せない事が、、、、
試乗車にはオプションのマッサージ機能がついていたんですが、これがどうして背中の曲面と合わず、常に後ろから押されている様な感じで、運転中落ち着かなかった、、、、、、、
先進機能は非常に良く出来ていて、全体のバランスが良くフォーマルにも、カジュアルにも、どんなシュチエーションにも使える1台だと思いました。
実は今一番気になっている車はシトロエンのベルランゴ
ヨーロッパではカングーの対抗馬で、カングーより少し大きくて、アクティブに遊ぶ道具として考えられているのが魅力的
価格も320万円と安くてよいのですが、デビューエディションは1.5Lのディーゼル、、、、、、、
あのスタイルであえれば、ディーゼルでも目をつぶるかな、、、、、、、
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