
コーヒーにはまったのはいつだっただろう??
同じ豆でも入れ方によって全く違う味わいが楽しめるコーヒー
豆はいつもマイルドカルディを購入
その豆で色んな事を試して、5年程で自分好みの味にする事が出来る様になって来ました。
こうなってくると、今度は他の豆でも試してみたい。
他の豆で試すなら、焙煎から自分でやってみたいと思うのは自然の流れ。
と言う事で、とうとう手を出してしまいました。
豆はエチオピアのイルガチェフ、チェルベサ村のG1ナチュラル
これをSOUYIのSY-121Nと言う焙煎機で焙煎しました。
水分を飛ばす為に始めの1分半は火力は8、風量は1で
その後火力を7にして風量は2にして11分。その後冷却に8分。
焙煎が終わると豆のカラ(チャフ)が上に溜まる仕組みで外に飛び出ないので助かります。
左が今回焙煎した豆でハイローストを目指しました。
良い豆なので、豆本来持っている色んな情報を生かしたいと思ったので少し軽めにローストしました。
100g生豆が焙煎すると87gになります。
熱を加えることで豆が膨らんでチャフが取れるのと水分が抜けるので焙煎した豆は軽くなります。
本来焙煎したては焦げ臭かったり味が馴染んでいなので3日後位からが飲み頃になりますが、今回はフレッシュで豆の色んな情報をダイレクトに感じたかったのですぐに挽いて飲みます。
ミルはコマンダンテ
34クリックで多少荒めに挽きました。
粒が凄く揃っていて微粉がほとんど無い凄く良い挽き
流石信頼のコマンダンテちゃん。
今回は摘出スピードが若干速めでコントロールが容易なコーノ式のドリッパーで摘出しました。
スペシャリティならフレンチプレスで飲みたいところですが、今回は焙煎したばかりで味や風味の情報量が多くまとまりが無さそうだったのである程度情報を抑えてくれるドリップ式で
100gの豆に対してお湯は120cc
湯温はちょっと低めの84度。色んな味や風味の情報を出しつつ、嫌味が出ない摘出スピードを心がけます。
まだ焙煎して間もないから凄い勢いでガスが放出されます。
蒸らした後、その放出された穴にお湯が入り込み、豆が凄い勢いで膨らんだ後、徐々に味が摘出されます。
肝心なコーヒーの味は、、、、、、、、、
浅い、、、、、、、、、、、、、、、、、
口に含んだ瞬間、果実の様な風味がして、その後爽やか系の香辛料の香り。
苦味より酸味が下の奥から先端に広がって、最後に甘みがやってくる。
正直、5年間、ずっとマイルドカルディを飲み続けていたので、この情報量の多さに戸惑ってしまいました。
コーヒー飲みたいな~と思うときは、ホッと一息つきたいとき。
でもこのコーヒーは色んな味がしすぎていてコーヒーと真摯に向き合わされるのでホッとできない。
前に猿田彦珈琲を飲んだ時の様な戸惑い、、、、、、
はっきり言うと好きな味では有りませんでした。
3日後、味も落ち着いてきたのを見計らって、今度はフレンチプレスでいれて飲んでみました。
フレンチプレスは、紅茶の様に豆をガラスの容器にいれ、上から金属の網で沈めて入れる方法で、ドリップだと紙に吸着される微粉や豆の持つ脂等がそのまま摘出されるので、悪い豆だと豆の持っている悪い部分も一緒に摘出されてしまうのです。
今回焙煎した豆はイルガチェフのG1ナチュラル
豆としては非常に良い豆なのでフレンチプレスで入れても大丈夫。
味は、、、、、、、
ドリップの時と比べ全体的にまとまりのあるスッキリとしたコーヒーになりました。
苦味は全く無く、乾燥した穀物の様な香り。
果実臭はフレッシュさを抑え、酸味も抑えられてその代わりにコクが大きく増していろんな情報を含みながら角の丸いコーヒーに。
入れ方、焙煎からの時間、それが違うだけで、豆も粒度も変わらないのに劇的な変化。
これなら好きではないですが美味しいと思うコーヒーでした。
焙煎機を手にいれて、これからはロースト方法を色々試してみようと思います。
これで完全に沼ったな~
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うまうま | 日記
Posted at
2024/01/27 22:42:10