
GS グランドセイコーは日本の技術者の魂が宿った特別な時計
僕が今の仕事をし始めた時、技術屋の鏡、魂を忘れない様にと購入した時計
それが4520-8000 CAPGOLD
4年に一度、グランドセイコーにメンテナンスを出しているのですが、、、、、、
先日、東京出張の際、強くゼンマイを締めすぎて切れてしまったのか、竜頭でゼンマイが巻けなくなってしまったんです。
出張から家に帰る途中、東京の大丸に有るグランドセイコーに寄って修理を頼もうと思って寄ったのですが、、、、
「うちの店で購入した時計でないと修理は受け付けません。」
「他店で購入した物なら、修理屋が有りますのでそちらへどうぞ
と、、、、残念な対応を受けショックを受けました。
東京大丸のブランド時計店が並ぶ一角。
ここはブランドを売っているのではなく、ただ単に高額な時計を販売している販売店なんだと落胆しました。
家に帰り、グランドセイコーのウェブページから修理を依頼しようとすると、僕の時計の品番がすでに無くて依頼をする事が出来ず、電話で問い合わせするしか無い状態でした。
確か5~8年程前に、グランドセイコーはセイコーから別れ体制が変わった様で、前々回のメンテの際は何としてでもメンテナンスさせて頂きますと言う対応から、古いから出来ないかもしれないと言う、古いGSを切り捨てる様な塩対応になった様に感じます。
私の4520-8000は僕と同じ生まれ年1967~8年製。
流石に58年前の時計なので補修部品は無いでしょうが、復刻版が出ているので部品は流用出来るはずですが、、、、、
数日後、メールが届き、とりあえず送って修理見積をしてもらう事になりました。
10日程して、2種類のコンプリートサービスを提案して頂きました。
1、内装修理、ライトポリッシュ、文字盤再生
この文字盤再生は、文字盤が若干塗装が浮いているので、ポリッシュして塗り直し、文字を印字し直すと言うもの。
ただ、文字盤に印字しなおすと、若干字体が変わってしまい、細かな品番等は印字が無くなると言う事でした。
価格は12万円
2、内装修理、ライトポリッシュ
文字盤の再生はせず、内装修理とライトポリッシュのみ
価格は9万円
文字盤を再塗装して新たに印字してしまうと、もう僕の4520-8000はオリジナルと言えるのかと言う思いが有って今回は文字盤塗装は見送りました。
修理依頼をした際、以前修理した修理番号を伝えると明らかにメールの対応が変わりました。
凡そ4年に1度、グランドセイコーに定期的にメンテナンス出しているので、その履歴は全て残っていた様で、メールにも、
「技術屋として一緒に戦場で戦いたいから絶対直して欲しい」
と書いたその思いも伝わった様で
「大切に想って頂きありがとうございます。責任をもってメンテナンスさせて頂きます。」
と言う内容に変わりました。
4年に1度、毎回8万は掛かるので、、、、、、
で、先日、1か月ぶりに戦友が戻って来ました。
グランドセイコーの紙袋初めて見ました。
これと修理明細書や完了報告書。
グランドセイコーの腕時計の種類やメンテナンス方法、取り扱いが載っている冊子。
これは体制が変わった前回から付くようになった様です。
修理完了報告書。
修理明細書
88880円に佐川急便の代引き手数料
毎回そんな金額なのですが、これが4年に1度、5回10回と、、、、、、
もう新品の高級時計が買える金額になっているのですが、、、、
僕と同じ年に僕が生まれた亀戸で産声を上げた当時最高峰の技術が注ぎ込まれたハイビート10振動モデルの最高峰モデル。
ここまで長く一緒にいると、代えがたいものなのです。
時計を見て驚きました。
ライトポリッシュでここまで仕上げてくれたのか~。。。。。。。
ぼんやりとしたゴールドだったのが、パリっとして、新たな気持ちで仕事に向かえます。
現存している4520-8000の中で、一番パリっとして美しい個体なんじゃないかと惚れ惚れ
また惚れ直してしまいました。
これでまた4年、一緒に戦う事が出来ます。
Posted at 2025/08/27 22:14:31 | |
トラックバック(0) |
よもやま | 日記