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仕事で北海道へ行くのは大体6月末～7月
一番良い季節と言っても良い程、富良野に入ればラベンダーの香りがして、北海道中花が咲いていて、本当に仕事だと言う事を忘れてしまう程。

実際、仕事が終わると１日長めに滞在してプライベートで春の北海道を毎回満喫するのですが、、、、

今年は初冬の北海道。
しかも仕事が過酷、、、、、、、、、

今回は心して掛からないとと思っていた矢先、フェリーから過酷な状況でした。



今回、仕事で使う機器が多くて、送る訳には行かず敦賀からフェリーに乗って苫小牧へ行くルートだったのですが、なんと自衛隊の輸送部隊と相乗り。

100輌を超える自衛隊の車両と200人を超える自衛官。
一方一般車両は20台程。



自衛隊車両が乗り込んだ後、一般車両だったので、乗船は30分遅れ
ロビーに行くと、着替えてはいるけど、筋骨隆々の若さムンムンの男が溢れかえり、タバコルームへ引っ切り無しに出入りするのでロビーに居ると目が痛くなる程のタバコの匂い。

いつもお盆に乗るのでこんな匂いと雰囲気は初めて。



悪くは言いたく無いけど、これは異常事態
状況を見て個室に変更して良かった、、、、、、、、

この時期の海上は凄く荒れる様で、25ｍの風が吹いていて、船はずっと大きく揺れていました。
人生で、船酔いは全くした事は無かったのですが、もう立つことが出来ず、ずっと横になって気持ち悪さと戦っていました。

自衛隊員の朝食は一般の人と違う様で、朝早くから３交代
その後、一般客の食事の時間みたいですが、食欲無し



20時過ぎ、何とか苫小牧に着いていよいよ下船。
今度は一般車両が先に降ります。
なんと１番で下船。
ゲートの前で待機。
こんな光景なかなか見る事は出来ません。



下船して、まずは定番セコマに寄ってガラナとおにぎりを購入。
遅い夜ご飯を食べながら上士幌に向けてgo



途中、占冠辺りで吹雪、、、、、、、、、、、、
スタッドレスは履いているけど、正直、この日程ＦＲのハイエースは雪に弱いと感じた事は有りません。
路面は黒光りした凍結路。
制限速度は50キロなのですが、トラックが80キロ以上でバンバン走る中、ソロソロと走っていたのですが、下り坂でエンジンブレーキを掛けて下っていると降臨がズルズル滑っているのを感じ、エンジンブレーキを掛けて減速するのは止めてブレーキで減速。

上り坂ではアクセルを少し踏んだだけで後輪がズルズル滑ってドリフト状態。
走馬灯を久々に見ましたわ～。
事故したら明日からの仕事出来ない！
１億円近い計測機器が壊れたら終わりだ！！
ロードサービス呼ぶのは良いけど、寒い！！！

なんてグルグル頭の中に色々な思いがよぎり、何とか一時は横を向いた車を立て直し、トンネル手前の路肩に車を寄せて、後続の車を先に行かせて再スタート。

今度は50キロ程でソロソロと、、、、、
無事に目的地の道の駅に着くことが出来てホッとしました。



計測のフィールドは大雪山の麓。
地図に無い道をどんどん入った奥の奥。
北海道でダムを見たり意識する事は少ないと思いますが、そう言う一般人立ち入り禁止の地図に無い場所に沢山有るんです。

当然、FRのハイエース、20センチ以上積もった新雪なんて走る訳無く、警護のハンターさんの軽トラに荷物を積みかえて更に奥へ。



今回4日間、雑誌で特集された様な有名なハンターさんが警護で一緒に居てくれるので少しは安心です。
この時期の熊が一番危ないそうで、特に大雪山の辺りは沢山生息しているとか、、、、



実際、仕事をする場所は熊の通り道になっているそうで、長さ40センチ、幅20センチを超える熊の足跡が、、、、

夜、雪が降っていて、朝もチラチラしていたので、数時間前の足跡だとか、、、、
そう話しているハンターさんの目つきが変わったのが凄く印象的でした。



4日間、順調とも言えず、雪や風で10か所ある計測場所を転々として、条件の良い場所を探しながら、、、、



ハンターさんに弾丸を見せて貰いました。
なんと自分で作るのだそうで、弾の先端が樹脂になっていると言うのは初めて知りました。



もう13年、毎年北海道へは来ていますが、動物を見る事も年々減っている様な気がします。
と言うか、周囲をキョロキョロしなくなったからかな～？？
ただ、この時期は動物が沢山居る様に感じました。

鹿の体も角も大きく、１日何度も見かけました。



銀河ホール21と言う足寄の道の駅の近くに宿をとっていたのですが、夜、ご飯を食べようと店に向かう途中にキタキツネが



街中をウロチョロしていました。
夏にはやせ細ってみすぼらしい感じですが、この時期の狐は毛がフカフカで恰好良い～～～～～
これぞ、僕が見たかったキタキツネ。



仕事も何とか終わって帰り道。
苫小牧のフェリー乗り場に行く途中、畑の中の道を走っていると、鹿、しか、シカ
もう100ｍ走ると鹿家族が、、、、、
苫小牧にこんなに鹿が沢山居るのかとびっくりしました。

やっぱり北海道は冬より春が良いな～。

妻にいつも言われることがあります。
「土産の買い方が病気」

若い頃は、出張先で色んな土産を買って帰る僕に
「そんなに色々買って来てくれなくても良いのに～」

と言っていた妻も、僕と一緒に旅に行って、その土産の買い方を見て
「もう土産の買い方が異常、店でちゃんと見て買ってる？？」

と言われています。
興味のあるもの、そこでしか買えない物、もう２度と出会えないかもしれないと思うと何でも買って食べてみたいと思うんですよね～。



お気に入りの佐藤水産と幸せチーズ工房、黒松内の乳製品、山わさびは欠かせません。



小樽のスーパーで見つけたラッキーピエロのカレーや友達にあげるレトルトカレー



いつものごとく沢山買い込みました。
10月一杯は北海道旨いもん祭り開催だな～

これも旅の楽しみの１つ

小樽の朝～～～～～～～
7時に宿を出発して、真っ先にやってきたのは朝市


鱗友朝市
ここで海鮮丼を食べるのが今日最初のミッション。
到着した頃には、既に店内は一杯で、並んでいる人も10人程、、、、、、
普段なら、並んで食べるなんて考えられないんだけど、この日は早朝で他何処へ行っても店はやっていないので、静かに並ぶ事に、、、、、
7時半に並んで、着丼したのは8時半
１時間も並んだなんて、大人になったもんだ～


食べたのはホタテイクラ丼。2000円
そりゃ1時間も待って食べれば美味しいですよ。
前日、ホテルの朝食でもホタテとイクラが食べ放題だったけど、その時と正直味は同じ。
でも、やっぱり１時間並んだと言うスパイスの効果は凄い！！

満腹になって次に訪れたのはここ！


ニッカウヰスキー余市蒸留所
でも、工場内には予約が無いと見学すら出来ない様になっていて、裏口の駐車場へ回って売店でお酒を購入してきました。

開店5分前には30人程並んでいて、なんでこんなに並んでいるんだろう？？
と思っていると、開店と同時に我先に店内に皆なだれ込んで行って。
僕も訳も解らずその波の中
人がたかっている所に行って見ると、皆さんある酒を買い求めていたので、何となく僕も購入。



この鶴と言うウイスキーが30本程でこの日の販売数終了だったらしく、あっと言う間に売り切れていました。



その他にもすう本購入して次の目的地へ



久々に来た余市宇宙記念館。
入場料が掛かりますが、折角なので入館。
２回目だけど、、、、、、、、、、、、、
なんか体験型の展示が壊れているものが多い様な、、、、、

そろそろ新千歳空港へ向かいます。

途中、アウトレットへ寄ってウインドウショッピングして、お昼ご飯



やっぱりスタンダードなスープカレーは外せませんね～。
北海道のスープカレーは安くて美味しい

その後レンタカーを返して新千歳空港で２時間程、またショッピングして晩御飯。



到着したときの朝ごはんは一幻を頂いたので、最後の晩御飯は別の店で
スタンダードな味噌ラーメンにとうきびとチーズてんこ盛りのザ・北海道

土産もお腹もはち切れそうな3泊４日。

今年も思いがけず北海道へ来れて良かった。

暫く我が家は北海道旨いもの祭り開催です。

富良野のホテルでタップリ北海道のグルメを満喫して、向かったのはここ



北の国からのセット

は、横目に通り過ぎ、目的地はここ



「ふらのジャム園」
ホテルの朝食で出ていたジャムがおいしくて、近くで売っていると言う事だったのでお土産に購入するために伺いました。



店内は沢山のジャムの瓶の山！！！
同じ物が沢山置いてあるので、こんなに種類がある訳では有りませんが、なかなか他では見る事が無いジャムが沢山ありました。

ここで購入したのは、スイカ100％まじりっけ無しで煮詰めただけのジャム
店内のジャムの中で一番糖度が高くてビックリ
それと、ハスカップのジャムを購入しました。



隣にはアンパンマンショップが有りましたのでちょっと覗いてみました。
アンパンマンの原画などを展示してあるミュージアムがあると言う事だったのですが、そこは既に無くて残念。

このアンパンマンショップを奥に進むと展望台があるらしくて行ってみると、、、、



一面のひまわり！！
北海道は秋の気配を感じる9月も半ばだと言うのに、こんなに一面の花が見られるとは思っていなかったので嬉しかった～。

と言う事は



その足で向かったのはファーム富田

ラベンダーは流石に有りませんでしたが、ここも花がいっぱい
毎年ここでラベンダーのルームフレグランスを購入するので詰め替え用を購入しました。
いつもキャンピングカーに積んでいて、寝る前にシュッと一吹きするんです。
ここのは本物のラベンダーなので良い香りなんですよね～。

この後、下道で約4時間走って向かった先は小樽。

いつも小樽ではスイーツと海鮮三昧だったので、１人でしっぽり見て回りたかったんですよね～。
小樽と言えばゴールデンカムイの舞台。



古い建物が沢山点在していて、そんな建物を見て回りながら昔をしのぶのもまた楽しい。
博物館にも行って小樽の歴史も見てきました。
昔はニシンが唸るほど取れて巨大な富を生み出したそうで、それを日本各地に運んでいたそうで、明治自体、ニシンの出荷先第１位が四日市だとか、、、、

なぜ四日市？？？？

小樽に来たらやっぱりここも寄らなければ



ルタオ～～～～～～～～～
もちろんお土産も沢山購入してたので、仕事の荷物と一緒に一足早く家に送りました。

夜、運河でイベントが催されていると言うのでホテルにチェックインして、また繰り出しました。



なんのイベントだか良く解りませんでしたが、屋台が沢山出ていました。



旅先で思いがけずこう言うイベントをやっていると特した気分になりますね～。



明日は早朝から朝市で海鮮！！

富良野で宿を取ったのは色々観光をする場所があるから。
とりあえず、チェックインして無料の振る舞いを散々頂いた後、訪れたのは、前々から気になっていたカレー店



その名も唯我独尊。
毎回毎回混んでいて入る事が出来なかったお店でしたが、今回はちょっと早めにうかがったのでスムーズに店内に案内してもらいました。



とは言っても、１階は既にいっぱい、２階も混雑していたので２階のテラス席へ。
注文したのは勿論、独尊スペシャル



オムツカレーにゴロゴロステーキ、手作りウインナー、自家製ベーコン
サラダとてんこ盛り盛

ホテルで散々食べたのに、こんなに食べられるかな～？？？？
とは思いましたが、もう来れないかもしれないと思うと、無理をしても食べておきたい！！

旅に行くとそう思って食べ過ぎてしまうんですよね～。

このお店はカレーのルーは始めは少ない
ルーのおかわりをするのが前提で、ご飯が残っている限りルーのお変わりは無料。
ただ、皿をカウンターに持って行って
「ルー、ルルル、ルー」
と言うと言う辱めを受けるシステム。

勿論言いましたとも
「すみません～。ルー、ルルル、ルーで」
と、、、、、、、

すっかりお腹がいっぱいになって、次に向かったのはニングルテラス



ここは脚本家倉本聰氏の舞台「ニングル」に登場する北海道の森に住む身長15cmくらいの「森の知恵者」の住む森をイメージしたクラフトショップが点在するエリア



色々な小物が売っていて、バーやカフェもあり、ライトアップされた森の中を歩いているだけで楽しくなる場所。



こんな夜にウロウロする事が出来るのも、富良野に宿を取っているからこそです。

明日も観光三昧～～～～