我が家のイヴォークにリコールが、、、、、、、、
2013年~2015年の約2年間1945台のイヴォークとディスカバリースポーツ
ジャガーランドローバー三重に電話すると、
「いつでもお持ち下さい。30分程で完了しますので」
と言う事だったけど、整備セクションはそれ程暇だと言う事か、はたまたコレもオーナーファーストの精神か、、、、、、、
47都道府県に1箇所づつディーラーが有り、各々均等にオーナーが居るとすると、各県に該当する車は41台
三重は松阪と四日市の2ヶ所あるから1箇所では約20台販売した事になる、、、、、、、、、、、
しかも、イヴォークとディスカバリースポーツを合わせて1945台、半々で売れていたとすると、イヴォークは三重県で年間たった10台しか売れていないと言う事になる。
売れ筋のイヴォークでこの台数、、、、、、、、
これで良くディーラーの経営が成り立っていると思うと不思議に思える。
以前、
ジャガーレンジ四日市で、フールレールを酷い取り付け方をされて以来、
2度と四日市には任せられないと、車検も整備も松阪まで車を持って行っているんだけど、流石に雨の日は渋滞も酷く、片道1時間半を面倒だな~と思った。
ただ、松阪でないと見られない物が有るので、今回は楽しみにしていました。
ジャガー XFスポーツブレイク
なかなか見る事が出来ないXFスポーツブレイク
リコール対策をしてもらう間に、試乗車が有ると言うので、今回は「E-PACE」「ヴェラール」「FXスポーツブレイク」の試乗をさせて頂く事にしました。
まずE-PACEから
まず凄く小さく見える。
イヴォークに比べ幅は同じでも、全長は5センチ長いはずだけど凄く丸く小さく見える。
乗った感じは、高さはイヴォークより2センチしか高く無いはずなのに、結構腰が高い感じがします。
フロントマスクが垂直に立ち上がり、ボンネットが盛り上がっているので、ボリューム感が有り、よくも悪くも押し出しが強い感じ。
エンジンはイヴォークとほぼ同じで10馬力多い249馬力。
加速はイヴォークほど、シートに押し付けられる感じは無く、全体に動きが過敏で、悪く言うとせせこましい。
キビキビ感を出しているのでしょうが、何処と無くバタバタと落ち着きが無い感じでした。
ただ、ランドローバーやジャガーで標準になっているエンジンを掛けるとせり上がってくる「ドライブセレクター」
丸いノブを回してドライブやバックに入れ、シフトチェンジはパドルシフトで行うのだけど、このE-PACEは従来から有るガングリップ。
これが凄く良い感じで、イヴォークの様に、エンジンブレーキを掛ける為のシフトダウンが全く使い物にならないと言うガラクタではなかった。
9速オートマと多段ギアにも関わらず、ガングリップを前に倒して、1段ずつシフトダウンすると、どのギアでもエンジンブレーキがしっかり掛かり、何処からでも安心してシフトダウンが出来るのは嬉しい。
イヴォークは、5速から9速までが凄くクロスで、実際加速で使っているのは1~4速までじゃないかと思う位。
9速からパドルシフトで4速まで落してやっとエンジンブレーキが掛かるんだけど、電子制御でエンジンの回転数を自動で合わせてくれるのは良いけど、減速したいのに加速して慌ててブレーキを踏む事もしばしば、、、、、、、
E-PACEでは、それが解消されています。
「ダイナミックモードにすると、エンジン音が変ります。」
と言うので低速から一気に加速してみますが、、、、、、、、、、、
ん~~~~~。
正直、イヴォークもそうですが、普通の道を普通に走っていても、ダイナミックモードとノーマルモードの違いが凄く微妙でわかり難い、、、、、
それより、停車状態からベタ踏みして、法定速度に達した時にアクセルをオフにすると、低速ギアのままで、思いっきりエンジンブレーキが掛かり気を使う。
イヴォークでは、同じ事をしてもギアがあっと言う間に上がって、エンジンブレーキは殆ど掛からず惰性で走って行くのですが、、、、、、
今回、妻の足として使っているイヴォークの乗り換え候補の1番手だったので、試乗してちょっとがっかりでした。
次に試乗したのは「ヴェラール」
正直、ランドローバーのスタイルって、どの車種もズングリむっくりしていて余り好きじゃないんです。
イヴォークだけはモーターショーからそのまま市販化されたモデルだけあって、別格にスタイルが良いと思うのですが、そのフォルムを大きくしたり伸ばしたりして作った後発モデルは、やはり何処と無く間延びしていると思っていたのですが、、、、、、、
このヴェラールも最初はそう思っていましたが、停車している所を見るより、実際に動いているのを見るとまるで印象が違って、船と言うか、戦艦の様で、凄く躍動感と存在感が有ります。
悪く言うとバスタブが動いている様、、、、、、、、、、、、
全長はイヴォークより50センチ程長い4.82m
幅はイヴォークより30mm広い1930mm
正直、1900mmのイヴォークには慣れたものの、そこから更に30mm広いと結構大変じゃないかと、、、、
車内の質感は直線を基調としたオーソドックスな感じですが、液晶のタッチパネルが近未来的な硬質感をかもし出しています。
ただ、頂けないのはハンドルについている操作パネル。
ピアノブラックでテカテカなのですが、高級感が有るシートの皮革や内装に比べ、これだけが凄く浮いていて、ガジェット感が半端無い。
エンジンは2リッターの250馬力、イヴォークやE-PACEと同じなのですが、重量が350キロ程重いので、加速感は遅いと言う感じでは無いのですが、イヴォークの様に弾かれた様な加速感では無く、どっしりしたイメージ。
道の凸凹は、ダイナミックモードでは結構拾って揺すられるものの、ノーマルモードでは非常にマイルドになって、ユッタリと乗る事が出来ます。
思っただけ曲がるハンドリングも、この車格やサイズにしてはシッカリしていて凄く好きです。
ただ、やはり停止状態からベタ踏みして法定速度まで上げてアクセルを離すと、ギアがローのままでエンジンブレーキが盛大に掛かります。
荷室はイヴォークより奥行きが倍ある感じで、これなら結構なキャンプ道具も入りそうです。
E-PACEとは格が2段位上な感じで、これは良い車だと手放しで言える車でした。
ただ、妻の足としては大きさがネックですね~。
最後に試乗したのがXFスポーツブレイク
特徴的な切り立ったフロントフェイスと後ろに行くにつれ傾斜している伸びやかなルーフライン。
正直、ジャガーの中ではF-TYPEの次にこのスポーツブレイクがかっこ良いと思う。
内装は以前車検の代車で借りたXEと同じだけど、エンジンを掛けるとせり上がって来るドライブセレクターを回すと、タッチが今までのどの車種より高級感が有るのにはびっくりした。
リアはエアサスで、道路からのインフォメーションはフロントからしか伝わって来ない感じだけど、ヴェラールより全長は長く5m近いスポーツブレイクならそれも有りだとおもう。
荷室は広大で、どうやってこの空間を使おうと悩むくらい広い。
オプションで履いていた20インチのタイヤの性能のせいか、転がる感じが凄くシルキー。
今までイヴォークに乗っていて、車高が高いと思った事は無いけど、車高が低いって事だけで、車が低重心になって安定に寄与すると言う事を痛感させられます。
逆に言うと、SUVは走行性能に大きく左右する「車高が高い」と言うネガな部分を常に背負って頑張っているんだと言う事をヒシヒシと感じさせてもらった。
車重はイヴォークより100キロ程重く、加速感は試乗した3車種の中で一番だった、、、、、、、、、
でも、イヴォークの様な強烈な加速感と言う訳では無く、常に安定していてコントーラブル。
逆に言うと平凡で面白く無い。
以前、代車でしばらくのっていたXEの時も同じ事を思ったけど、本当に良い車でネガな部分が殆ど無い、そして、これと言って特筆する部分も無いし、特に秀でた所も無く、全体的に平均点の高い車だったと言う印象しか残らない、ちょっとアクの弱い優等生でした。
リコールが終わり、自分のイヴォークに乗り込みアクセルを踏み込みこむ。
弾かれた様に加速し、シートに体が張り付く。
やはりイヴォークの加速は刺激的だった。
路面の凸凹も角が取れてマイルド。
試乗車に乗った後、自分の車で帰る時は、くたびれた自分の車より試乗車の方が新しくて輝いて見え、買い替えたいと思うものだけど、、、、、、、、、
今回3車種に試乗した後でも、自分のイヴォークが全く色あせず、試乗車より良いと思っている自分に驚いてしまった。
シトロエン、レクサス、マツダ、アウディーで試乗した時も、イヴォークの方が良いと思ったのはまだ理解出切るのだけれど、、、、
レンジローバーシリーズの中で、イヴォークより格上のヴェラールよりもイヴォークの方が良いと思えたと言うのは、、、、、、、、、
正直、次に乗る車探しが凄く難しいな~と思ってしまいます。
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