今日は忙しい合間、ちょっと時間を作って気分転換。
我が家のイヴォークが来年で5年目で、2回目の車検を見据えて、次購入する車を物色しにディーラーに行って来ました。
今のイヴォークは、スタイル重視でクーペにしたんだけど、使う用途が妻の下駄
それだけであればイヴォークで十分なのですが、メインで使っているトイファクトリーのROBOがFR
年に数回、雪山へ遊びに行くには4WDが欲しくてレンジローバーにしたのです。
が!
雪山へ行く=スノーシューやら色々荷物が要る=荷室が広い車が要る
と言う事になって、イヴォークより大きな車が欲しいな~と言う事になって、ディーラーへ見に行きました。
今回、見に行ったのは前前から気になっていたレクサスとマツダ
レクサスは、正直ガンダムみたいで好きでは無いけど、知り合いが乗っていて静かで良いと言うので喰わず嫌いはダメだな~と思っていました。
マツダは、30年前に、ぼくが始めて乗ったのはカペラセダン
免許取り立ててでワクワクしながら弄ったり走り回ったりしたものでした。
20年近く前にバスボートを積んで、日本中走り回ったのもカペラワゴンで、あの足の硬さが好きで、昔から国産メーカーでは一番好きなメーカーでした。
最近、スカイアクティブから、ガラッとマツダが進化したので、一度乗ってみたいと思っていたのでした。
と言う事で、今回はNX300hとCX-8を試乗してみました。
ここに書かれている感想は、自分が買い換える時の自分に向けた備忘録ですので、本当に個人的な感想なので現オーナーさんは目をつぶってください。
まずレクサス。
高級感の有る店内、ビシッとスーツを着た営業マン。
レンジジャガー程では無いけど、敷居の高さを感じました。
店外まで出て来て頂いて、「今日はどの様なお車をお探しですが?」
と、言われても、正直今まで自分で買う気になった事の無いメーカーなので、ラインナップが良く解りませんでした。
とりあえず、イヴォークに近いSUVのMX300を見せて頂く事に。
プライスタグは640万円程。
押し出しの強い、上品とは言いがたいエクステリア。
レクサスと一目で解るのはブランディングが成功している証。
でも、出っ歯竹やりも、一見して解る暴走族のそれだとすれば、レクサスのブランディングは僕にとっては決して好ましいものでは無いと言うのは、近づけば近づく程かんじた。
色は真っ黒では無く、明るめの印象で好きです。
乗り込むと、まず感じるのがトヨタの車の匂い。
特にリアシートからトランクに向かう程、このトヨタ臭が強くなり、レクサスってトヨタ車なんだと改めて思い知らさせる。
インパネは凸凹していて、ボタンが沢山ついていて、男心をくすぐる。
洒落た集合住宅の最上階の様に、階段状になったセンターコンソール。
中央に配されたアナログ時計。
配置や見せ方も考えられているんだけど、、、、、
そのボタン1つ1つが小さくてせせこましい。
手触りや操作性、質と言う意味でも子どもっぽい
と言うより未成熟な幼さを感じると言った方が良いかもしれない、、、、、、
ナビやシステムのコントロールは中央の液晶で、デバイスはトラックパッド。
これは、、、、、、、正直イライラする。
ノートPCでもトラックパッドは切ってマウスで操作するので、こんなの使う気がしない。
IBMのThinkPadのトラックポイントは、指を置いて少し傾けただけでポインタが移動するのだけど、その方が直感的な操作が出来て秀逸だと思って愛用している。
このトラックパッドも、アイコン近くにポインタを持って行くと、吸い付いてパットが振動する様なユーザーフレンドリーな感覚のデバイスであれば良いのだけど、、、、、、、
運転中には使い物にならないだろう。(そもそも運転中に操作するなと言われるかもしれないけど、、、)
NX300hを試乗してみました。
まず、アクセルを踏み込んでも加速が弱い!!
ハイブリッドだからもっと初速はグググッと出るのかと思ったら、車重が重いのかエンジンが非力なのか、ATのギア比の問題なのか、加速が凄く悪い。
悪い訳では無いのかもしれない、イヴォークの加速が良すぎてそう思うのかもしれないけど、、、、
これなら信号が変った瞬間に、アクセルを踏み込みたくなる欲求は起こらないだろうから、これはこれでトヨタのセーフティーセンスなのかもしれない。
トヨタと比べて、レクサスは走りに重きを置いているからクラウン等と比べると、車内が静かと言うより、エンジン音を聞かせる様に、、、、、、
フワフワとした乗り心地と言うより、カチッとした乗り心地に、、、、
と営業マンには言われたけど、、、、、、、
この加速感とエンジンを回した時のノイズは正直600万円を越える車のそれでは無かった。
乗り心地も細かな振動を良く拾い、車内がガタピシャときしむ印象は無いけど、忙しく左右に揺られる。
レクサスに対して、日本一のプレミアムブランドであると言う勝手な期待感を持ちすぎたせいなのかもしれないけど、これは正直驚くほど普通の車だ。
電子制御、様々な快適装備、ハイテクてんこ盛りで一見快適だろう感は高い車だったけど、、、、、
プレミアムブランドとしての素養には疑問を感じた。
そもそも、レクサスをプレミアムブランドだと思い込んで触れている僕が悪かったのかもしれないけど、見た目通りのガンダム感満載な幼い車だった。
NX300の4WDの最低グレードが470万円。
イヴォークの最低グレードは500万円。
当然、イヴォークの最低グレードは最低限の装備しか付いていないのに比べ、NX300はソコソコの装備が標準で着いているけれど、、、、
色んな装備で30万円の価格差を埋めた所で、イヴォークと言う車自体が持っている素養には全く敵わないと思った。
試乗したNX300hは680万円
イヴォークのHSEの665万円
このグレード同士を比べると、シートや車内の設えを含め、未来的な快適装備を満載しても、NX300hには補えないほどの質感をイヴォークには感じる事が出来る。
レクサスは候補として無くなった
長くなったので、次回はCX-8試乗の備忘録です。
正直レクサスより良かった。
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