思えば、今年1年、こいつの為に生きてきた様なもの、、、、、、、、、、
と言うと大げさだけど、2月にドカティ モンスター1200を試乗して、もうすっかり虜になってしまって
開けても暮れてもバイクの事ばかり考えていました。
ロイヤルスターを見つけた時も、理想のレイアウトのキャンピングカーを見つけた時も、、、、
いつも同じで、開けても暮れてもその事ばかり。
妻も、僕がずっとネットで同じ物ばかり調べているので、
「あっ、買うな~~~~」
とは思っていたらしい。
そして、いつもの如く
「買ったよ」
と事後報告
それでも、「今回は随分遅かったね」
と、、、、、、、、10ヶ月もドカティの情報ばかり見ていた僕に、妻はそう言った。
良く出来た妻なのか、、、、、、、、、、野放しの駄目な妻なのか
ネットで見つけたモンスター1100
2009年式と6年落ちながら走行距離は2000キロ程で、ウインカーに補修の後が有っただけで、後はほぼ無傷の極上物
前のオーナーは今年の7月に1000キロ程で譲り受け、車検を受けたらしい。
と言う事で、僕で3オーナー目
その時にDucati専用 ETC 車載器キット、CigarSocketUSB station、RiFeバッテリーを取り付けたらしい。
そして、ガーミンのナビとナビ用ステーも、、、、、、、、
なぜ半年程で手放す気になったのか聞くと、彼女が乗る事に反対していると言う、、、、、、、、、、、
初めは長く乗るつもりで、ディーラーで車検を通して、ETC、ナビ、バッテリーを交換して、、、、、、
ここまでの情報が有れば、バイクの状態は良い事がある程度検討ついたので、
売買の話をつけ、早速翌日、池袋までバイクを引き取りに行き、400キロを帰って来ました。
乗った感じは、2月にモンスター1200に試乗した時よりも更にスパルタンな印象で、
パワーは30馬力程少ないものの、170キロ程の重量に96馬力は暴力的そのもの。
車に例えれば、クラウンに1000馬力のエンジンを積んでいる様な物と言うか、、、、、、、、、、、
ワゴンRに400馬力のエンジンを積んでいる様な物と言うか、、、、、、、
正直、こんなパワー扱いきれないと言うのが正直な所です。
乾式クラッチは、カラカラと独特な音を発し、湿式と比べるとガッガッガとクラッチがダイレクトに車体を前に押し出して行きます。
空冷の軽い車体はヒラヒラと曲がり、有る程度スピードが乗れば凄く気持ちよい。
ただ、意外と着座が高く、前傾がキツイ為、ポジションに自由度が無く、腕に上半身の荷重がモロに掛かります。
街乗りでは、2速から3速に入れられる程度で、それ以上にギアを上げるとガコガコとギクシャクしだします。
これは、しっかりと体を鍛えて維持しておかないと、相当キツイバイクだな~~~
と、400キロ走って帰って改めて思わされました。
翌日、バイクを隅々まで見てみると、バイク自体の整備はしっかりされている様でしたが、タイヤが2008年製
走行距離が2000キロ程なので、山はまだまだ有りますが、7年も経ったタイヤはカチカチツルツル
早速タイヤの交換をしなければ、、、、、、、、
このバイクにはイモビライザーが装着されており、エンジンを切っても警告ランプがずっと点滅しています。
乗らない時は数ヶ月乗らない事も有るので、バッテリーが心配です。
このバイクには、SHORAIのLiFeバッテリーに変えられており、車体の横には充電ソケットが着いています。
そこで、すぐに充電器を購入。
これで、イモビのランプがずっとチカチカしていて、ガレージで常に充電しておけるので、バッテリー上がりを気にする事も無くなります。
今回、ドカティのモンスター1100を手に入れましたが、正直ヤマハのMT-09の方がよっぽど良いバイクです。
モンスターに乗る事が出来なくなったらMT-09と入れ替えるかもしれません。
乗りやすく、数値的にはパワーも有り価格も安い、壊れない、メンテも簡単で維持費も安い。
でも、こいつには、日本車には無い魅力が有るんです。
これは、シトロエンのDS3を購入した時の感覚と同じでした。
外人には日本食の旨味や出汁の味が解らない。
それと一緒で、色彩とかバランスとか、イタリア人には見えていても、日本人に出来ない事が有ると思うんです。
日本車は、馬力とか、燃費とか、技術や数値で判断してしまうけど、
ラテンの乗り物って、とにかく感覚で気持ちよく出来ている。
見た目が美しく、乗っていて気持ちよい。
加速感、エンジン音、コーナーでの挙動。
そんな1つ1つが日本人には無いイタリア人の感性なんだと思うんです。
そして、その感性に触れようとすると、こちらもラテンのノリで対応しないと疲れてしまう。
いつまでこいつに乗る気力が有るか解らないけど、しばらくは付き合って行きたいと思います。
今は、見ているだけでワクワクさせられてます。
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