
我が家の軒下の肥やしになっている船を仕事で使う事になったので、今日は3年間放置してあった船外機に火を入れました。
3年前に船検が切れているので、その費用は会社が出してくれると言う事で、ちょっと棚ボタ。
バス釣り用に購入したこの12ftのアルミボートも15年選手で、もうすっかり元を取ってる代物。
そんな3年間も放置してあったスズキの船外機。
昨日の晩、ガレージでエンジンを回してみると、しっかり圧縮するし錆びてる感じも無い。
一応キャブの中を覗くも非常に綺麗。
ガソリンフィルターもエアフィルターも綺麗な状態でホッとしました。
僕は、バイクも船外機も発電機も、使い終わったらキャブの中のガソリンは使い切る性分なので、長い事放置してあっても、結構苦労無しに掛る事が多いんです。
止まったらガソリンコックをオフにして、エンジンが止まるまでアイドリング。
これだけで、長い事放置してあっても、次始動する時、1発始動!!
特に船外機は、ガソリンタンク側の燃料ホースを抜いて、アイドリングが止まるまでエンジンを回すだけじゃなく、ガス欠寸前にシュポシュポ(始動させる時、タンクからエンジンにガソリンを送る手動ポンプ)して、ホースの中のガソリンまで使い切ると、次が凄く楽になります。
タンクの中はガソリンで満たしておいて、次使う時にはスタンドで廃油として捨ててもらえば、タンク内が錆びる事もありません。
とは言っても、今じゃキャブレター付きなんて骨董品。
みんなEFIになってて、リザーブタンクやらガソリンコックやら、知らん子も多いんだろうな~。
で、船外機をスタンドにセットして、水桶(ゴミ箱)に水を満たしてエンジン始動!!
景気良く回り始めました~。
排気色良し!
音良し!!
ウォーターポンプ、インペラー良し
・・・???んんん??????
キャブレターから大量のガソリンを噴き出してる~~~~!!!
でも、エンジンは景気良く回っています。
スロットルを戻すとエンジンは止まる、、、、、、、
これは、キャブレター内のフローターバルブが固着したかゴミが詰まっている症状。
キャブをドライバーの裏で何度か叩いてやったら、このガス漏れはすっかり収まり、アイドリングも安定しました。
もし固着してたら、キャブをばらして、最悪部品注文しなくちゃならない所でした~。
エンジンを叩いて治す!!
やっぱ機械物はこうでなくっちゃね~。
3年もの間、一度もクランクしてやらず、屋外放置していたのに(一応雨には当たらない所)
無事始動するなんて、なんか感動しました。
船外機って、本当に壊れない様に出来てるな~。
来週船検を受けて、再来週は仕事でガンガン走り回ってくれよ~。
後は、船底から水が漏れてない事を祈るだけか~
Posted at 2011/03/01 15:10:45 | |
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船・カヤック | 日記