今回の串本キャンプは2泊3日の予定でした。
が、
最終日雨の予報、、、、、、、、
加えて僕の設営しているエリアは、京都から来た2家族+1人(車3台)の初心者キャンパーのお陰で、 朝から晩までカーニバル!!
車3台なのに、なぜ2サイト????
こっちにボールは飛んで来るわ、子供も親も大声で喋り捲るわで、、、、、、、
しかも寄りによって、あんなに広大なサイトなのに、何故ひとつ空けて隣にワザワザ設営????
と言う事で、2泊は止めて1泊で撤収~~~。
雨の中の撤収+初心者アゲアゲ隣人では、このままキャンプしていても楽しいはずも無く、楽しくない事はしない主義です。
と言う事で、いきなり最終日。
最後に古座川の支流の小川を下る事にしました。
古座駅に隣接した古座観光協会にはレンタルカヤックがあって、1人2100円でカヤック道具一式レンタルできます。
しかも、タクシーにそのカヤックを載せて、上流まで運んでくれるですから至れり尽くせり!!
しかもしかも、ワンコ同乗OKのタクシーなんて!!!
古座はカヤック乗りとワンコにやさしい街だ~
スタート地点は滝の拝トンネルの北側
結構な階段を、重たいシットオントップのコロナを降ろします。
しかも、重たい思いをして運転手さんが手伝ってくれて、感謝感謝です。
ここから河口までは23キロ。
この日はテントを撤収した後だったので、既に時間は12時過ぎ。
河口まで下ったら暗くなると言う事で、古座川との合流地点までヴォクシーを回して、そこからタクシーで移動。
今回はそこがゴールとなります。
小川は、誰に聞いても太鼓判を押す水質と、人工物の全く見えない「柿太郎の廻り」と呼ばれる役4kmの蛇行した区間が素晴らしい。
で、いきなりその「柿太郎の廻り」です。
古座川本流も下流に行けば行くほど透明度は上がっていったけど、ここ小川は、いきなりMAXな透明度!!!
何処までも透き通った、エメラルドグリーンな水が僕らを下流にいざないます。
人工物が見えない4km、、、、、、、、
文字で書くと何て事無いことなんですが、いざと言う時、誰にも助けを求められない心細さがあります。
しかも、小川は水深が浅く、船底をゴリゴリ、降りて押したり、結構な瀬も有り、息が抜けないポイントがいくつもありました。
で、ちょっと流れがゆるくなった場所で休憩~。
メープルさんは相変わらずボールの催促。
でも、水が冷たくて、あんまり自分からは水に入りに行きませんでした。
流れがゆっくりになった先には、必ずザワザワと水の流れる音が、、、、、
必ず瀬が待ち構えているんです。
ちょっと油断をした隙に、こんな所で沈してしまいました。
右、左、右とカヤックを回転させようとした時、間に合わずに岩に横から突っ込んでしまって、、、、、、、
鈍重シットオン、しかも2.5人乗り。
小回りが利くはずも無く、愛ボーはビックリして岸へ。
妻はカヤックの下敷きになり空がオレンジになったとか、、、、、
僕は妻と愛ボーの安否を確認したら、カヤックを起して、iPhoneと車の鍵が入ってるドライバックの回収を、、、、
ずぶ濡れになりながら、足を岩に打ちつけたようで、あちこち青あざを作って、、、、、
妻は笑い出しました。
この時は、我が妻は強くなったな~と、関心と何故か感謝の気持ちで胸が暖かくなりました。
それからは、ジェットコースターの様な瀬は降りてスルーする様にしました。
愛ボーにも協力をしてもらって、、、、、
後から気づいた事ですが、この時、妻の偏光グラスと僕のサーモスマグは行方不明になっておりました。
途中休憩を挟みながら、4時間半掛けて、古座川との合流地点に到着しました~。
遠くからヴォクシーが見えた時の安堵感たるや!!
この日は前々日に降った雨でかなり増水していたらしく、結構流れが急な所が多かったようです。
でも、そうでなければ、シットオントップなんかで下れないんですが、、、、
観光協会の方からは、そんな船では大変だよと散々言われて行った小川、、、、、
ハイ、非常に貴重な経験をさせて頂きました。
きっと、この経験は忘れられない思い出になると思います。
苦労はお金を払ってでも買えって事ですね~。
着替えた後のおにぎりと熱いカップ味噌汁の味は格別で、妻は涙を浮かべて
「旨い」
の連呼でした。
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Posted at 2011/05/07 11:44:35 | |
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船・カヤック | 日記