今回は、タイトルがフライングしてばかりで申し訳有りません。
年度末のこの時期、時間が無くて一気にブログを書き上げられなくて、、、、、、
なら、ブログなんて更新しなけりゃ良いじゃな~い
って言われそうですが、旅の思い出を振り返る事で行きぬきになっているもので、、、、、
じゃ~、これを読んでいる方は息抜きにつき合わされているのか!!
とお叱りの声が聞こえそうですが、、、、、、、
体験を踏まえてワンコと一緒に旅行行く時、ちょっとはお役に立てる情報も盛り込んでいますので、
WIN WINな関係って事で、、、、、、
なんじゃそりゃ????
と言う事で、淡路2日目。
今回のメインイベント~その2
その1はフグね。
淡路でワンコと一緒に出来る事と調べていて見つけたのが瓦作り体験。
瓦の3大産地と言うと、三州(愛知)、石州(島根)、と淡路島(兵庫)なのです。
我が家の屋根も三州瓦で作りましたが、スレートやトタンと違って塗り替えが要らず、
耐久性については他の屋根材と比べると群を抜いて高いです。
そんな淡路瓦の工場の工房で、ワンコと一緒に瓦作りの体験と食事が出来る場所が
安富白土瓦さんです。
田んぼの中に有り、アクセスする道路が狭い為、我が家のキャンピングカーはギリギリ!
駐車場に着き、ボロイ工場か倉庫の様な外観に、何処から入れば良いのか戸惑いましたが、、、、、、、
中に入ると通路には瓦が使われていて、凄く洒落た感じでした。
ここは予約制で、1日4組限定だそうです。
出来るだけ時間をずらして頂いて居るようですが、担当の方が時間を間違えたらしく、、、、、、
この日は先客がいらっしゃいました。
体験スペースはこんな所で、ここで体験も食事もするのですが、、、、、
倉庫の様な工房の様な、テラスの様な、、、、、、不思議な空間でした。
しばらくすると、担当の方がやってきて、瓦土の板を持って来てくれて、
ムぎゅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
手をムンズと掴まれて、土に肉球を押し当てられて、足型を取ります。
メープルさんはジッとおとなしくしていましたが、目は、、、、、現実逃避!!!
出来ました。
しっかりとした足跡!!!!
室内犬や散歩の少ない犬だと、ここまでしっかり肉球スタンプは付かないそうです。
お隣で足型を取ったラブラドールさんは、嫌がって動いてしまいブレブレだったそうで、、、、
おとなしく現実逃避していたメープルさんは偉い!!
そして、この体験をするので、旅行前日、もじゃもじゃだった足裏の毛を刈った僕も偉い!!
狼爪の跡が何かおかしいですが、、、、、
あんな所に有る狼爪、使い物になってるのか???と日ごろ思っていましたが、
これを見ると、ちゃんと地面に接して使われているんだな~と関心。
それにしては、狼爪だけ伸びるんだけど、、、、、
後はこれに色々デコレーションして行きます。
文字スタンプを押したり、文字を書いたり。
メープルさんも一緒に、、、、、、、、って、足型無理やり取られただけですが、、、、、、
で、完成~~~~
瓦作り体験と言うよりも、
ほぼ妻がセンスを発揮して仕上げましたが、僕のお手伝いしたのは
ろうそう→の部分。
やってる時は「ウププッ」と思ってやってるけど、こうして見返すと、、、、
怒られても仕方が無い落書きレベル。
こう言う事して怒る人も居るんだろうけど、妻は大笑いしてくれます。
面白いと思う事が一緒だと言うのは大切な事だな~と、、、、、今しみじみ思いました。
で、瓦はこの後、数週間掛けて乾燥、焼き、を経て我が家に届くそうです。
この後、ここで瓦焼きをします。
炭火の上に瓦を置いて、そこで焼くのは地元の野菜とイノブタ!!!
最近イノシシやら鴨やら、野趣溢れるお肉を食べる機会が多いな~。
ここ淡路島は鹿児島の黒豚とイノシシを交配し、さらにデュロック(赤豚)を掛け合わせた
ゴールデンボアポークを、淡路産いのぶたとしてブランド化しているそうで、
ここではそれが頂けます。
肉が盛られて運ばれて来ました。
おいしそうな脂身!!
豚はこの脂身に旨みが~~~。
瓦に火が通った所でお肉投入~~~!!!
脂が溶け出し、瓦の表面に幕を張ります。
ここの野菜を入れるので、焦げ付く事は有りませんでした。
で、、、、、これをどの様に食べるのか良く解らなかったのですが、
ランチョンマット的にしかれた紙に何やら書いてあります。
お勧めの食べ方は、塩!!
それからポン酢、醤油等、、、、
店長はわさびで食べるのが好き。
と言う事で、一通り試しましたが、やがりわさび醤油が、脂をさっぱりとしてくれて美味しかった。
で、紙を見ると、「日本中でここで、瓦焼きをした今しか食べられない、もんじゃ!!」
と書いてあったのでそれも注文しました。
脂が染みた瓦の上で、淡路産のお米をなすりつけ、醤油を大目にふって、カリカリに焼いた、、、、
もんじゃ????
焼き飯の方が正しいと思うけど、これも香ばしくて美味しかった~。
で、食べ終わる頃には、瓦も焦げ焦げでヒビも入ってしまったけど、この瓦はもう廃棄処分だそうです。
新品を1回こっきりで廃棄。
なんかそれだけで、とても贅沢な気分になりました。
11時半に到着して、食事を済ませたのは14時
2時間半、ゆっくり、のんびり異空間で過ごす事が出来ました~。
外に出てみるともの凄い風!!!
ノンビリ、ゆっくり安全運転で帰路に着きました。
車中で、今回の旅を振り返り、瓦作りの話をしている時の事です。
「今までメープルを迎えてから、あっちこっちに一杯一緒に行ったね~。」
「沖縄には2回、九州1周旅行も2回、出雲大社、厳島神社、カヤックで無人島、イルカと一緒に泳いだり、、、、、」
「沖縄では、シーサーの絵付け体験を一緒にしたね~。」
「って、それ、そこに一緒に居ただけじゃん」
「あのシーサー玄関ホールに飾ってるけど、、、、瓦出来上がりが楽しみ」
「あんな重い瓦、何処に飾ろう」
「玄関で良いじゃない??ずっと残る思い出が出来たな~」
「、、、、、、、、、、」
「、、、、、、、、、、」
この一言を言った時、2人黙り込んでしまいました。
2歳の頃から「すい害分泌不全」と言う不治の病を抱えている愛ボーは、
薬を飲まなければ1週間と生きられない体。
この病は、糖尿病を併発する可能性が有るらしく、当時は8歳位まで生きてくれればと思っていました。
そんなメープルさんも今年8歳
段々体も老いて来て、昔の様に、無理、無茶をしても元気に後ろを振り返りながら先導してくれる元気は無い様です。
無理をすると足をビッコ引く様になり、毛の艶も昔ほどでは有りません。
どんどん甘えん坊になり、空気を読むようになり、言葉は使えなくても、メープルさんが何を考え、何を感じているのか手にとるように解るようになりました。
老いて更に愛おしくなると言いますが、正にそんな感じ
色んな場所へ行って、色んな体験をして、一杯写真も撮りました。
その写真を見ると、一緒に過ごした時間が蘇ってきます。
後何年一緒に過ごす事が出来るか解りません。
1年、2年?長くても4.5年位でしょうか?
メープルが死んだ時、そんな沢山の思い出は、写真と共に1つ1つはっきりと思い出す事が出来ます。
でも、メープルと一緒に過ごした時間を形に残した物は有りませんでした。
メープルが生きていた証。
メープルが死んで僕らの生活から居なくなってしまった後も、ずっと残る生きた証
「ずっと残る思い出が出来たな~」
この言葉に、妻と僕は、同じ事を感じ、同じ想いで居た様で、それからしばらく、、、、、
言葉を繋げる事が出来ませんでした。
この足型は、メープルが居なくなっても、ずっと僕らと共に生きた証として、、、、、、、
今までも、これからも、
最後まで、ずっと一緒だよ。
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