最近全然乗っていなかったトイファクトリーのROBO
前回乗ったのは2月の初めだから、、、、、、2ヶ月近く駐車場で放置プレイ。
毎年この時期は、計測をした後の解析、報告書作成で缶詰状態で外に殆ど出ないから、車にも乗らなくなるんだけど、、、、
こんなサイクルで通勤に使っている訳でも無いのに年間3万キロ走るって、、、、、
1回出ると長いと言う事
日本全国、機材を積んで走り回っているので高速を走る事の方が多い位
しかも夜間走って、計測現場で車中泊と言うパターンなのでず~~~っと一定のスピードで走る事が多く、、、、、、、
と言う事で、仕事も1段落して毎日遊びほうけているので、ROBOにクルーズコントロールを着ける事にしました。
正直、もう車いじりは面倒くさいからやりたく無いな~~~~~。
と思っていても、こうして暇になって来ると、何故だかやる気スイッチが徐々にオンになって、便利な機能とか、欲しい機能を着けたくなってしまうんですよね~。
購入したのはPIVOT(ピボット) 3DRIVE
1万5千円程でハイエース用のハーネスまでセットになって、一番簡単に装着できる物を購入しました。
これはスロットルコントローラーと言って、スポーツからエコまで12段階に調節してくれる物で、
レスポンスアップしたスポーツ走行から、ダウンさせ燃費アップに効果のあるエコ走行までお好みに応じた調整が可能。アクセルの踏み込み量を表示し、踏み込み過ぎに注意したエコ運転などに便利。
と言うメーカーのうたい文句で、30~140キロの範囲ならオートクルーズもしてくれます。
拝借したデータによると、0-400m加速だとノーマルで23秒の車がスポーツの7だと19秒
エコの5だと29秒になるそうです。
燃費は、ノーマルだとリッター3.7kmだったものがスポーツ7だと2.5km、エコ5だと6.9kmに伸びるそうです。
ノーマルでリッター3.7kmって、、、、
テスト車両はステップワゴン(RG1)だそうですが、ステップワゴンって、そんなに燃費悪かったの???
オートクルーズでは60kmで一定に走行した場合、リッター12.4km走るのに対し、アクセルを周期的に55~65キロの間で変化させた場合は9.9km
50~70キロの間で変化させた場合は8.2kmだったそうです。
こちらのテスト車両はワゴンR(MH23S)だそうですが、、、、、、
燃費の悪いハイエースの燃費が向上して、なおかつ運転が楽になって1万5千円程なら着けない理由が見当たりません。
今回購入したPIVOT(ピボット) 3DRIVE にセットされていたのはこれ
本体、ブレーキハーネス、スロットルハーネス、オートクルーズスイッチの台座
ハイエース用の部品がセットされたパッケージです。
まずはゴチャゴチャした配線を理解する為に仮組してみます。
本体から出ている2本の配線の束。
1つはスロットルハーネスのカプラーでつなぎ、1つはブレーキハーネスとオートクルーズのカプラーと余り3本。
1本はリバース、1本は車速センサー、1本はボディーアース
この内リバースは、ギアをリバースに入れた時、スポーツモードにしてあると、アクセルを少し踏んでも急発進になってしまうので着けるお守りの様な物ですが、スポーツモードにするつもりは無いので、ピンクの配線は使わずまとめてしまいます。
一番面倒なのはオレンジ色の車速センサーの結線ですが、、、、、、、、
何とかなるでしょう。
まずはハイエースのインパネを外します。
これはナビの後ろから車速センサーを取る為です。
外すのはネジ等は無く、ほぼ力任せですが、下手に力を入れるとツメが折れたり、割れたり変形したり、、、、、
元に戻すとき、きっちり取り付かなかったり、チリが合わなかったりするので、僕はこの作業が一番苦手です。
特に、後付のインパネカバーを着けているので、それが外れたり、せってしまう事が多いんです。
まずはアクセルハーネスの割り込みから。
そのままカプラーを外そうと思いましたが、硬くて外れなかったのでアクセルを一旦外してからカプラーの間に割り込ませます。
次にブレーキハーネスの間にカプラーを割り込ませます。
これはそのままカプラーを割り込ませる事が出来ました。
次に面倒な車速センサーです。
ナビの配線図をメーカーのホームページからダウンロードして確認します。
この中の車速センサーにオレンジ色の配線を割り込ませて行けば良いのですが、、、、、、、
これを見てうんざりする方はご自分の取り付けは断念した方が良いでしょう。
この取り付け自体、アクセルやブレーキに細工をするので、万が一が有ると自己責任では済まなくなってしまいます。
このゴチャゴチャした配線の中の車速センサーを探し出すのですが、白緑と書かれているので、その色を探し出し辿って行くと、、、、、、、、、
見つけました。
配線図の色、位置も一致しましたし、ご丁寧にSPEEDと書かれてあるので間違い有りません。
ここにオレンジの配線を割り込ませて車速パルスをPIVOT 3DRIVEに入力してやるのですが、
ここはエレクトロタップは使用せずに取説にはスプライス端子、半田付けと書かれていますが、ここは分岐配線を作って割り込ませます。
この分岐配線を繋いで、黒い配線をボディーアースして結線はOKです。
この時、始終気を付けていたのが配線の取り回し。
正直、これに一番時間が掛かりました。
アクセルやブレーキに細工をして、その配線を取り回しますから、ダラリと垂れてアクセルやブレーキに引っ掛けたり、中で接触、挟まりこみ、皮膜が切れたり断線したりしない様に配線は気をつけます。
配線も終わったのでキーをオンに、、、、、、、、、、、、
この時が一番緊張します。
もし、配線が間違っていたら、PIVOT 3DRIVEの電源も入らないだろうし、万が一、間違った結線をしていたら、キーを回した途端に壊れてしまうかも知れません。
今まで何度壊してきた事か、、、、、
それが良い経験にはなっていますが、、、、、、、、
無事電源は入りました。
本体は、邪魔にならず、見やすい場所と言う事でこの位置にしました。
まずは初期設定を行います。
車パルスの数値、アクセル開度の設定、クルーズコントロールのきき具合等、、、、、、、
クルーズコントロールのスイッチはウインカーかワイパーのバーに着けるのが一般的な様で、セットには、円柱状のバーに綺麗に取り付けられる様な台座も入っていましたが、、、、、
バーに取り付けると、見えない所では有りますが、配線を外に這わさなければならないので、
僕はこの位置にしました。
使われていないアクセサリの蓋に穴を空けて、そこに配線を入れてボタンを固定しました。
このボタンには2本の配線しかなかったので、気が向いたら、もっと純正チックなボタンに付け替えるかも知れません。
使ってみた印象を書かせて頂きます。
良いも悪いも僕個人の印象で、感じた事を正直に書かせて頂きます。
スロットルコントロール
車が早くなる訳でも、遅くなる訳でも有りません。
これはあくまでもスロットルコントロールなので、アクセル開度を変換するだけの物だと思っても良いと思います。
30%踏み込んだ時、スポーツではPIVOT 3DRIVEが+30%アクセルを開けて60%踏み込んだのと同じだけ加速します。
逆に60%踏み込んだ時、エコではー30%アクセルを閉じて30%踏んだ位の出だしになります。
この数値はあくまで説明用ですが、ちょっとしか踏み込んでいないのに勢い良く加速するのでレスポンスが良くなった様な気になります。
また、信号で発進する時に、アクセルを開けて無意味な急加速をPIVOT 3DRIVEがマイルドにするので、結果的に燃費の良いエコ運転になると言う代物の様です。
試しにエコ5でアクセルを目一杯踏むと、出だしはノンビリですが、ある程度の回転数に上がるとキックダウンして、後はノーマルと同じ様な加速をします。
エコ5で運転していても、極端に遅いと感じる事は無く、踏み込んでもゆっくりと出てくれるので、これは乗り心地も良くなり、燃費も良くなるのなら、つける価値は充分に有ります。
オートクルーズ。
ボタンを押せば、その時点でのスピードをキープしてくれ、アクセルを開ければ当然加速はします。
放せば、スピードは緩やか減速し、先ほど設定したスピードまでおちたら、そのスピードで維持します。
解除方法はボタンをもう1度押すかブレーキを踏めば解除します。
ハイエースを一定速度に維持するのは結構大変で、頻繁にアクセルの調整をしなければなりません。
高速で気を抜くと、直ぐにスピードが落ちてしまいます。
それをボタン1つで勝手にスピードを維持してくれるのですから、これ程楽な物は有りません。
スピードメーターとにらめっこせずに、周囲の状況を見ていられるのですから、、、、、、
ただ、このオートクルーズは余り賢く有りません。
下り坂でアクセルオフで加速してしまう様な場合、ブレーキやエンジンブレーキ、ギアチェンジをしてまでは速度を維持しようとはしないようです。
また、水平な場所なら良いのですが、上り坂ではスピードの上下幅が3~6キロ程有ります。
80キロで走っていて登って行くと76キロ程までスピードが落ちると、急にキックダウンをしてフル加速。
74キロに到達すると緩やかに減速をして70キロを維持しようとする様です。
妻のレンジローバーイヴォークのオートクルーズは下りではシフトチェンジしてエンジンブレーキを効かせ加速を抑え、上り坂でも速度変化は凄く少なく、空飛ぶ絨毯に乗っている様ですが、、、、、、
PIVOT 3DRIVEはブレーキに割り込んで配線していると言っても、内部的にブレーキを踏む訳でも無く、あくまでクルーズコントロール解除と電源を取っている様な感じでした。
このクルーズコントロールの効き具合は、エンジンの大きさ等によって数段階に設定できますので、この設定を変えてみたいと思います。
PIVOT 3DRIVEを付けて加速が良くなった、ストレスが無くなったと言う方がいらっしゃいますが、それは気のせいです。
PIVOT 3DRIVEはスロットルコントローラーなので、アクセル開度を増減するだけなので、少し踏んでもPIVOT 3DRIVEが更に踏み込んでるだけで、トータルな加速も、トップスピードも変りません。
一方、エコには凄く役立つと思います。
アクセルの踏み込みをPIVOT 3DRIVEが自動的に少なくしてくれるのですから、思った通りの加速はしなくなりますが、それが車の流れを乱す程遅い訳でなければ、安全運転、エコ運転に繫がると思います。
オートクルーズを付けると眠くなると言う方がいらっしゃいますが、眠くなる時はオートクルーズが無くても眠くなります。
眠くなるのは変化が無い事が原因の1つですので、アクセルを一定に踏んでいれば眠い時は眠くなります。
PIVOT 3DRIVEは自分のスロットルコントロールと違う操作をしますので、違和感が凄く有ります。
速度の幅は±3~6キロ程なのですが、一定スピードで走ろうとした時のアクセルワークが自分の感覚と違う時、凄い違和感となります。
この違和感が精神的に適度な刺激を与えて、眠く無くなるのでは無いかと思っています。
いずれにしても、欲しい人は欲しい便利な機能ですし、必要無いと思っている方にとっては無駄な物ですので、欲しいな~と思っている方にとっては凄く便利な機能です。
今乗っている車に、トータル1万6千円程で燃費が向上するエコ運転とオートクルーズが着くのですから、安い物だと思いました。
にほんブログ村
にほんブログ村