危険だったのかもしれない

先日、師匠のお店に車を預けに行った途中のこと。


とある片側２車線の広い道路を走っていて、とある交差点で赤信号にひっかかり、停まりました。
自分は左側車線の先頭です。
そろそろ青信号に変るな・・・という時。
後方から路肩をかなりの勢いで走ってくる自転車。
ワシの車の横を抜けたと思ったら、ソイツはいきなり大転倒。
車の前に、ソイツの荷物が２つ３つ散らばって落ちました。
起き上がってこちらに頭を下げるのは、ちょっと肌の濃い外国人の青年。
なにやらワシに向かって言いながら、荷物を拾い始めます。
しかし拾うのがやけにゆっくりだなあ・・・と思ううち、信号が青になりました。
一瞬
（降りて拾うのを手伝ってやるか？）
とも思いかけたのですが、なんか嫌な予感。
なのでバンパーについたフロントカメラをＯＮにし、MFD画面を見ながら車の前に散らかった荷物を踏まないようにハンドルを右に切り、発進。
バックミラーを見ると後続車はまだ停まっていましたが、そのまま失礼したのでした。


なんとなくかわいそうな気もしなくもなかったのですが・・・
たまに聞くじゃないですか、そういうシーンで親切心で車を降りたら別の輩が車に乗り込んで奪うとかいう話。
あの外国人青年がそうだったのか、あるいは本当に転んでしまったのかは分かりませんが、それにしてはいきなり不自然な大転倒と不自然な荷物ばらまき、そしてノソノソとした拾い方から見て、相手にしないで正解だったのかもしれません。

しかしVAB後期でオプション付加が可能となったフロントカメラには助かっています。
前期から乗り換えて正解でした（他にも理由はありましたが）