カー雑誌の不思議

普段あんまり見ないものの、買いたい新型車が出るとついつい買ってしまうカー雑誌。
興味があるのはスポーツカーなので、だいたいワインディングやサーキットでの試乗記事があるのですが、前から疑問に思っていたことがあり・・・
スバル車以外はよく知らないんですけど、「ぜんぜんホールドしない運転席」とか、「ヒール＆トーが困難な低さのアクセルペダル」が近年のスバル車の基本なんですが、そういう点を指摘する人がぜんぜんいない。
街乗りならあんな純正シートでも問題ないし（とはいえ肩と腰のサポートが少なすぎるので長時間の運転で身体が左側に傾き腰が痛くなる）、ヒール＆トーなんてしないのでいいのですが、アナタ試乗したのサーキットでしょ？と…。
サーキットで試乗して、なんで「ホールド性の高いシート」とか言えるの？
アクセルペダルの低さが気にならないってことは、攻めてないんじゃないの？

・・・とか思っている所で、たまたまさきほどＴＶを付けたら、ＴＶＫの「クルマでいこう！」という番組でトヨタのGR８６を紹介していました。
その中で「GR８６の〇と×」とかいう感じで２人のモータージャーナリストが話をしてましたが、藤島知子さんという方（すんません、ワシは全く存じ上げないのですが、元レースクイーンで元レーシングドライバーだそうです）が「×」の部分として
「（サーキットで試乗したけど）アクセルペダルが低くてヒール＆トーがやりづらい」
とコメントしていました。
でしょ？
やっぱそうでしょ？
てっきりプロドライバーはものすごく右足首がグニョンとなってヒール＆トーが自在にできるのかと思ってましたけど、やっぱりあの低さはオカシイでしょ？
誰でも「アクセル低い」と感じると思うんですけど、なんでぜんぜん雑誌とかでは書かれないの？

とまあこれまでモータージャーナリスト、自動車評論家という方々のおっしゃることをあまり信用していなかったのですが、こんなくだらない一件で、あの藤島さんという方の話は信用できるなと思いました。


※この番組を見た後、ネットで見逃し配信を探したところ新型BRZの回も見つけました。
ここでも藤島智子さん、BRZの×の部分で「ポニーテールに向かないシート」というワシ的には「そうだよね！」と思える的確な問題点をコメントしていました。