ちょんまげインプのブログ一覧

年度末が近づいたせいか、雑誌やネットで「新車購入時の値引き交渉術」系の記事が溢れてますね。
とはいえ内容は目新しいものはなく、２０年前から語りつくされたものとたいして変わりません。
匂わせ～競合～粘り～妻登場～ハンコちらつかせ、みたいな。
すっかりお馴染みですが、当然ながらディーラーの営業マンさんにとってもお馴染みだっていうことは皆さん理解してるのかどうか。
そしていくつもの競合他社巡りをして長時間粘って得られる値引き額が、その人の使った手間暇と天秤をかけるとどうなんだろうか。
さらにその後点検などでディーラーに世話になるという事実をどう考えてるのだろうか。
そしてなぜかディーラーの営業マンに対しては強気に出るようにと当たり前のように語られていますが、そんなことを書いてる人のことを信用していいのかどうか。

そして同時に語られることの多い下取り。
たいてい、買い取り専門店によるネットでの同時査定が宣伝されますが、それも一長一短ですね。
自分の経験から言うと、新車購入時の値引き交渉より、買い取り専門店での対「値下げ」交渉のほうが大事なんじゃないかなと。
店によってですが、
「他のお店で見積もりが出てからまた来てもらえますか？」
とかいう（おいおい！）と思えてしまうところもあれば、
「えっと・・・おいくらで、とお考えでしょうか？」
なんていう（フザケンナ！）と思えてしまうところも。
ちなみに後者は結構多かったです。

昔に車を売ろうと持っていった某有名店では
「おいくらとお考えでしょうか・・・？えっ100万？いやちょっとそれは・・・60万くらいかなと・・・」
それなら最初から６０万と言えよ！
（ディーラーに持ってったら７０万で引き取ってくれた）
とか、あとは別の車を持ってったスポーツカー専門店でも
「おいくらとお考えでしょうか・・・？えっ100万？いやさすがにそこまでは…３５万くらいですかね・・・」
それなら最初から（以下略）
（別の店で４８万で引き取ってくれた）
・・・というように、こちらが遠慮して安く言おうとさせてくるのが常。
なので堂々と胸を張り、高めにお伝えすべきでしょう。
でも本来なら、「このクルマでこの現状ですとおいくらです」と提示してくれるお店がいいと思います。
でもディーラーの下取りはダメで買取専門店がいいというのは誘導でしかなく、その時々によるというのが実際のところでしょう。

それにネットで同時見積もりを依頼すると、なぜかネットで見積もりしたのに電話が来る来る。
断っても粘る粘る。
そういったことからも、むしろディーラー下取りでいいんじゃね？と思う今日この頃です。