トヨタのウィッシュにクルーズコントロール取り付けです。
今回のウィッシュはワイヤー式ですので使用部品は
SERIOUS(シリウス)社の汎用タイプを使用。
ワイヤー式車両への取り付けには加工を伴います。電気スキルは勿論、加工スキルも問われる作業。
スロットルワイヤーを引くアクチュエーターとコントロールユニットが一体になったメインユニット。かなり大きいのでエンジンルームにこれが収まるスペースがある事が大前提となります。
元々のアクセルワイヤーになるべく近い位置からさらにもう1本のワイヤーが出入りする様にリンケージ周辺を加工して取り付け。車種別のステーや取り付け図は無く全て現車合わせで進めていきますので車両によってはかなり大変。
場合によっては現場レベルで別途回路を組む必要有り。
エンジンルーム完成。
続いて車内側。こちらは電源線/信号線の取り出し/レバーの取り付けと、電子制御式クルコンと工程は同じ。
車速信号やエンジン回転信号もしっかりテスターで確認してから接続します。写真のテスターは信号のサイクルを見る事が出来る「オシロスコープ」。かなり便利な一台。
今回取り付けたのは「レバー式スイッチ」ですが簡単取り付けが可能な「ワイヤレススイッチ」も用意されています。

キー挿入に支障にならない位置にレバーを取り付け。

正面から見ても分かり易い様に。
レバーの位置決めだけでも気を付けるべきポイントが多数あります。
最後にWAKO'Sのエンジン洗浄剤「RESC(レックス)」でエンジンリフレッシュ。

全スキャンしてエラーコードもチェック。
問題ナシ。
お引渡し前に何度も実走テストを繰り返して作業完了。想像より時間が掛かってしまいましたがオーナーさんに喜んで頂けました。

御依頼ありがとうございます<m(__)m>
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Posted at
2012/09/28 23:14:18