サウンドドライバが新しくなった3rdモデル。希少性の高い磁石を使用する事により表現力が大幅アップし、レイヤードサウンド社の社長曰く「自信アリ!」との事。隠蔽設置する部品ですが、デザイン性も劇的に向上していますね。私的にも施工が非常に楽しみでした。
取り付けに使用する部材は今回の3rdモデルから一部変更がありますが、基本的な取り付け方法は今までと同じ。取り付け面を丁寧に平滑化してサウンドドライバをしっかり固定します。この整地作業は音質に関わる部分ですので時間をかけて丁寧に行います。
フロント側サウンドドライバを固定。ピラーの着脱をスムーズに行える様に3rdモデルからケーブルの接続部分がドライバから離れました。イトウデンキでは前モデルでもある時期を境に自主的にこのカプラ処理を行っていたのですが、施工者側にも嬉しい改善点です。
リヤ側ドライバは天張り内部に固定。
天張り奥へアクセスする際、多くの車両で後席用のアシストグリップを外す事になるのですが、、
この部品を用意しておけばアシストグリップ脱着の際に該当部分への傷付きを気にせずプライヤーで掴んで外せます。マイナスドライバーなどでこじる必要もないのでグリップ側も傷付かず、結果的に無傷で仕上がる訳です。
ON⇔OFFスイッチはオーナー指定の位置へ。
イグニッションOFF時と、、、
ON時、どこにも干渉しません。
レイヤードサウンドのサウンド設定はまず大前提として「音割れ」しない事。せっかく取り付けたレイヤードサウンドのドライバから出る音がビビってしまうと台無しです。オーディオのマスターボリュームを常識的な音量+αにしてから、いつもと同じ様に
クリス・ボッティのライブDVD
「CHRIS BOTTI IN BOSTON」を再生。オーケストラの奏でる音にCHRIS BOTTIの伸びやかなトランペットが重なるあたりでレイヤードサウンドのON⇔OFFを繰り返してチェック。観衆の拍手、曲間の静寂など、ライブならではの奥行きや広がりを味わえるかどうかを確認します。問題無ければトラックNo.5、Josh Grobanが歌う「Broken Vow」でテスト。彼のパワフルなビブラートで車内の音場が破綻しなければどんな曲を聞いても大丈夫でしょう。上下幅広い音域を使った曲より、ボーカル色の強い曲、特にJosh Grgbanの様な厚みのある声でしっかり歌う曲でレイヤードサウンドの設定の良し悪しがはっきり出ます。
2ndモデルまではレイヤードサウンド側の音質設定を中音重視にしつつゲインを上げ過ぎるとすぐにビビり音が発生してしまった為、臨場感を向上させながら「いかに上手く抑えるか」に気を配りましたが、3rdモデルになってからは抑える事に以前ほど注力する必要が無くなりました。ただ、レイヤードサウンドが目立ち過ぎるのは好ましくありませんので「サウンドドライバが鳴っている」のではなく、あくまで「空間全体で鳴っている、フロントガラスの先にステージが見える」様な設定を心掛けます。
3rdモデル施工後の私の感想ですが、、、、「表現力大幅アップに偽り無し」でした。うちのデモカーのサウンドドライバも3rdモデルに交換したい、、。
余談ですが、私はCHRIS BOTTIの素晴らしいライブを
シンフォニーホールと
ビルボードライブ大阪で見る機会がありまして、私のレイヤードサウンドの設定はこの時の「感動の再現」を心掛けています。お気に入りのスーツを着て、愛するパートナーが隣に座っていて、、、そういった音以外の状況もイメージしています。CHRIS BOTTIが日本に来る事があれば次のライブも絶対行きたいです(が、なかなか来てくれないんですよね、、)。音楽好きではなくとも、是非
「CHRIS BOTTI IN BOSTON」は見て聴いてください。私にとってレイヤードサウンドはこの
「CHRIS BOTTI IN BOSTON」のライブ感を味わう為にあると言っても過言ではありません。出演アーティストは全員言うまでもなく超一流でどの曲も素晴らしいですが特にトラックNo.15のドラムソロは思わず拍手したくなりますよ。
納車前に車両に残ったエラー履歴をすべて消去。
純正キーでウインドーUP/DOWN機能有効化。こちらはサービスでの対応です。
多くのご依頼を頂き誠にありがとうございました。
納車後のアフターサポートもお任せ下さい<m(__)m>
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Posted at 2019/12/23 22:02:42 |
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