リストリクターってご存じですか？

これ、レースの世界では有名だと思うのですが。



基本エンジンはなるべく大量の空気と

なるべく大量のガソリンを理論空燃比に

近づけてやるとパワーが出るとなってます。

理論空燃比とは簡単にいうと

理論上ガソリンが完全燃焼する空気との比率です。


付けてる方は付けてるAF計は

空燃比を計測するものですね。


普通に皆さんがレースに使用してるハイオクは


1：14.7


が理論空燃比と言われてます。


実際にはもうちょっとリッチにした方が

うちのマシンの場合

サーキットでタイムが出ます。

まぁ、気温や気圧にもよりますけどね。



で、イイネで見たのですが

巷では


レスポンスリング


という製品があるようですね。


因みに

リストリクターはこんなものです（ネットでの拾いものです）



分りやすい画像にしてみました。


これまた、簡単に説明すると

空気かガソリンの流量を入口から出口までの間で

パイを小さくすることにより制限するパーツです。

普通余り抵抗にならないように

このように入口から出口まで

テーパー状にしてますね。

レースでは出口側は何パイ以下とか

レギュレーションで決まっているかと。


で、何でこんなことをしているかと言うと

簡単にいうとパワーを制限するためです。

サンデーレーサーには

エアリストリクターが一般的ですね。


理由は簡単、

一定の空気にいくらガソリンをぶち込んでも

燃焼しないので

エアの量を制限すればパワーが出ないからですね。

余分にガソリンぶち込んでも

勿論全部燃焼しないので

かぶっちゃってまともに走りませんよね。



さて、件のレスポンスリング。


エアクリーナーの後ろにつけるのですが・・・・

































・・・・・・・・・・・・・・


まるっきりリストリクターですがなｆ^^；


形状を知りたい方は

検索してくださいｗ


基本エンジンに何も手を加えないと

パワーとトルクは比例するはずです。

ただ、街乗り程度ではそれ程

目に見えて落ちることはないかもしれませんが。



これで謳い文句の性能がなんで出るのか分らないので


詳しい人教えてくださいm(_ _)m


これ入れただけでトルクアップするなら

是非うちのマシンでそれを実現して欲しいぞ！！



そして各サーキットに


リストリクターで制限しても意味無いですよ


って言ってやってくださいｗ

因みにエントラントはみんなそれで苦労してますので

効果があれば


結構な数売れると思います！！



余談ですが・・・

今のF1では使っているガソリンメーカーによって

各マシンのリストリクターのサイズが異なってます。

それはシェルとかペトロナスとかで

それぞれ同じ体積でも含有される物質の違いで

質量が異なるからなんですね。


で、各チームをイコールコンディションにするため

100ｋｇ/ｈ以内というガソリン量で制限しているので

質量が異なると径も変わるわけです。

なので違うメーカーのガスが使えるF1では

フューエルリストリクターになってます。


今年の初戦でそれの計測器の数値がおかしいって

レッドブルが文句つけて、結果リカルドのリザルトが

取り消されたのは記憶に新しいですね。


こっそり誤字を訂正しました
気づいた方は内緒にしといてくださいｗ