2013年10月31日
えーと、まず一言
長いので興味ない方はスルーしてください(^^;
YZR-M1とロッシをつなぐエンジン制御エンジニア
理論的には出来ると思ってましたが
やはりやってるんですね。
コースレイアウトに合わせたプログラムセッティング。
クローズドコースですから
よりピンポイントでセット出来るんでしょう。
今でもバイクにはバイクの傾斜角など
センサーで車体環境の情報を取っているので
登り坂でいきなり全開にしても
ウィリーしないなど
一般道でも使えそうです。
MotoGPマシンにはBMWでいう
DSCはもう装備されてますが
下のクラスでは装備されてません。
一般車ではフラッグシップモデルなどには
トランクションコントロールが
モード式で装備されてますね。
そういうのに乗っている人は
間違いなくスポーツモードにしていると思いますが(^^;
こういう技術の進歩に合わせて
ライディングも変わって来ます。
個人的には以下の人たちが
大きくライディングスタイルを変えて
いったと思います。
古くからは
キングケニー(ケニー・ロバーツ)
ハングオン
を世界に広めたライダーです。
タイヤの限られたグリップを最大限に発揮するため
重心を移動して同じスピードでも
バンク角を減らすスタイルです。
それまではリーンインかリーンウィズという
スタイルでした。
現在レースやっている人は
ほとんどハングオンで走ってますね。
そういう意味では
革新的なライディングだったと思います。
僕ら底辺のライダーのハングオンは
この時代から進歩してないかも(^^;
その後
フレディー・スペンサー
が現れます。
簡単に言うと
意識的にドリフトさせて走るハングオン
です。
それまでのライダーは滑ってしまうのを
コントロールはしてましたが
意識的に多用したのは
フレディが初めてだったと思います。
この頃のホンダワークスは
フレディにだけ違うマシンを与えていて
フレディスペシャル
なんて呼ばれてました。
当時のキャブでは
全域でコントロールできないので
パワーが出ている分パワーバンドが狭くて
フレディにしか乗れなかったって言われてます。
バイクでのブレーキングドリフト
は衝撃的でした。
それからはフレディ的なスタイルが続きます、多分(^^;
そしてマシンもタイヤも進化して
ヴァレンティーノ・ロッシ
が登場します。
彼のスタイルは
とにかくタイヤのグリップの限界
で走る走法だと思います。
また、マシンコントロールが巧みで
スライドしてもコントロール仕切って
しょうがない場合は意識的に
ドリフト・スライドさせて曲がるなど
卓越したマシンコントロールが特徴です。
見ていて華麗で美しいライディングです。
まだエンジン制御が進んでない時代に
コーナー途中でクラッチ操作して
指を1本づつ外していくことで
トルクコントロールしたりと
私たちには出来ないことを
200キロオーバーでやってたり、
今や主流になりつつある
コーナーへのアプローチで
イン側の足をステップから外す事で
フロントタイヤへの荷重を増やしたりと
とにかく凄いの一言です。
ただ、この足外し、
FIAT YAMAHA のコメントでは
データロガー上は差が見られない
らしいのですが、
やっているライダーは何人も
体感出来るってコメントしているので
極めて微妙な差なのかもしれません。
中には全く差はないって人もいますが。
彼はまだ、現役で走ってますが
125,250,500、MotoGPチャンピオン
を取っている伝説的なライダーです。
今年棚ぼた的ではありますが、
2年振りに1勝したのは記憶に新しいですね。
個人的には彼のような走りが理想です。
そして今年現れたのが
マルク・マルケス
ルーキーとは思えない快進撃です。
彼は電子制御もなんのその
アクセル開けて
電子制御を越えて滑っても
お構いなしで走るライダーです。
極端なハングオンで
肘擦りしてしまうほど
http://www.honda.co.jp/WGP/race2013/rd03/images/r05.jpg
嘗てこういうライディングは
何かあるとマシンコントロールできないため
否定的な見解が主でした。
マルケスも見ていると不安定なんですが、
それでもきちんと走り切るので
一応のコントロールは出来ているのでしょう。
彼は予選や練習走行での転倒が多いのですが
そこできちんと限界を探っているのかと思います。
本戦では転倒しませんので。
今後彼のライディングが
新しいスタイルになっていくのか
興味深いところです。
ただ、過去のロッシのライディングを継承している
ホルヘ・ロレンソ
が後半戦強さを見せているので
来年以降にはっきりするんじゃないでしょうか。
この人だけはコーナーアプローチで
未だ足を外さない唯一のトップライダーです。
Posted at 2013/10/31 12:26:03 | |
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バイク | 日記
2013年10月24日
来月出るバイクのレースで
マシンの戦闘力を高めるため
あるレース屋さんで
レーサーのパーツ作ってもらってます。
ここ、選手権とかでいろいろ忙しいので
「レースに間に合わせるけど納期は分らないよ」
ってことでお願いしてます。
・・・・既に1か月待ってますが(^^;
で、そうではあるんですが、
やってる日々の作業をブログにアップしてますので
そこを見ると大体自分のがどうなってるか分るんですよ。
なんで毎日チェックしてます。
因みにサスのオーバーホールの方が早くて
もう戻ってきてますが、
このバネじゃ、ロードコースは・・・・
ってダメ出しされて
今度はバネの入荷待ち(-_-
ダンパーヘタってたからだけじゃなかったんだ(>_<)
・・・さて、本題です(笑)
以前バイクレースについてちょっと書いたのですが
それについてここのレース屋さんも
いろいろ考えて
自分の考えをいろいろブログに書いてます。
で、私もちょっと驚いたのですが
今の現役レーサーは
全日本なんて気にしてない!!
ってことでした。
確かにもう全日本は世界に出ていく
ステップにはなってない気がします
その実績が影響しないから
ヨーロッパ
アジア
レッドブルルーキーズ
など
海外レースへの参戦
を目指していると。
そういえば10年くらい前に
20年振りに遊びで1年間
地方選手権に参戦した時のチャンプは
全日本ではなく
そのままヨーロッパのレースに
出て行きました。
思えばその頃から既に始まってたんでしょうね。
車も同じ状況な気がしますね。
小林 可夢偉も10代でヨーロッパに出て行ってますしね。
日本のレースっていうのは
日本の中で閉じちゃってるのかな~
僕らの時代は全日本から世界へ
って明確なルートがありました。
その当時の全日本チャンプ達は
そのまま世界GPに羽ばたいていきましたし。
寂しいもんです
Posted at 2013/10/24 12:59:23 | |
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バイク | 日記
2013年10月21日
ホンダCBR600RRボンネビル市販車クラスで世界最高速を樹立
こっちのが格好いいかも。
http://vimeo.com/75623972#
最後の部分は余計ですけどw
ホンダスピリッツって奴ですかね。
来年は
CBR1000RR
で更にチャレンジするそうなので
頑張ってほしいですね。
Posted at 2013/10/21 14:02:39 | |
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バイク | 日記
2013年10月17日
Appleの「iOS 7」、極めて深刻な脆弱性を多数修正
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1309/19/news036.html
アップルがiOS 7で極めて深刻な脆弱性を多数修正、iOS6が穴だらけと言わんばかりの状態に
http://suzunonejh.blog15.fc2.com/blog-entry-4129.html
電池の減りがやたら早いとか
重いとか
グラフィックで酔うとか
ネガな部分が多くて
OSのバージョンアップをしてなかったのですが
セキュリティに欠陥があるので
やらざるを得ないのかな(-_-#
2番目の記事にある通り
私もマップの酷さにOS6に
中々バージョンアップしなかった口です。
で、今回もメジャーバージョンアップは
いろいろあると思って静観してた口です。
でも、元々これだけ欠陥のあるOSの
バグをフィックスをしないなんて
どういうつもりだよ、アップル!!
かと言って今更アンドロイドには出来ないしなぁ(>_<)
iPhone4、4Sをお持ちの方は
仕方無いので
OS7にバージョンアップ
するしかないですね。
3GSも一部バグの対象なのですが、
これは機種変更しかないという・・・・
なんだかな~、というお話でした(-_-#
Posted at 2013/10/17 14:34:01 | |
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世間話 | 日記
2013年10月15日
Posted at 2013/10/15 12:51:17 | |
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M3 | 日記