実はこれが本題なので長いよ(^^;
さてさて、今回私がもっとも楽しみにしていたのはこのプレミアムチケットのメインイベント
MotoX2Ride
です。
何しろまんまMotoGPマシンに乗れるという触れ込みのこちら。
二人乗りですが乗れるだけでもかなりのプレミアムです。
しかもモテギの本コースを一日借り切りですよ。
無理矢理会社を休んで参加必須ですよ。
ダメだと言われたら
当日風邪ひく予定でした(爆)
正直この話を聞いた時にはどのマシンに乗るか分かってなかったんですが、たとえサテライトだとしても昨年のワークスマシンですし、無問題。
で、ドカのワークスのイベントと分かって前日1周のタイムを(てっちゃんがw)計っていたら、おおよそ2分ちょっとで戻ってきます。
メインストレートはゼロ加速から終了間際には減速して戻ってくるのでそれなりの走りかも、と期待も高まります。
・・・・・・でもですね。
前日の天気予報は雨。
しかもモテギ近辺は一日雨な上、昼間の降水量は20mm(>_<)
とかなんですよ(T_T)
テンションだだ下がりです。
前日の夕方辺りから
明日雨だし、降水量も多いし、たとえ走ってくれても楽しくないよ・・・・
大体雨の中じゃ性能も体験できないし・・・
レインだとバンクも浅いしコーナーリングも・・・・・
などとブツブツブツブツ言い出す私(^^;
仕舞いには
明日の朝は5時前起きだし、それで現地に行って中止だったらショック大きいし、もう不参加で帰らない?
なんて言い出す始末(^^;
まぁ、結局たとえ中止になっても何か替わりのイベントがあるんじゃないか、と思ったり、この2日間てっちゃんのアクティブな行動に従っていれば全ていい結果が生まれてたので参加することに。
さて、目覚めると前日の天気予報では降らないはずの筑波が既に雨。
朝の予報でもモテギ近辺は絶賛降水中です(T_T)
加速度アップでテンションミニマムへ(-_-#
バスに乗り込んでモテギに向かうんですが、途中も結構な雨が降っていて話題は中止になったら何があるのかばっかりw
実は1日目2日目にも抽選で乗れたんですが、月曜当選の方はご遠慮くださいって言われてまして
こっそり抽選参加しておけばよかったとか言い出す私(^^;
サーキットにつくと川が出来るほどではないですが、
全面絶賛ウェット中(-_-#
あぁぁぁぁぁぁぁぁ、ながっかり感です。
その日はコントロールタワー下のサーキットの会議室が提供されたのですが、既に食事が用意されてました。
でも、まだ開催されるかも分からず、早朝から起こされたのもあってお葬式のような静けさです。
食事中にドカのスタッフ達が入ってきてPMの人と打ち合わせしたりしているうちに、
イベント開催が決定!!
正直かなりの雨だったので、個人的には皆さんのように手放しでは喜べませんでした。
走行順を決めるのに午前に乗りたい方をまずは募りまして。
てっちゃんとどうするか話し合ったのですが、私から
どっちでもいいけど、午後の方が気温も上がって路面温度も上がるかもしれないし、うまくすれば雨も小雨になるからしれないから午後にしないか
と提案しまして手は上げず。
でも、半分に達しなかったのでPMの方より参加してくれませんか?と声をかけられます。
上の理由を説明するも、まぁ、運営上仕方ないかと一応承諾する私たち・・・・・
・・・・・も後からスタッフが戻ってきまして
午後の路面温度あがってからにしましょう
と希望を通してくれました。
ぐっじょぶ、PMさん
まぁ、そうは言っても午後には更に雨が強まる可能性もあるわけで。
途中待たされている私達の前にランディが現れましてスタッフの方に
待たせてるだけじゃ悪いから
俺がステージで話しようか?
と提案してくれて簡単にインタビューがありました。
ランディ、ホントいいヤツですw
それも終わってランディさんは午前組みの方へ。
午前の走行中は結構な雨で、脇で見学するも昨日より明らかにペースダウンしてます。
靴も濡れたし、またまたテンション下がる私です。
午前組が走る前にMotoX2マシンの説明がドカのスタッフからありました。
●MotoGPマシンの後部を補強して二人乗りに改造していて車重は約160キロ
●それ以外は基本MotoGPマシンと同じ
●但しエンジンパワーは約250馬力程度にパワーを押さえている
通訳をしてくれた方が「reduce」を「軽量化」って訳してましたけど、実際はパワーを減らしたって言ってたんですね。
誰も疑問に思ってないようなので、そのままにしてましたw
補強して二人乗りにしてるので絶対的に重いです(^^;
それ以外にも結構抜けてたりしたんですが(^^;
お昼も終わって僕らの出番です。
体重測定と血圧測定があるんですが、
体重測定は楽々クリア(^^;
某氏はホントギリだったみたいで冷や汗もんでしたw
*理由は以下参照w
で、血圧測定なんですが今まで出たこと無いほどの高い数値で一回目は不合格。
正直こんな高い数値は生まれて初めて。
で、ですね、ほとんどの人がクリアできなかったんですよ。
皆さん、同じことを仰ってたので何も感じてないようでも緊張してたんですかね~。
でも、2回目には何とかクリア。
一緒の某氏は三回戦へと駒を進めまして、なかなか戻ってきません。
これでオレだけ乗ったら、バックパックで恨まれているし、何を言われるか分からん、と怯えてた(爆)
んですが、何とかクリアして戻ってきてくれました(^^;
で、ツナギに着替えるんですが、自分で脱いだツナギでも余り気持ちよくないので人の着たツナギを着るには必要だろうとインナーを持参してました。
これを着てたらドカのスタッフの方が おぉ って顔をされたので
私もレースやってるんですよ、モテギも2分くらいで走ってます
ってタドタドしく説明すると OH,You are racer とか言われまして。
装着イメージ
で、外に出ると
ほとんど雨は止んでるじゃないですか!!!
テンション急上昇ですw
ツナギを着終わると今度は二人乗りの説明です
左端 某氏
こんな感じでまずはどういう風につかまるかの説明
モデル 某氏
そしてライダーに合わせて体重移動と視線をコーナー出口に向けるように説明を受けます。
そして実際に乗り降りする練習です
その時にメカの方が
He is a racer!
って私を紹介するんですよ
だから私も「20年以上前には国際ライセンス持ってたんですよ」なんて余計なこと言っちゃったんですね。
さて、順番にスタートです。
先にてっちゃんが乗りまして、降りた後結構興奮しているですよ。
こんな感じで笑顔全開です(^^;
どうだった?と聞くと
いいから黙って乗って来い!ww
と言われまして
下記てっちゃんのあげた動画です。
えーと、・・・私の時だけいつもより余計にウィリーしてるんですけどw
で、ですね。
確かにストレートはウィリーで無駄にパワー使っているけど、そこそこ速いです。
ブレーキもききは素晴らしいですね。
ドカのメカが
うちのブレーキが性能は一番
と胸を張るだけあります。
ブレンボだけど(^^;
以前ドビッチオーゾがロレンソに突っ込んだときに
ロレンソのブレーキが早過ぎる、
オレは止まれた
って言ってたのも分かる気が。
結局ペナルティ受けてましたが(^^;
でも、録画を確認したら確かにロレンソよりはレイトブレーキでコーナーに入ってましたが止まれたかどうかは微妙かな~。
でもでも、コーナーが劇的に遅い(T_T)
正直、ワークスのレインタイヤってかなりのハイグリップです。
僕らが使っているドライ用のタイヤと比べても遜色ないくらいかも。
イベントの説明でランディが、
このイベントの最優先事項は
安全です
って言ってた通り、何があってもアクシデントが起きないスピードで。
で、通訳の方が女性に怖かったら Slow Down って怒鳴ればスピード落としてくれますって言ってたので
Faster!!
って怒鳴ってみたんですがダメ(T_T)
なんか終わった後に「ヒャッホー」とか言ったら加速してくれたって人もいたので、「ヒャッホー」といえばよかったのかもw
で、高架下からのS字で進入でラインに余裕があったので、わざとインに荷重してバンクさせてみたら、スピードが上がったんですが、
すぐにマシン起こされてしまいました(爆)
裏ストレートではウィリーせずに加速はじめたので期待したんですが、まだまだブレーキングポイント前なのにアクセル戻して減速して、90度コーナーも安全運転。
そのままピットレーンに入ったんですが、レース中だとピットはワークスとかが使ってたのでメインストレートに戻ったからビクトリーコーナーまで走ったんですね。
そこも走ってもらいたかったかも。
で、降りたあとに思わず
遅い!!
て言ってしまいました。
てっちゃんには
自分で走ったほうが全然速かった
ってブツブツ言ったり(^^;
まぁ、ウェットだし二人乗りだし安全第一だしそれを考えたら十分速いのかもしれないけど、でもでもでもMotoGPの世界を体験できるって話なんだから・・・・・・
・・・・何かいまひとつ納得できてなかったり。
降りた後にドカのおばちゃんが、楽しかった?もう一度乗りたい?と全員に聞いて周ったので
今度は自分で運転したいといったところ
100万ドルくれればいいわよ
っていうので
OK,deal
って答えて手を差し出したら
Good answerって笑ってました。
でも、車輌コストはそれくらいだと思われるので、案外いい数字なのかも。
その後ドライでは280キロ、レインでは260キロの最高速でしたってランディが説明してたんですが、通訳さんはドライのスピードは省略してました(^^;
まぁ、いろいろブツブツ言ってましたが、このイベント
3日間
いやぁ、
すげ~
楽しかったぜ
今度はドライで是非MotoX2Rideに乗りたいぞ。
ここまでとは思ってなかったので
誘ってくれた「てっちゃん」に大感謝です!!
気持ちだけだけどね(爆)
そして基本イベント中はピット内の撮影は禁止でして、全てドカのカメラマンの撮影です。
私のは数えるほどしかないのに、いつも笑顔全開のTさんはかなりのショット撮られているんですよ。
なので、上げられるフォトって必然的にTさんのになるわけです。
私も十分楽しんだけど、一番満喫してたのはやっぱりてっちゃんかな(^^;
