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コペン爺のブログ一覧

2012年02月22日 イイね!

大人のための易しい電子回路(その18)

「オートルーフを1000円で作ちゃおう」の巻

いよいよこの講座も終わりに近づきました。

今日のお話の前に、頂きました「メッセージ」とかでのお話を先に致します。

「ロータリーSW」のことですが、二種類のタイプがあります。

一つ目は

今回使用するタイプの

「ノンショート型」

接点が切り替わるときにどこにも触らない瞬間がある。



もう一つは

「ショート型」

接点が切り替わるとき両方に跨って接触をする瞬間がある。



面白いのでもっと詳しく勉強したい方は下記URLを・・・

http://0r.com/rs/

Rinnさん、ご指摘有難うございました。

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次に基板を作って実際の動作を見るのはどうするの??

いきなり「車」に繋がないで机上でテストする「電源」の話でした。
可変直流電源とか定電圧電源持ってない方は確かにそうですね(反省。。。)

車の電圧は12Vで「リレー」は12Vを使っていますので理想的には12Vの電源が有ればベストですが電池で「006P」という100円ショップで売っている「9V」の電池とソケット(これは大きい電気屋さんで売っているか?)で代用してもOKです。
リレーが動かなくても動作は「LED」で確認できます。

「006P」はこれ



あとDCアダプターという、家の中に転がってませんか??

電圧は12Vまたは9Vのを使用します。
絶対に12V以上のは使わないでください。



プラスとマイナスを間違えないようにしてくださいね。

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電圧を測るのにテスタは必要か??
この際買っちゃいましょう(笑)

Yahooオークションで500円くらいで出ていますね。
秋葉原でも数百円で売っているので充分です。
テスタは電圧(AC,DC)は勿論「抵抗値」「直流電流」も測れます。

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「抵抗値」の読み方を説明したほうがいいのでは・・・


これはちょっと迷ったんですよ・・・。

と言うのは「抵抗」はほとんど「袋売り」なので、同じ色の抵抗を見れば「何Ω」か
分かるだろうと思って・・・・

どういうことかと言いますと「抵抗値は抵抗に「何Ω」とは書いてありません。
色の帯で「抵抗値を表します」。
これはどのようにハンダ付けしても見分けが付くからです。
昔は○○Ωと書いたのが下側になると後で見るのが大変(出来ない)から変わりました。

ってことで「抵抗値」の見方

http://www.hisatomi-kk.com/Information/resistance/calculation.html

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ICのハンダ付けには「ソケット」使ったほうがエエのでは??

「ソケット」というのはICを直接基板にハンダ付けするのではなく
「ソケット」をハンダ付けして、その上にICをはめ込むものです。



写真は今回使う8P 用と 16P(ピン)用ソケットです。

ICが壊れたとき、ICを交換するのは大変な手間ですので初心者は
使ったほうが良いかも知れませんが・・・
時々起こるのが「接触不良」。
ソケットはIC本体より高価かも・・・。
なのでハンダ付けに慣れたら使わないほうが良いと思います。

ICは高熱に弱いので、熱に対しては効果的です。

生が好きな人は使いませんね(爆)


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最後に今回作った回路図です。

見飽きた!!

それならもう頭の中に入りましたね・・山田君(爆)



製作にあたってはくれぐれも自己責任でお願いします!!

次回より「応用編」を・・・

お楽しみに。

沢山の「いいネ」「足跡」有難うございました。

Posted at 2012/02/22 10:24:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自作 | 日記
2012年02月21日 イイね!

大人のための易しい電子回路(その17)

大人のための易しい電子回路(その17)「オートルーフを1000円で作っちゃおう」の巻

さてさてと・・・・・

実際に基板で作るとどうなるか~・・・って~~と。



裏から見ると




さらにリレー部を細かく見ると・・・



新たに「ダイオード」が付いています。
これはリレーの「逆起電力」というのを防ぎ「ノイズ」の発生を防ぐものです。
最後に回路図に記入します。

だいぶイメージが湧いたのではないでしょうか?

机上でテスト動作を確認してから、あとはケースに入れて配線です。

配線にあたっては先輩諸氏が整備手帳に書かれている
センターコンソールの外し方、オープン、クローズSWへの配線を
参考にしてください。

さsてさて・・
いったい幾らかかっているのか計算してみました。

部品名称と値段です。



ケースを除いて1000円以内で収まりました。
リレーをトランジスタに代えると

さらに240円浮きます(笑)

どうしても240円浮かせたい方はメッセで(笑)

さてと・・・
今日はこれから畑の大根掘りだす。

半日農家に変身します(爆)


Posted at 2012/02/21 11:40:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 自作 | 日記
2012年02月18日 イイね!

大人のための易しい電子回路(その16)

大人のための易しい電子回路(その16)「オートルーフ」を1000円で作っちゃおう」の巻



さてと・・そろそろ第四コーナーを回って直線に入ったか!!


今日は「ロータリーSW」で切り替えた各リレー(オープン・クローズ・ウインドウ)の接点をどこに繋ぐか??

その前に「リレー」の接点のことを書いたページがこれです。

まだよく分からない人は見てね・・・・


https://minkara.carview.co.jp/userid/516918/blog/25452094/

リレー部はこんな回路で動作しました。

リレーの「コイル部」まで配線した回路です



ではリレーの接点は、コペン本体のどこのSWの何色の配線と繋ぐかが

この図です。



配線をするためにはSWのある「センターコンソール」を外さなければなりませんが

みなさん書かれている

コペンの「整備手帳」参考に見てください。

「配線」線の太さですが爺が基板上で使うのは昔PCで使っていた
「RS232C」ケーブル。
地方の「中古ショップ」でPCのガラクタの中で100円くらいで売ってると思います。
この線の外側を剥くと細い線が現れます。

基板上の「入力から出力リレーの「コイル」まで」はこの細い線で大丈夫です。
必要以上に太い線は「ゴチャゴチャ」するだけです。

太ければ太いほどエエってことじゃないんです(爆)

一本買えば一生使えるでしょう(笑)



「リレーの選択(接点容量)」と「接点の配線の太さ」は一概には言えません。
少し難しい話になりますが「何アンペア」流れるのかによって
「リレー」「線材の太さ」を決める必要があります。

詳しく知りたい人はNETで検索してくださいね。

ここでの自作ではこういう風に思ってください。

「繋ぐ側の線の太さ」と同じか、それより「若干太め」の線を使う。


今回でしたらコペンの「ルーフオープン・クローズ」SWに配線されている線
と同じくらいの線だったらOKということです。

ただ・・・余り細い線を使うと「切れやすい」「ショートしやすい」「扱い憎い」
ということが有りますので細くても「適度な太さ」が有ったほうがいいと思います。


ってことで爺が一般的な配線で使っているのがこれ



秋葉原で売ってます。多分NETでも・・・。

NETで見たらこのアドレス内の

「KV 電子機器内部配線用電線」 です。


http://www.mimatsu.co.jp/cntnts/htm/kyusyu/wire/wire1_pvc.htm


難しいことは見ないように(笑)

0.5sq(スクエア)で約5Aまで大丈夫です。
ちなみにsqは線の太さを表します。

10本くらい束になってて、必要に応じて分けることが出来ます。

今回は「リレー」の使い方を理解していただく為に出力を「リレー」にしましたが

トランジスタで直にコペンのSWと繋ぐやり方も有ります。

直接繋ぐと「自作」した回路の「異常」がダイレクトに本体回路に伝わるので
注意が必要です。

リレーを使うことにより電気的には「断絶」しています。

あと一回くらいで「オートルーフを1000円で作っちゃおう」の巻はオシマイです。

その次は「応用編」です。

これがまた「オモシロイ(爆)」

いずれにしても「自己責任」で行ってください。
Posted at 2012/02/18 11:17:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2012年02月17日 イイね!

大人のための易しい電子回路(その15)

大人のための易しい電子回路(その15)「オートルーフを1000円で作っちゃおう」の巻

ロータリーSWの意味がちょっと分かりづらいというメッセをいただきましてもう少し詳しく説明させていただきます。

一見このスイッチは「グルグル」回るようなイメージもありますがコペンのエアコン「ファンSW」のように4回だけ(OFF、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)動きます。つまり 4接点 です。

それが 3回路分(3極といいます)あるので 3極4回路。


4つずつ3回 計12回分回る(動く)ということではありません。


つまり3回路(3極)は「連動して動く」ということです。

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ロータリーSWには
「2極2回路」とか「4極3回路」とか色々な組み合わせのSWがありますので
自分が使うのにもっとも近いのを選ぶことです。

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前回は回路図だけでロータリーSWを書きましたが


今日は実際のロータリーSWを使って、どのように接続するのかを
お見せします。



赤がリレーの切り替えラインです。

青がコンデンサー切り替えのラインです。

さてと・・・・・・・

緑のラインはなんじゃいな?

これはAT車は関係ないのですがMT車は「クラッチ」を踏んだ状態じゃないとエンジン
スタートしないので「クラッチ」踏まなくてもエンジンかかるようにしている人は多いと思います。

方法としては単純にクラッチの根元にある「マイクロスイッチ」の両方の線をエレタップなりで「くっつける」だけですが・・・。(赤線の部分)

今回「ロータリーSW」の1極が余っているのでクラッチの配線を一箇所「カット」して
その両端に「ロータリーSW」の


COM と 1番 を接続します。

これにより・・どうなるか・・・って~と・・・・

ロータリーSWが 1番 の位置にないと

「エンジンがかからない」

という万が一鍵を盗まれても大丈夫(?)

これを中国語で書くと・・・

東南帽子柵(爆)

そうだよね田中君!!

さてと「オートルーフを1000円で作っちゃおう」もあと数回で終了します。

もう一糞張りです(爆)


Posted at 2012/02/17 11:07:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自作 | 日記
2012年02月16日 イイね!

大人のための易しい電子回路(その14)

「オートルーフを1000円で作っちゃおう」の巻

ロータリーSW「第1極」は出力リレーの切り替えに使うのは前回お話しましたが大丈夫ですか?

質問メッセを頂きました。

内容は「ロータリーSWの接点 1番 はどこへも繋がっていないのか?
なぜ・・・ 1から初めないのか??



説明不足でしたが、肝心なところなので皆様にも説明します。

1番は確かに

どこにも繋いでいません。電源SWとも違います。

この回路は「人が手で押す動作を「リレー」が代行する回路です。
オープン(クローズ)動作の途中で万が一「首を挟んだ」ってとき
人がSWを押していればSWを離しますが・・・(停止)

この回路は「時間が来て止まるまで「首を挟もうが」

「ナニを挟もうが」

頑張って動きます。

なのでこのロータリーSWに 1番(一番左に回した状態)は「緊急停止」SWを兼ねています。

第3極で別の働きもしますが・・・


いい質問でした「山田君」(爆)


今日は3極ある内の「第2極」の使い方です。

コペンのルーフ(オープン・クローズ)の時間はだいたい20秒くらいだと思います。
今回両ウインドウの同時クローズも回路に入れますがウインドウのクローズ時間は
約5秒前後と思います。

ということは「オープン・クローズ」と「ウインドウ・クローズ」の時間を変えないと
いけないですね。

どうやってやるか?って~と・・・




図で見てお分かりのように「コンデンサー」の容量をロータリーSWで切り替えます。
「オープン」と「クローズ」は同じ時間なので C1(22μ)を一緒に使うため
接点「2」と「3」は繋ぎます。
ウインドウ用は接点が「4」に来たときC3(4.7μ)に繋がるようにします。
接点「1」はどこにも繋ぎません。

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もう少し掘り下げると・・見なくてもOKっす

「時定数」って学校で習ったかな??
この回路の場合「出力の時間」は 

1.1×(「VR1」+「R2」)×「C1」

で決まります。
難しいことは考えずに

「1MΩ」と「10μ」で10秒です(計算上は11秒ですが)。
なのでもし
5秒にしたければ 「1M」を「500K」に、またはコンデンサー「10μ」を「4.7μ」(一般に5μは無い)
に変更すればOK。
時間を長くしたいときは反対に容量を増やす。

実際には「抵抗」「コンデンサー」の容量にはプラス・マイナス10%程度の誤差が有るので
計算道理ピッタシには行かないので「ボリューム」で微調整します(この回路では)

実践回路では「抵抗値R2が550K、VR1が0(ゼロ)Ω~500KΩ、C1が22μなので

一番短い時間は 0.5KΩ×22μ×1.1(定数)=約12秒
一番長い時間は 0.5KΩ+0.5KΩ×22μ×1.1=約24秒

になります。
多分この時間の間で「オープン・クローズ」の動作は終わるでしょう。

同様に「ウインドウ・クローズ」の時間は「抵抗値」は変えられないですが
C3の容量で約5秒になります。

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さてと~・・・・・

ほぼ実際の回路図になってきました。
基本回路図と実際の回路図では若干「抵抗値 R」と「コンデンサー C」の値が
変わっています。



真面目に勉強してきた方は、最初見たとき「なんじゃこれ~・・・」と思ったでしょうが・・・

いまは「快感」に変わったのでは???

では股

Posted at 2012/02/16 10:35:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自作 | 日記

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