
昨日はセパンサーキットへ行ってきました。
クアラルンプール市内から1時間弱ほど高速を走った先にあります。
クアラルンプール国際空港の隣にあります。
さすが経済成長著しいマレーシアのF1用サーキット。
広大な土地に立派な施設です。
特徴的なのが、ピット裏のエリア。
南国らしくたくさん木々が植えてあって、日本のサーキットでは見れない光景です。
昨日は、トラックデーでフォーミュラの枠とツーリングカーの枠が1時間ごとに入れ替わりながらのんびりとしていました。
ツーリングカーの枠では、こちらはアジアGT3選手権というのが最高峰クラスらしくて(たぶん正確性に書けるので、また調べておきます)、そのGT選手権のアストンマーティンがテストしてました。
フォーミュラ枠はF-BMWが数台いました。
なかなか良い音で、乗ってみたいな~と思えるクルマでしたね。
次に、今回セパンサーキット視察をコーディネートしてくれたマレーシア在住の日本人メカニックの高橋さんが所属するチームのガレージにお邪魔しました。
そのチーム、EURASIA MOTORSPORTS( http://www.eurasiamotorsport.com/news/ )のボスのMARTINさんがF-BMWのメンテ作業をしていました。
彼は英国人で13年前にマレーシアに来て、以来、当地でレースチームをやっているのだとか。
マレーシアだけでなくアジア各国を転戦するチームのボスですからなかなかすごいですね。
ボクがSUZUKAから来たんだ、フォーミュラレースもやってたんだ、とかお話すると、クルマ馬鹿同士ビビビッと来るものがあって話も弾んで、
ボク「桜井 孝太郎君ってアナタのチームで走ってるんだよね」
☆:桜井孝太郎君・・・期待の日本人ドライバーで確か16歳。F-BMWパシフィックに参戦中。次の日本人F1ドライバーとして期待されている。
マーティンさん「そうだよ、彼は速さもあるし、良いドライバーだね。まだ経験が足りないから、これからもっと良くなるよ。」
とかとか。
意外にも日本のFJのコンストラクターの名前が彼から出てきたりしての話題も出たりして驚きました。
決して良い評価じゃなかったのが残念でしたが。
(ボクも彼の評価は正当だと思います)
この秋にWTCCで岡山、アジアGTで富士に来るらしいので、再会を約束して帰路に。
マレーシアのモータースポーツは今のところ、人も物も金も海外頼みで、決して自立してるものとは言えませんが、ファンの数はなかなか多いみたいなので、今後、徐々に発展する可能性を感じました。
あと、走行料も日本(鈴鹿)の25分の料金で半日たっぷり走れるみたいなので、日本で出番の無くなったレーシングカーをセパンのガレージに持ち込んで休暇になったら走りに来るってのもコスト的にそれほど高くなく楽しめて良いんじゃない?とも思いました。
ちなみに、F-BMWのテスト走行の費用は1800EURO@1DAYです。
(日本円にすると、198000円)
まぁ、お得感は薄いけど使ってる車を考えると妥当な金額とも思います。
というわけで、セパン視察はなかなか興味深い出会いもありつつ楽しく過ごせました。
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Posted at
2010/08/13 11:19:55