
めっちゃ寒かったです。
最高気温で5度ちょっととかだったんじゃないでしょうか。
で、走ってみると、
タイヤがほとんど発熱しない!!
という悩みを抱える事に。
DUNLOP DIREZZA Z1は市販ラジアルの中では最もグリップレベルの高いタイヤなのですが、それを持ってしても全く機能せず。(笑)
進入はズベベベベ~っとダラしなくアンダーステアが出て、
コーナー後半にやっと差し掛かってアクセルに足を乗せると、YAMAHAエンジンのパワーがさく裂してドリフト大会。
あか~~ん。
現役ドライバーの大賀祐介を持ってしても、
あか~~ん。
こりゃダメだ!って事で急遽、ハチロク用のSタイヤ(DUNLOP O3G)に交換。
ダッシュで交換しに走ってくれた、たちくん&大賀君、ありがとう!
Sタイヤに変更するとナンボかマシになったものの、M01本来の素晴らしいハンドリングには程遠い。
普段からじゃじゃ馬気味なM01ですが、普段のじゃじゃ馬×3倍くらいなイメージです。
せっかくの試乗会なのに、コレじゃあなぁ・・・。
と思ってみたものの、ソフト方向のスプリングも手持ち無いし、減衰非調整のダンパーなので、セッティング変更は出来ず、この状態で我慢して頂く事に。
試乗ドライバーさんのコメント。
「タイヤのグリップレベルに対して、パワーが凄くて手に負えない!」
はい、その通りだと思います。(汗)
この状態では、一般のドライバーさんには乗れるシロモノでは無いと思います。
今回、試乗頂いたのは普段からレーシングカーに乗り慣れている方でしたので、なんとか無事に走り切れました。
気温20度程度の環境では素晴らしいポテンシャルを発揮するM01ですが、真冬は苦手なようです。
まぁ、レースシーズンはそこまで寒くありませんから、あまり深く悩むつもりはありませんが、冬の練習走行用のセットアップを研究する必要がありそうです。
それから、最後の1本の走行を前に点検作業していたら、プロペラシャフトのユニバーサルジョイントのニードルベアリングが破損しているのを発見!
これは危ない!って事で、走行を諦める事にしました。
せっかくお越し頂いていたのに、乗れなくなってしまってすみませんでした。
本当に申し訳ないです。
キッチリ対策して、次回ぜひ乗って頂きたいと思いますので、埋め合わせさせてください!!
まだまだ初期トラブル出し切っていないみたいです。
試作車両として、これからももっと走り込みが必要だと感じました。
さぁ、次のイベントは3月5日・6日・7日の名古屋オートトレンドです。
現在、大阪芸術大学の学生さんたちが、1/5モデルの製作に精を出しています。
2タイプ用意して展示する予定ですので、どんなモノが出てくるか?
ぜひご来場ください。
photo by ASO
Posted at 2010/02/08 19:09:01 | |
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