2011年06月26日
レーシングカーの作り方(S-FJ挑戦) @フヂイ
前回のブログで、日本にはレーシングカーの作り方のハウツー本や学校が無い!
と書きました。
こんなに楽しい娯楽なのに、なんで誰も世に広げようとしないのだ?
レーシングカー作りを知らない人生なんて、ノンアルコールビールみたいなもんだ!
と不思議で仕方ないのですが、無いものは仕方ない。
こうなったら僕が人柱?人体実験?だ!
このブログでレーシングカーの作り方を1から10まで紹介します。
もし内容が面白くて、社会的に価値があるモノだったら書籍化お願いします。
ふふふ、夢の印税生活・・・。(アホ)
もし、万が一、日本のどこかで「俺(私)、レーシングカー作りたい・・・。」と思っているけど一歩を踏み出せないままでいる絶滅危惧種的に奇特な若者がいたとして、このブログを読むことで、何か未来が開ける事なれば良いな!という思いで書きます。
(僕にとって未来が開けるとは限りません。どちらかというと転落人生まっしぐらかもしれません)
で、どんなレーシングカーを作るかと言いますと、
SUPER FJ
です。
SUPER GTとは違いますよ。
日本のレースはSUPER GTやらSUPER耐久、そしてSUPER FJにスーパーアグリに至るまで、やたらスーパーを使いたがるややこしい傾向があります。
何でですかね?
まぁ、なぜSUPER FJという微妙なネーミングなのかは置いておいて、なかなか面白いカテゴリーではあります。
F1を頂点とするフォーミュラのピラミッドの最下段に位置する、フォーミュラレースの登竜門です。
F1をプロ野球とすれば、SUPER FJ(以下S-FJ)は、中学校の野球部、といった感じでしょうか?
でも、中学校の野球部と言うにはお金かかるな。通常、300万円~400万円の年間予算。
まぁ、お金の話はゲンナリするだけなのでやめておきましょう。
で、このS-FJの面白さは、コンストラクター同士の競争が有る、という事に尽きます。(僕にとって)
F-ニッポンやF3は残念ながらワンメイクなので、クルマ好き的視点ではほとんど興味をソソられません。
F4はS-FJ同様にシャシー開発が自由なので、これも面白いのですが、さすがに年間1千万円超えの予算では、あ~無理無理って事で諦めました。(またお金の話してるし)
技術的には超興味深くてやってみたいんですけどね。(次に取っておきます)
という事で、フヂエンはまずS-FJに挑戦することになりました。
自社で車体を設計&製作して参戦します!
ニューマシンの投入目標は、12月の日本一決定戦@鈴鹿です!
これからの5ヶ月は超タイトなスケジュールになりますが、やるって決めちゃったので、やります。
明日から設計作業を始めます。
チーム体制は、
僕(フヂイ)が、設計&製作
大賀が、メカニック&設計助手&テストドライバー
木下が、レースドライバー&メカニック助手&設計助手
の3人がメインで、その他いつもの仲間にもいろいろと(問答無用で)お手伝いしてもらいながら作ります。
これからはフヂエンブログ内で、僕以外の二人も日記を更新しますので、ぜひお読みください。
この企画は僕ら3人の密かな楽しみとしてスタートした話ですが、こっそりやっていても意味ないし、どうせならより多くの方々にレーシングカー作りの楽しさ、素晴らしさを知っていただこう!という事で包み隠さず公開する事にしました。
ぜひお楽しみください。
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Posted at
2011/06/26 02:10:31
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