2009年07月31日
だい~~ぶ前に、ウチでメンテしていた500馬力仕様のR32GT-R。
フヂエンに出入りしている方にはご存じの方もおられるかと思います。
持て余したオーナーさん、結局はチューニングカー買取屋さんに売却しました。去年の話かな?
で、その話。
今朝、工場の電話が鳴って、スタッフ浅野が応答。
浅野「・・・・・」
ん?様子がおかしい。
ボクのとこへやってきて、究極的に困惑した表情で「フヂイさん、イングリッシュです・・」と電話を手渡す。
ん?なにぃ?いんぐりっしゅ?
「もしもし・・・」と出ると、
「Hello! My name is Tom,from Newzealand,Ibought Nissan R32 GT-R・・・ can you speak English?」
うわっ!いきなり英語だよ。しかも日本に電話してきて「英語できるか?」て聞くなよ!英語圏の人間のおごりだ!
「Hello,This is Fujii speaking. Can you speak Japanease?No? OK, I'm not good at English, so please speak more slowly」
で、聞くところによると、日本から輸出された例のGT-Rを購入したのがニュージーランドのトム君で、F-CON Vプロの制御を自分でやりたいので、パスワードを教えてくれと言う。
しかし、このクルマのエンジンを製作したのはウチじゃなくて三重県の○王車体というショップなのです。だからウチではその質問に答えられない。
で、トム君に、「そのエンジンはウチで作ったんじゃなくて●王車体というところで作ったので、ソコに聞かないとわからないよ。電話番号教えてあげるからそこに電話してみて。」
と、事務的に処理しようとしました。
が、そのトム君がとってもガッカリした様子だったので、
「もしかして、○王車体に電話しても英語出来る人いないかもしれないから、ボクが聞いてあげるよ。2時間後にCall backお願い。」
と、とりあえず電話を切りました。
で、その◎王車体に電話して、経緯を説明したところ、
「ウチではパスワードのバックアップは取ってないんですよねぇ。データ自体は取ってあるので、変更を加える場合はいったん初期化して旧データを上書きしてから書き加えるような形でやってるんですよ。だから、無理ですねぇ。」
との事。
う~~ん、そうなんだ。それってユーザーライクじゃないですね。
HKSの方針とかで、いちショップではどうしようもないらしいのですが。
そういう込み入った説明はボクの英語力では正確に伝える自信がないので、
「英語できます?」と問うと、
「え~~、ちょっとなら出来ますよ。」と来た!
「じゃあ、その説明、彼に伝えてもらえませんか?」と投げてみたら、
「あ~~、どこの国でしたっけ?あ~~、ニュージーランドねぇ、あっちの人ってナマリあるでしょう?ナマリがわかんないだよなぁ。メールだったら対応しますよ。」
と逃げよる。(笑)
確かにメールなら辞書で調べながら文章書けるもんね。
そうやってトークから逃げるから日本人は英語が苦手なんだよ!
もおいいよ、と思って、「わかりました、彼には伝えておきます。」
と切りました。
で、キッカリ2時間後にトム君からCall。
「I asked them the pass ward,but they can not answer,because it's their trade secret… I'm sorry…if you want more information,
please send email to ●oushatai.」とかなり割愛したカタチで説明。(笑)
でもトム君は「わかった、ありがとう、ありがとう。バイ」
日本車のスポーツカーを愛する異国の若者の希望に添えず残念でした。
まぁでも、久し振りの英語電話は緊張したけど、30%くらいは通じているっぽいからちょっとウレシかった。(笑)
Posted at 2009/07/31 13:18:21 | |
トラックバック(0) | クルマ