
先日の美浜サーキットでのテスト走行、
ブレーキ等の変更点はすこぶる好結果だったのですが、
(ベストタイム:46秒4)
ブローバイからオイルが噴き出る問題は解決できませんでした。
YZF-R1用5VYエンジンのブローバイ取り出し口はミッションケースの上にあって、ノーマルはそこからインダクションボックスにブローバイを戻しています。
M01の場合、エンジンを縦置きにしてあるので、本来掛るはずのない横Gや前後Gがエンジンの中のオイルに作用します。
どうやら、加速時にはブローバイ取り出し口があるミッションケース上の付近にオイル溜まりが出来て、ブローバイガスの圧力によって噴き出されている、みたいなのです。
50秒弱の美浜サーキットで3周程度の全開走行で500ccのキャッチタンクは満タンになります。(涙)
さぁどうしたもんか。
いちおう、このエンジンは4輪に載せるにあたり対策としてケースとオイルパンの間にバッフルプレートを挟み込んで横Gの影響を小さくする加工が施してあります。
なので、理論的にはオイルポンプの空打ちはしていない、はず・・・。
今のところメタル音も出ていないので、ソコは大丈夫だと仮定しましょう。
(次回テスト時には油圧計を取り付けてモニタリングする予定)
で、ひとつの方法として、ブローバイ取り出し穴をメクラして、ヘッドカバーに新たにブローバイガス取り出し口を取り付ける、を考えました。
たぶん、この方法で問題ないと思うのですが、メクラした場合にケース内圧が想定外に高まってシールが飛び出す可能性も無くはない、ので、最後の手段として取っておいて、
大きめのコレクタータンクを造って、内部をバッフルプレートにていくつかの部屋に分けて圧力を逃がしつつ、ガスとオイルを分離して、オイルはもう一度ケースに戻す構造、を造ってみる事にしました。
さっそくアルミの薄い板を切り出して溶接開始!
ちっとも上手くできない・・・・。
TIGのアルミって難しいの?
既に数枚のアルミ板をパーにしました。(笑)
鉄やステンレスの時と同様に、また溶接の基本から教えを請いに走り回らないとダメっぽいですね。
頑張るぞ~~!!
Posted at 2009/09/14 20:19:11 | |
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