
昨晩はすごく久しぶりに友人のバンドのライブに顔出して来ました。
4~5年ぶりだろうか?
その友人は、小学校からの幼馴染。
サッカー少年団からずっと一緒だったヤツで、中学くらいから音楽の世界に傾倒して、中3の夏はひっきりなしにビートルズとか聞いてたなぁ。
中学~高校時代のボクが聴いていたCDはほとんど彼からおススメされたもので「カッコいいじゃん!」って、無意識のウチに彼の音楽性を刷り込みされていました。(笑)
高校時代のバンドは、洋楽ロックのDREAM THEATERとかどちらかというとプログレッシブロックに憧れが強くて、そのコピーとかそれっぽいオリジナル曲をライブでやっていました。
楽器持って数年のロック少年がそんな難解な曲を演奏し切れるワケもなく、ただ音をかき鳴らすばかりで、ライブに行くと2日間くらい耳鳴りが治まらないという、それはそれは凄い音でした。(笑)
大学時代は、演奏のレベルが上がって聴かせられるモノになってきたもの、一時コミックバンド的な活動に方向転換したり、精神世界の音楽みたいな事やったり、で一般受けし難い方向になったり、彼らの心の中を判り易く映し出していました。
若者らしく悩んでいたのね、たぶん。
大学を卒業してからは、よりポップな方向に行ったり、また精神世界に戻ったり、振幅の大きな活動を繰り返して来ましたが、久しぶりに行った昨日のライブは、ピアノ、ベース(ウッドベース)、ドラムの3人編成(今っぽく言うとスリーピースバンド?)で、ジャズのイメージが底に流れている、非常に聴きやすい音楽で非常に良かったです。
初めて妻を連れて行ったのですが、 妻は普段の「正常な」彼しか知らないので、
正直なところ、演奏の最後にピアノの鍵盤を叩いて「ワ~ッ!」とか叫んで舞台上で失神したらどうしよう?(過去にあった実話)
とか気を揉んでいましたが、それは杞憂に終わったので良かった。ふぅ~。
妻も「いい音楽だね~。」って気に入ってくれたので良かった。
彼も30代半ばにして、安定した生活とシアワセな家庭を築き、心も安定して、そういう音楽に発展してきたのだと推測します。
そういう意味でも良い音楽でした。
Posted at 2010/01/25 13:02:04 | |
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