• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

フヂエンのブログ一覧

2010年09月29日 イイね!

最近のM01(少しずつですが、進めています)

最近のM01(少しずつですが、進めています)ども、こんばんは、フヂイです。
全然日記書いてないですね。
もうじき10月だから、一カ月近くですね。いかんいかん。

さて、フヂエンの社運を掛けた大プロジェクトのM01計画、少しずつですが進めています。
最近、全くその話題を出していないので、

「景気悪いからそんな余裕ないんだよ、きっと。」とか、
「もう飽きたんだろ?今は電気自動車に夢中なんじゃないの?」とか、
「実はもう極秘でカーボンボディを完成させてニュルでテストを重ねているらしい」とか、

ある程度、正確な噂も耳にしますが(笑)

ちゃんとやっていますよ。

ボクにとってM01は、日本のモータースポーツ界に
「LOCOST RACING」
を普及させるためのライフワークだと思っていますので、この歩みは決して止める事はありません。

とは言っても、予算はボクのポケットマネーからしか出ませんから、
出来る事を出来る限りやる、というスタンスで進めています。
毎週金曜日の夜に、仲間が集まってくれてワイワイガヤガヤ楽しみながら作業をしています。
嬉しい事に、この僕らの活動に賛同してくれる方がいろいろといらっしゃって、夜食用のお弁当を提供してくださる「お弁当のアサケ」さん、ぶらりと立ち寄って差し入れをくださる「ランドナー株式会社」さん、いつもありがとうございます。
これからもいろいろ期待してお待ちしておりますので宜しくお願い致します。(笑)


現在のM01カウルは、写真の通り、発泡ウレタンをザクザク削りながらカタチを追求しています。
クルマはカッコ悪いと価値半減ですから、カタチだけはこだわり抜きます。絶対に妥協しません。そしてパクりません!
(BMW Z4とアルファを足して2で割ったら割りきれなかった、そんなレーシングカーは造りたくありません!)

このクルマが完成したらピニンファリーナにヘッドハンティングされるつもりで作業していますから。(打倒奥山!・・・小声で)


Posted at 2010/09/29 19:53:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年09月09日 イイね!

童夢のルマン卒業について思うコト

先日、童夢のウェブサイトにて「Graduation from Lemans」と称して、ルマン24時間耐久レースからの撤退が発表されました。
ボクにとっては大きなこのニュース、今のところは一般メディアに取り上げられた形跡はありません。
レース関連サイトでは確認できましたが。
童夢社長の林氏はウェブサイト内で、
「童夢がルマン挑戦に終止符を打つという事が、誰にも何にも迷惑をかけないほど影響力の無い出来事で、私なんかは、これをわざわざ発表する必要があるのだろうかと迷うくらいどうでもいいことだと言うことです。」
と述べておられますが、それは林さん一流の皮肉を込めたユーモアで、実際にその影響力の大きさは計り知れません。このニュースは、GTやFポンで誰が勝ったかどうのこうのよりも重大だと思うのですが。

じゃあ何がどんだけ重大なんや?
って思いますよね。

結論を先に申しますと、
童夢がルマンへの挑戦を辞めると、事実上、「MADE IN JAPAN」のレース技術が世界基準でどの程度のレベルにあるのか、を計るモノサシを失うのです。
今まで、童夢が日本のレース産業の牽引役としての役割を、好むと好まざるに関わらず引き受けてきました。林さんは「好きなコトを好きなようにやってきたダケや」と仰るかもしれませんが、それはそれで結果オーライです。
童夢がルマンに参戦するコトによって、設計者やエンジニアが育ち、メカニックが鍛えられました。
それだけじゃありません、車両製作に関する、例えばカーボンコンポジットの製作技術や評価方法、そういったありとあらゆる技術基盤がボトムアップされてきたのです。
これらはもの凄い財産なのです。

ルマンを経験したメカニックが日本へ帰って、それぞれの地方のレースメンテナンスの仕事に戻ると、そこにルマンでのノウハウが持ち込まれて、地方のレースメンテナンスのレベルが上がる、そういう事があらゆる場面で繰り返されてきたのです。


以下はボクの考えですが、人間は日々努力して成長するものですが、同じ人間が10日間、
① たった独りで努力する
② ライバルがいる状況で努力する
のでは10日後の結果は大きく違うのです。もちろんライバルがいる状況で努力を重ねたほうが到達点は高い。
人間の本当の力は競争によってしか引き出されないのです。

「ルマンに行ってライバルに打ち勝って世界の頂点に!」という童夢の競争への情熱は、続けているうちに日本では競う相手の居ない唯一無二の存在になっていました。

だからこそ、世界に向かって唯一挑戦し続けてきた童夢が辞めてしまうというのは大きなニュースなんです。
これからの日本のレース界は、徐々に本格的にジワジワと「完全なる井の中の蛙レース」になってゆくでしょう。
「日本独自」が売りのF-NIPPONは既に、世界の中では「ガラパゴス化」して久しいし、
興隆を極めるスーパーGTだって、極端なレギュレーションの中で運営されているから、世界基準で日本のマシンが速いのか遅いのか見極め不能だし。
(だから、そんな中で日産がGT-RでFIA-GTに挑む姿勢は高く評価できる)

そのうちに、日本のレース産業は衰退して、輸入レーシングカーのメンテナンスするしか出来なくなったりして。


もともと地理的にも文化的にもヨーロッパから遠く離れた日本は、ヨーロッパのレース界への憧れを持ちつつ、「いつかあそこで勝つ」という情熱を持って、(時には金ヅルとして)資金を投入したり、日本の技術を投入するコトによって日本の存在感を示してきました。
しかし資金を投入する経済力を失い、さらに技術を投入する機会を失えば、極東の日本なんて、ヨーロッパ人にとっては、

いてもいなくても良い存在

に成り下がります。
人畜無害な空気みたいな存在。
コンパに行って、翌日には名前と顔が一致しなくなって、3日後には居たのかもすら忘れ去られてしまう存在。
(これからは中東のアラブ人や中国人がヨーロッパ人にモテるんだろね、キーーー!ってか)

そんなのヤダ。


やっぱり日本は技術力を持ってして世界の頂点に立ち続けているべきなのです。

いや、この表現は正しくない、今は世界の頂点にいないから「世界の頂点に挑戦し続けるべき」なのです。

だからと言って、その役目をずっと童夢に押し付けておくのは無理のある話なので、
誰か世界に挑戦する気概のある人達はおらんかね?

しばらくは誰もいないだろうなぁ。


でも、何年かのウチにボクは挑戦しますよ。


Posted at 2010/09/09 00:30:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2010年09月08日 イイね!

ipadを手に入れた。

iphoneでガラリと変わったボクのnet life。
ipadが発売されると聞いて大いに期待していたのですが、盛り上がっている時に買うのもなんかミーハーな感じがして少し様子見していたのですが、先日ぶらりと近所の家電量販店でデモ機を触ってみたら、


コレええやん!

その場で ipad 3G wifi をオーダー。

待つこと1週間、やっと届きました!
iphoneが大きくなっただけやん、と揶揄する人もいますが、けっこう違いますね。

大きくて綺麗な液晶とキーボードのおかげで、ほぼPCの替わりになります。
3Gの通信速度はかなり速くて、それほどストレス感じません。
外出先での使用程度なら全く問題ないですね。
wifiはもちろん問題なし。
図面引いたり表計算はまだWindowsのPCに分がありそうですが、家ではネット、メール、SNSがメインなのでわざわざPCを立ち上げて作業する必要はありません。

こりゃ便利。

こういう商品を開発する能力を持つアメリカの底力、あなどれませんな~。
ボクはクルマの世界でこういうエポックメイキング的な商品を開発してみたい、そう思いました

Posted at 2010/09/08 08:08:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月31日 イイね!

マレーシア珍道中記(マレーシアのクルマ好きたち)

日本に帰って数週間が経ち、いつもと変わらない日常に戻りました。

なんだかホッとする部分と、あの活気溢れるマレーシアの街のエネルギーが恋しい気分になります。
ボクが生まれた頃には日本の高度経済成長が終わり成熟期に入っていましたし、あの熱狂のバブル景気も中学生~高校生の頃でしたから、直接的に享受していません。
だからなのか?好景気に沸くマレーシアの街を歩いていると、原因不明のワクワク感に身体全体が包まれます。
「何かやったるぞ」感とでも言うのでしょうか。


さて今回、マレーシアに渡るにあたり、日本に住むマレーシア人の知人を通じて、クアラルンプールに住むクルマ好きの人を紹介してもらいました。
名前はWan Chamさん。華僑のマレーシア人です。
クルマ大好きで、愛車はRX-7(FD3S)とランサー。
日本車大好き、チューニングカー大好きな27歳男子。
仕事は経営コンサルタントという難しそうなお仕事。
ボクをコンサルタントして欲しいなぁ、ボロかす言われそうな経営者だけど。

マレーシアで輸入車にはとんでもない関税(100%とか200%とか)が課税されますから、RX-7もランサーも高級車。現地の値段でボクなんか絶対に買えないですよ。

そんな高級車で夜な夜な高速道路をぶっ飛ばしてレースまがいの行為を繰り返してるんだから、かなりのセレブですよね。

日本人のエンジニアが来た!という事で盛り上がってしまった彼は、携帯で友達を呼び出し始めました。
結果、RX-7の仲間が3人集まってきました。

ボクに対して、「ねぇ、ボクのセブン、どう?インプレッションしてよ。」とか「ドリフトして見せて」とか、「日本のレーシングカーってどうなってるの?」とか、興味津々です。
彼らにとって日本というのは憧れの地なんですね。

「ボクは国際免許持ってないから、乗ってインプレッションすることは出来ないから、横にのるから走ってみせて。」
と言うと、
「わ~なんか恥ずかしいなぁ、ボク、運転自信ない~。」って。
えらい日本人を高く評価してますなぁ。
ちょっと気恥ずかしい。

機械式デフの効きがいまいち、とか、ブーストの立ち上がりが唐突すぎて加速感はあるけど実戦向きじゃない、とか、ボクなりに感じた事を伝えました。
大した事言ってないのにエラく喜んでくれて、盛り上がってしまった彼らは、
「やっぱりドリフトが見てみたい!」「見せて見せて!」
となってきて、夜12時を前にそろそろ家に帰りたいキモチもあったので、
「こりゃ一発ご披露しないとこの場が収まらないなぁ。」と思い、RX-7を拝借してみることに。

乗って動き出して判ったのですが、クラッチがやたら重たい!
今の日本でこんな扱いにくいクラッチは売ってないぞ!というくらい。
しかもビッグタービン仕様で下はスカスカ。

「うわぁ、こんな乗り難いクルマでドリフトできるかなぁ・・・」

と不安になりました。
しかし、ここで決めなきゃ日本男児の面目が保てない!

見通しの良い右コーナーで、2速から進入!
サイドブレーキをキッカケに!!!

「あれ?」

サイドが全く効かない!!
全くテールスライドする事なく失敗。

ヤバイ!
カッコ悪い!!

とりあえずサイドはアテにならん、と言う事が判ったので、
クラッチ蹴りに作戦変更。

もう一回Uターンして再挑戦!
コーナー手前でステアリングをちょっとだけ切って、

「うりゃああ!これが箱根仕込みのトーキョードリフトじゃあ!」

とクラッチ蹴り!
推定350馬力の高出力クラッチ蹴り、実は初体験。
想像以上にテールが出たぁ!

「おおおスピンするぅ!!」

必死にカウンター当ててスピンを回避しつつ、アクセルは戻さないようにしてドリフトを維持。
むむむ、なんとか成功!

「ホッ」


日本男児の面目はなんとか保てたようです。
初めて見る生のドリフトに興奮しまくりの彼ら。
いやぁ、お粗末さまでした。

日本にはもっと上手い人がいっぱいいるから、よかったら見に来てね。
と付け加えておきました。
あと、次回来た時もぜひ会おう!と言ってくれたのは良かったのですが、毎度毎度ストリートドリフトさせられてはたまらないので、
「次はみんなでセパンに走りに行こうね!」
と念押ししておきました。

この歳で警察に捕まったらカッコ悪い事この上なし。(笑)


それにしても、ここまで日本人に対しての期待値が高いとは思わなかったデス。
彼らは、日本の雑誌やWebを必死に見て、日本のレーシングカーやチューニングカーにとっても詳しいのです。
ありがたい事ですが、日本のチューニング業界はズタボロだし、レース業界もなかなか厳しい環境です。
彼らの夢を壊さない為にも、ボクらしっかりしないとなぁ、と思いました。


まさか深夜のクアラルンプール市街地でイリーガルなドリフトに興じるとは、思ってもみませんでした。
それもまた旅の醍醐味?

なかなか楽しい道中でした。

マレーシアの魅力にすっかりハマってしまったので、また近いウチに行こうと思います。




Posted at 2010/08/31 13:08:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2010年08月13日 イイね!

マレーシア珍道中記(セパンサーキット)

マレーシア珍道中記(セパンサーキット)昨日はセパンサーキットへ行ってきました。

クアラルンプール市内から1時間弱ほど高速を走った先にあります。
クアラルンプール国際空港の隣にあります。

さすが経済成長著しいマレーシアのF1用サーキット。
広大な土地に立派な施設です。
特徴的なのが、ピット裏のエリア。
南国らしくたくさん木々が植えてあって、日本のサーキットでは見れない光景です。

昨日は、トラックデーでフォーミュラの枠とツーリングカーの枠が1時間ごとに入れ替わりながらのんびりとしていました。

ツーリングカーの枠では、こちらはアジアGT3選手権というのが最高峰クラスらしくて(たぶん正確性に書けるので、また調べておきます)、そのGT選手権のアストンマーティンがテストしてました。

フォーミュラ枠はF-BMWが数台いました。
なかなか良い音で、乗ってみたいな~と思えるクルマでしたね。

次に、今回セパンサーキット視察をコーディネートしてくれたマレーシア在住の日本人メカニックの高橋さんが所属するチームのガレージにお邪魔しました。
そのチーム、EURASIA MOTORSPORTS( http://www.eurasiamotorsport.com/news/ )のボスのMARTINさんがF-BMWのメンテ作業をしていました。
彼は英国人で13年前にマレーシアに来て、以来、当地でレースチームをやっているのだとか。
マレーシアだけでなくアジア各国を転戦するチームのボスですからなかなかすごいですね。

ボクがSUZUKAから来たんだ、フォーミュラレースもやってたんだ、とかお話すると、クルマ馬鹿同士ビビビッと来るものがあって話も弾んで、

ボク「桜井 孝太郎君ってアナタのチームで走ってるんだよね」
☆:桜井孝太郎君・・・期待の日本人ドライバーで確か16歳。F-BMWパシフィックに参戦中。次の日本人F1ドライバーとして期待されている。

マーティンさん「そうだよ、彼は速さもあるし、良いドライバーだね。まだ経験が足りないから、これからもっと良くなるよ。」

とかとか。
意外にも日本のFJのコンストラクターの名前が彼から出てきたりしての話題も出たりして驚きました。
決して良い評価じゃなかったのが残念でしたが。
(ボクも彼の評価は正当だと思います)

この秋にWTCCで岡山、アジアGTで富士に来るらしいので、再会を約束して帰路に。


マレーシアのモータースポーツは今のところ、人も物も金も海外頼みで、決して自立してるものとは言えませんが、ファンの数はなかなか多いみたいなので、今後、徐々に発展する可能性を感じました。

あと、走行料も日本(鈴鹿)の25分の料金で半日たっぷり走れるみたいなので、日本で出番の無くなったレーシングカーをセパンのガレージに持ち込んで休暇になったら走りに来るってのもコスト的にそれほど高くなく楽しめて良いんじゃない?とも思いました。

ちなみに、F-BMWのテスト走行の費用は1800EURO@1DAYです。
(日本円にすると、198000円)
まぁ、お得感は薄いけど使ってる車を考えると妥当な金額とも思います。

というわけで、セパン視察はなかなか興味深い出会いもありつつ楽しく過ごせました。



Posted at 2010/08/13 11:19:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「MotorFan 007号! http://cvw.jp/b/518095/39714226/
何シテル?   05/04 19:10
三重県鈴鹿市でフヂイ エンヂニアリングというクルマ屋をやっています。 もともとは真面目な?板金塗装&整備工場だったハズですが、 どんどん大好きなクルマ造...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

SSK4 プロジェクト MotorFan第4号 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/10/27 11:52:58

愛車一覧

トヨタ カローラレビン トヨタ カローラレビン
08年5月のドットコム杯用に突貫工事で造ったマシンです。 (写真 手前の青いハチロク) ...
その他 その他 その他 その他
FJ1600の名車、オスカーSK96です。 25~26歳の頃、プロドライバー目指してレー ...
日産 フェアレディZ 日産 フェアレディZ
唯一無二の愛車だった、1973年式の240Zです。 レストアして乗ろうと思っていましたが ...
マツダ RX-7 マツダ RX-7
いつかはセブン乗りになりたい! と前から思っていたのですが、やっと念願叶いましたが、 ...

過去のブログ

2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation