(画像は拾い物です)
昨日はお休みだったので、部屋の不用物(不要物?)を処分してから、映画を観ました。007の「ノータイム・トゥ・ダイ」と「ターミネーター」と「ニュー・フェイト」です。どれも既に観たことのある作品ばかりです。復習ですね(笑)
ターミネーターは、劇場で観たことがあまりありません。確か3作目だけだったと思います。以前もこちらのブログで
DARK FATE(原題、邦題はニュー・フェイト)を観た後の感想を書いています。せっかくなので(?)、また書きたいと思います。
1作目は、シリーズの原点になった、あらゆる意味でショッキングな内容です。警察署の警察官を淡々と全て抹殺していく描写は、このシリーズの特徴です。シュワルツェネッガーのキャラとの相乗効果で、作品としても凄みのあるものになっています。特殊撮影部分のクオリティが極端に低いのですが、多分B級作品並みの低予算で作られたのだと思います。この後シリーズ化されて、6作も作られるとは驚きですが(笑)
2作目は1作目の続編で、ジョンの子供(中学生?)時代が舞台になっています。まっとうな続編で、未来も現代も同じ世界線という設定です。後の作品と矛盾が生じてしまいそうなのですが、AIとジョンとの友情的な交流をメインテーマにしている感じ。ターミネーター好きの間で唯一評価されている(?)作品です。
3作目はさらに2作目の続編で、ジョンの青年時代が舞台になっています。少し安直な脚本で、配役も良くないと散々な評価の作品ですが、個人的には好きです。ジョンとケイトの精神的な成長がテーマで、ラストシーンは好きなところですが、勝てないはずのT-Xに対してT-800の動力源で勝てるというのもヘンです。でも、気持ち的にはすっきりします(笑) コメディっぽい描写が出始めて(Talk to the handと言ったり、グラサンをかけたりetc)、少し娯楽作品に寄せています。
4作目は「審判の日」の後の、スカイネットと人類との戦いを舞台にしていて、シュワルツェネッガーが出演しない唯一の作品になります。これは娯楽大作というか、あまりシリアスな殺戮シーンはないし、描写がジョンとマーカスとカイルに分散していて、どこか醒めた雰囲気もあります。いわゆるターミネーターを観たい、という人には不評かもしれません。でも、まあまあ面白いです。
5作目は久々にシュワルツェネッガーが出演していますが、脚本としてはカイル・リースとサラ・コナーにスポットが当たっています。世界線が1~4作とは変わって、さらに、そこからの未来も変わると思わせるようなラストシーンになります。雰囲気的には3作目のコメディタッチに近く、あちこちでジョークが出てきます。サラ・コナー役が個人的に今一つという感じですが、最も好きな作品です。
6作目はもう、完全にパラレルワールドですね。サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが2作目以来の登場になります。サラとジョンによって変えられた未来が、結局また機械(リージョン)に支配され、そこからターミネーターと強化型人間が現代に送り込まれるという、2作目をモディファイしたような作品です。ここに、存在しない時間軸の遺物としてT-800が登場するという、なかなか難しい(変な)テーマになっています。あまりほっとする場面がなく、常にターミネーターに追いかけられるというのは1作目に類似していますが、興行的には失敗作だったそうです。
長々とくだらないことを書いてしまいました。個人的には5作目→3作目→1作目というのが好みの順です。シリアスな内容なので、笑いがあった方が楽しめるので。
Posted at 2022/10/16 10:15:20 | |
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