14日はTOHO シネマズ は一律千円だった。 金券屋にある前売りより安い!
辞書【舟】を編集する【編む】人たちの感動エンタテインメント!
一生の仕事。愛する人たち。そして言葉。大切にする。全力で。
松田龍平 宮﨑あおい
オダギリジョー 黒木華 渡辺美佐子 池脇千鶴 鶴見辰吾
宇野祥平 又吉直樹(ピース)波岡一喜 森岡龍 斎藤嘉樹 / 麻生久美子
伊佐山ひろ子 八千草薫 小林薫 加藤剛
原作:「舟を編む」三浦しをん(光文社刊) 脚本:渡辺謙作
監督 石井裕也
製作:「舟を編む」製作委員会
製作プロダクション:リトルモア フィルムメイカーズ
特別協力:株式会社三省堂 三省堂印刷株式会社
配給:松竹 アスミック・エース
エンドロールには多くの出版社が名を連ねる。 入社当初ですが、
世界文化社に出入りしたことありました。
河出書房。 う~ん。 自分にとっては社会人なりたての頃でしたから。
舞台は1995年。 PHSやコギャル、ルーズソックス、ヤバイ、「ら」抜き言葉という言葉が使われ始めた時代です。
この頃は
SONYが電子辞書を販売したりして、こちらもディジタル化の波が押し寄せてきておりました。 かつて
イミダスってありましたよね。
情報誌は軒並み不調になりつつあった時代です。 その中にあって辞典というものを作るのですから、新語を取り入れつつ、言葉とその説明を考え、訂正を加えたりする地道な作業です。
三省堂の「大辞林」は出版まで28年かかっている。
この頃の出版界の事情を反映しつつも、新しい時代の辞典を作り上げる過程を描いている。
加藤剛さん 小林薫さん 八千草薫さん の映画での役割は大きく、八千草薫さんのシーンは多くはないが、なくては困る。
その中には、馬締光也(松田龍平)と西岡正志(オダギリジョー)とのサラリーマンとしての悲哀も描かれている。
下宿と言っても今の人には理解しずらい事ではあるが、渡辺美佐子(下宿のバーサン)の元に馬締光也と京都から東京へ板前になるために来た林香具矢(宮崎あおい)が住んでいる。 そして二人の関係は…。 渡辺美佐子さんは
「しあわせのパン」に出演していた。
この映画見て思うのは、人にはそれぞれ役割があるということ。
しかし、現実は嫌な仕事は派遣や契約社員に押しつけていないか? 適材適所ってあるのですが、そのように人を活かす構造にはなっていない。 何人も出入りする人を見て来てますが、年齢、性別は関係ないですね。 ダメな人は何歳でも使えない。 何度か人事に有能な人の処遇を変えるように要望しましたが、
人事は採用に失敗しても責任を取らなくても良い時代になり、クズばかりですよ。
人とちょっとばかり付き合うのが苦手なだけで、適所に配置すれば力を発揮する。 役割が見出せますからね。 自分も含めてこういう人見てます。 映画では主人公の馬締光也が人と付き合うことが苦手な人として描かれている。
学生時代は、企業の取材と業界別の企業年間の編集のアルバイトをしていたことがありました。 横浜から日本橋まで通っていたわけで。 その頃から調べたりするのが好きなのかもしれない。
映画同様に、地味で単調な作業です。 微塵の華やかさはありませんが、勘違い女子大生がよく就職希望して来ます。
「船を編む」はこれ普通に楽しめますよ。 これを見たらしばらくは言葉を考えるようになりますね。
「船を編む」公式HP
Posted at 2013/04/15 00:57:37 | |
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