本来は6月に考えていたのですが、緊急事態宣言やまん防もあり余裕をみてオリンピック直前の7月なら大丈夫だろうと旅行を計画しました
4月頃の話です
結果的には東京都に緊急事態宣言が残っている時期となりました
できればワクチンを接種してから出かけたいところでしたが、この時期を逃すとまた感染拡大でいつ行けるか分からなくなるので出かけてきました
山陰地方へはサンライズ出雲でのんびりと出かけることをずっと考えていたのですが、人との接触機会を減らすというのと初の山陰で行ってみたいところが多く移動距離も増えそうなので車で行くことにしました
3日分を1本のブログとしましたが、写真メインとはいえダラダラと長いです
自分の記録用で書いてる部分もあるので、申し訳ないですがお付き合いください
今回の旅は12日の夜からスタートの2泊4日です
12日は明けでしたので昼間に十分睡眠を取り、夜10時前からスタートしました
オール高速での移動ですが、何とか2ストップで走りきることが出来ました
途中路面が濡れる程度の雨はあったものの750kmを走り切り、8時半には出雲市入りです
先週は大雨で大変な事態となっていた島根県で前日も一部では大雨でしたが、13日は朝から快晴でした
まずは空いてるうちにと稲佐の浜へ
そのまま出雲大社へ
平日の早い時間ということもありますが、大雨の影響でキャンセルされた方も多かったんですかね
空いていました
ただ朝から湿度も気温も高く、エアコンの効いた車からは降りたくないほどの天気でした
まずは朝ごはんということで、駐車場近くの八雲さんへ
出雲名物という割子そばをいただきました
検索すると美味しいところやお勧めなど他にもたくさんありましたが、午前中から開いている店は少ないためこちらしました
9時開店です
天ぷらは美味しかったですが、蕎麦についてはまぁまぁですかね
割子そばは作り置き感があったので、普通の蕎麦頼んだ方が美味しいかもですね
宍道湖沿いに北側を移動して松江城へ
こちらは数少ない現存天守があるお城になります
昔のまま残っているので当然木造です
こちらでは柱に一本ものの木ではなく、木材を束ねた柱が使われていました
なかなか珍しいですね
小高い所に天守かあるので、最上階からは宍道湖が一望です
そして外は30度越えですが、風が気持ちよく涼しい
城を昇り降りして熱くなってしまったので、お茶屋さんで休憩
氷山ソフト(かき氷の上にソフトクリームを乗せたもの)をいただきました
やっぱ氷は一気に汗が引きますね
本当はさっさと宿へ向かって休みたかったのですが、まだ時間が早かったので少し走ってCMで有名になった「べた踏み坂」へ
こちらの坂はかなり高いところまで一気に上がるため急坂なのですが、走っていると分かりません
遠くから望遠レンズで撮ると壁のような坂に見えますね
これは少し遠めから撮ったスマホ画像を拡大したものなので、さほど壁感はありません
わざわざここまで来ましたが、橋を渡って戻ってきただけですけね
渡った先にある境港へは行きませんでした
チェックインの時間が近づいてきたので、宿へ向かいます
いろいろな場所の宿に泊まることを検証したのですが、やはり温泉がいいだろうと選んだのは玉造温泉です
美肌の湯ですね
星野リゾートの宿もあり考えたのですが、おそらく長時間ドライブですぐ寝るだろうからと唯一部屋でタバコを吸える宿の「紺屋」さんにしました
この辺りは比較的古い宿が多いようですが、評判のいい宿は他にたくさんあります
しかし寝るだけなら値段と実用を重視です
とはいえぜんぜん悪くなかったですけどね
とりあえず料理だけはアップグレードしておました
早い時間に到着したので、数台しか置けない宿の入り口前に停められました
さっそく温泉に入って汗と疲れを流し、ビールを少々いただきました
夏の夕暮れ時の飲むビールは美味いっすね
飲んだら寝るかと思ってたのですが、眠くならなかったので少し周囲を散策
宿の前には川が流れているのですが、まだ大雨の影響があるのかすこし増水していて濁りがありました
川沿いに遊歩道があるのですが、残念ながら歩ける状態ではありませんでした
関東ではまだですが、こちらは何処へ行っても蝉の声が聞こえましたね
そうこうしてうちに夕食時間
結果的に昼食が抜けたのでお腹ぺこぺこ
味は特別なとこはありませんが、ボリュームもあり満足です
右は宍道湖名物のシジミを使った釜めし、左は島根和牛のしゃぶしゃぶ、真ん中はアワビのバター焼きでした
ただのどぐろの香草焼きだけは美味しかった
魚がいいのか調理がいいのか分かりませんが、焼き立てということもあり美味しかったです
せっかくなので日本酒も利き酒セットでいろいろ飲んでみました
お気に入りのお酒は見つかりませんでしたが、こちらも美味しかったです
もう一度温泉に入ってこの日は早めに就寝
疲れをリセットして翌日に備えます
初日は夜の移動も含めて857kmほど走りました
早く寝ると早く起きてしまうのが最近の傾向
朝食まで時間があるので朝のお散歩へ
こちらは温泉街の真ん中を流れる玉湯川
この辺りは良質な瑪瑙(めのう)が取れたことで勾玉作りなどが盛んになり、玉造と呼ばれるようになったとか
街中には勾玉と神話のレリーフがあちこちにあります
こちらは温泉街の山側の入り口にある「湯薬師広場たらい湯」
木箱の中に1本200円の空のスプレーボトルが入っているのですが、それに温泉を詰めて持ち帰ると化粧水として使えるそうですよ
だったら割高な小っさなボトルなんて買わずデカい空きペットボトルを用意して大量に持ち帰った方がいいのではと思うのは自分が男だからでしょうか
オリジナルのラベルもついているし、やっぱ専用品を買った方がお土産としてもいいんですかね
朝食は普通ですが島根の名物もいろいろ
飛び魚のちくわ、みそ汁はシジミ、そして干物はのどぐろでした
建物は古いですが悪くない宿でした
風呂があまり広くないのは残念ですけどね
泊るなら露天付きの部屋が2つあるので、そちらの方がいいかもしれませんね
残念ながらこの日は2か月前の予約でも空いてませんでした
お隣の鳥取県のソウルドリンクとも呼ばれる白バラ牛乳の自販機が館内にあったので、夜と朝で2本いただきました
白いのは飲んでいませんが美味しかったですよ
体力のある最初うちに一番遠いところまで移動し、戻りながら観光をするのが今回の旅行
2日目の14日は東へ向かって海沿いを移動します
さっそく高速に乗り(山陰道は無料区間多し)移動を開始して30分ほど経過したところで、突然空気圧低下の警告が出ました
特に乗り心地に変化もないし走りも変わりません
それでも心配なのでいったん降りてタイヤをチェック
タイヤゲージは持ってなかったで詳細は分かりませんが、タイヤを押した感じでは圧力に問題なし
異物も刺さってなさそうだったので、とりあえず空気圧設定をリセットして走行を再開
1時間ほど下道を走りましたが再発がなかったので、再び高速の走行して移動しました
結局その後再発することはありませんでした
センサーは空気圧変化による回転差をチェックしていると聞いたことがあるので、炎天下で空気圧に差が出たりしたんですかね
車は鳥取県に入り山陰自動車道の道の駅はわい温泉に立ち寄り
「鳥取だけどハワイ(羽合)です」
こちらは無料区間のせいなのかSAではなく道の駅なんですね
しかも出口からはどちらの方向にも行けます
無料ならではですね
青谷ICで降りて一般道を移動
鳥取砂丘コナン空港の前を通って鳥取港海鮮市場かろいちに到着
何か食べようとか実家に海産物でも送ろうかとか考えていました
しかしあまり腹は減っておらず、また売ってる商品は今日の晩ご飯に並べるようなものばかりだったので、ここは普通の魚屋さんみたいなもんなのかなと取りやめ
近くに蟹市場?もあったんですが、こちらも時期ではないのでやめときました
というわけでちょっと歩いて空港横にある賀露みなと海水浴場へ
左側の防砂林の奥は滑走路です
残念ながら飛行機は飛んできませんでした
きれいな砂浜ですが、コロナの影響か封鎖されたままでした
もったいないですけどね
天気もいいですが、白い砂に透き通る海
関東近郊の海とは大違いです
この日も暑かったので戻ってジェラートを
暑すぎてあっという間に溶けちゃいます
やっぱ夏にコーンでアイス食べるのは厳しいですね
そのまま一般道で鳥取砂丘へ
気温が高く砂丘なんて歩くの無理ってことで展望台の方へ向かいましたが、これが展望台という名の割にはよく見えないw
失敗でした
遠くから見てみるとけっこう歩くのは大変そうなので、これで満足しお土産だけ物色しさっさと次へ向かいます
車は東へ東へ
鳥取県を通り過ぎ兵庫県へ
途中の景色の良い展望台で写真撮影
どうやら穴見海岸展望所だったようです
整備されたばかりなのかキレイになってました
さらに車は東へ進み、京都府へ
海岸制沿いに京丹後の半島をぐるりと回りこみ伊根を目指します
時刻は4時過ぎとなってしまいましたが、道の駅「舟屋の里伊根」にたどり着きました
ここは展望台になっていて、伊根の町を見下ろすことが出来ます
伊根で有名なのが舟屋ですね
家の一階部分が個人の港になっていて、自宅からそのまま漁に出ることが出来ます
でもよく見てみるとコンクリートで埋め立てられた家も多く、昔ほど漁師さんの数がいなさそうです
これも過疎化でしょうか
本来であれば街中まで下りて行って近くで見たいところですが、遅くなってしまったので高台から見学して終了です
せっかく近くまで来たので寄りたいと思ってた景色は見れました
ただ同じ道は走りたくないと半島を大回りしたのは時間のロスでしたね
意外と時間がかかってしまいました
そこからさらに走り、天橋立の宿に着いたのは5時半でした
こちらが泊った「対橋楼」さんです
明るいうちに写真が撮れなかったので、夜の写真となっています
こちらの宿は天橋立の入り口にあります
かの与謝野晶子も滞在したことある宿とのことです
こちらが今回押さえておいた2階の角部屋です
角部屋なので2面に窓がありますが、横の橋とかなり距離が近いので障子を閉めないと部屋の中が丸見えです
部屋の窓からは天橋立の入り口になる回旋橋が見えます
この回旋橋は名前の通り、遊覧船が通るときに橋が回ってスペースを作ります
昔は手動で回していたそうですが、今は電気で回るみたいです
これを見たくてこの宿を選んだわけではないですよ
工程を考えていた時に周辺で温泉を探したらあまりなく、結果的にこの地区になりました
兵庫県の城崎温泉とかも考えたんですが、泊まりたいところが見つかりませんでした
天橋立エリアに泊るなら天橋立に近いほうがいいかなと選んだところです
非常に趣のある宿なのですが、古い建物なので浴室が狭く、特に女風呂は狭いようです
ただ今回は平日ということもあり4組しか客はおらず、混みあうということはなくゆっくりと入ることができました
宿に着いたのが遅くなってしまったため、風呂に入って汗を流したらすぐにご飯の時間でした
こちらは料理がしっかりして美味しいものばかりでしたが、さらにアップグレードして阿蔵会席にしておきました
真鯛の兜煮ついたり
和牛のステーキとかついてます
どれもいいツマミニになりとっても美味しかったです
こちらでも利き酒セットで丹後をメインにいろいろと日本酒をいただきましたが、昼飯を食べなかったせいもあり完食することができました
普通に食べたらちょっと多めかもしれません
天橋立の外海側には砂浜があり夏は海水浴場となるのだそうですが、その砂浜でライトアップしているというので、食後の散歩に行ってみました
幻想的ではありますが、ちょっと暗めですかね
写真ほどは明るくありませんでした
一定間隔で音楽に合わせて色が変わったりします
歩いて5分でウロウロできるのは天橋立近くに泊まったメリットですね
こちらは宿のすぐ近くの知恩寺です
三人寄れば文殊の知恵のお寺だそうですよ
お参りすると頭がよくなるみたいですね
とはいえ夜は門以外は真っ暗です
この日の移動距離は302km
走行時間の割には伸びていませんが、一般道も多かったのでこんなもんでしょうか
当初の予定ではこの日のうちに天橋立周辺の観光を済ませる予定でしたが、遅くなってしまったので翌日へ持ち越しです
この日はベットということもあり、ゴロゴロしているうちに寝てしまいました
朝食はこんな感じ
少し食べかけで申し訳ありません
シンプルではありますが、美味しかったです
量もちょうど良かったです
日付が変わっても3日目も快晴
昨日通りがかったものの時間的に寄れなかった対岸にあるパワースポットらしい籠(この)神社に行きたいと考えていましたが、車で行くとグルッと回り込むことになるため時間がかかります
だったらということで、レンタル自転車と観光船の片道ずつ+ケーブルカーがセットになったプランで行くことにしました
天橋立内は通れるようになっていて、自転車か125cc以下のパイクなら走れるようですね
距離にして4キロ弱なので、自転車で約20分くらいです
宿のチェックアウトは11時までOKだったのですが、涼しいうちに出かけようと9時過ぎには出発しました
宿のご厚意によりお昼くらいまでは停めていてよいとのことだったので甘えさせてもらいました
とっても風が気持ちよくて汗をかかずに走りきることができました
20分もかからず対岸に到着し、自転車を先に返して少し歩くと籠神社に到着
こちらは丹後一宮元伊勢 籠神社というそうです
伊勢神宮とも縁がある神社みたいですね
お参りをすませ済ませたらケーブルカーに乗って山の上を目指します
こちらは傘松公園側からの眺め
こちら側からは昇龍と呼ばれる眺めになります
反対側の山にも展望台があり、そちらからは飛龍と呼ばれる眺めだそうですよ
天橋立といえば「股のぞき」ですね
帰りは船で12分
スタートすると同時にカモメ?がついてきて餌をねだります
みんな頑張って飛んでるのに、一羽だけずっとフェリーに乗ったまま楽してました
奥の山の斜面に見えるのがケーブルカーと傘松公園の展望台です
車に戻って再びドライブをスタート
舞鶴あたりまで海岸線に沿って進み、そこからは高速で移動
琵琶湖の北側迂回しながら最後に寄ったのが彦根城
けっこう小高いとこにあるので上りがキツイ
こちらも数少ない現存天守のお城になります
すでに入り口でお金を払っているので天守閣もそのまま上がれるのですが、最上階まで上がると意外と体力を使うのでやめておきました
暑いのに運動すると疲れちゃいますからね(松江城で限界を感じた)
こちらのお城は防御的な仕掛けが建物にはありませんね
詳しく説明とかは読んでませんが、戦うための城ではなく権力を示すためのお城のようです
それも上がらなくていいと思ってしまった一因かもしれません
着いたのは3時ころでしたが、なんとかひこにゃんのショーにも間に合いました
以上で予定していた全工程を終了
自宅を目指します
途中新東名の浜松SAにて西の空を望む
途中名古屋あたりでパラパラくらい降られたものの、大きな雨に遭遇することなく3日間が終了しました
いつもこの時期の旅行は大雨が多かったんですが、ちょうど雨と雨の隙間で旅行が出来たようです
逆に晴れたら晴れたで暑すぎて辛いんですけどね
エアコンのおかげで移動のたびにリフレッシュできるので、車でよかったです
SAで久々に肉の塊を食べてエネルギーチャージ
一気に地元まで帰ります
夜の9時半には無事地元に到着しました
空気圧低下の表示は一度ありましたが、特にトラブルもなく帰ってくることが出来ました
この日の走行距離は547km
総走行距離は1700kmとなりました
ほんとこの車はスポーツ+にするとハンドルが重くなって真っすぐ走ってくれるので高速が楽です
これだけの距離を走っても疲れが少ないのは車のおかげですね
ちなみに燃費はトータルで12.5km/Lで、使用ガソリン量は約136L
燃費がいい車だと助かります
ちょうどガソリンが高い時期に当たってしまったので、安いところでは160円くらいでしたが、高いところでは181円というのがありました
もしスタンドがなかったら違う銘柄のガソリンも入れようと考えていたのですが、結果的には全てShellで済ませることができました
高速代のほうですが・・・
気にしてなかったというか、バーの開きに気を取られていて表示が見れずいくらか分かりません(;^_^A
行きは下りずに進んだので全体に深夜割引が適用されて3割引きだと思います
後日請求が来るのが怖いですね
翌日は午前中はのんびりして午後から洗車
これでも途中で一度虫を落としているのですが、汚れがひどかったので洗ってきました
ヘッドライトはフィルムを貼ったせいか、虫が簡単に落ちるようになりました
間もなくオリンピックが始まりますが、コロナの感染拡大が止まりませんね
緊急事態宣言と言いながらオリンピック(お祭り)をやろうっていうんですから、そりゃ人流なんて抑えられるわけもありません
自分も細心の注意を払いながらとはいえ越境して出かけているわけですから人のことは言えないのですが、平日という条件や車で行ったことで人ごみに入ることなく旅行できたのはよかったです
今週末からは神奈川独自の緊急事態宣言発令ということで、外出自粛です
仕事以外では県外に出ることなく過ごしたいと思いますが、今回のオリンピックは歓迎していませんのでニュース以外では見ることはないでしょう
それよりも安心安全のオリンピックとさんざん言っていた結果がどうなっていくかの方が興味ありますね
一年中緊急事態宣言で山場しかない日本ですが、皆さんもワクチン接種までは気をつけてお過ごしください
なかなか進まないワクチン接種ですが、自分は21日に職域接種でモデルナを打つことになりました
地元では8月以降とのことなので、職場で打てるのは非常に助かります