今回はグルメなし、ドライブ日記です
10月は温泉を予定してなかったのですが、全国旅行支援割が始まるというので紅葉のいい時期かと先月末に宿を取っておきました
前から一度は行ってみたかった草津から志賀への国道292号線
日本の国道の最高地点を通るルートになります
群馬県側からここを走ると、出るのは長野県の上の方
温泉だよなーってことで選んだのは野沢温泉でした
なかなか遠くていままで行ってなかったエリアです
スタートは14日の金曜日
高速の深夜割に間に合わせるために3時起き
なんとか4時前にはインターを通過することが出来ました
圏央道から関越に入り、駒寄PAで降りて6時過ぎには伊香保温泉を通過
出発時に地元は雨でしたが、残念ながらこちらも雨
当初の予報より雨が残りましたね
そのまま榛名山を上がり、裏榛名でちょっとビデオ撮影
ただ雨でしたので無理な走りは出来ませんでしたがやっと同じ場所で同じカメラでN55とS55のM2の排気音を録画することが出来ました
動画については後ほど限定ブログにて上げさせてもらいたいと思います
榛名から北上し長野原で145線を離れ旧国鉄吾妻線太子支線の太子駅後へ寄ってみました
昔のホームと鉱石運び出し用のホッパーの枠が残っています
以前は荒れ果てていたようですが、現在は整備され見学施設となっているようですね
廃墟というよりは遺跡に近いものです
時間的に見学施設はやってないので通り過ぎて次へ向かいます
8時には草津温泉までやってきました
草津のスキー場を過ぎたあたりの紅葉はこんな感じでした
以前来たときは封鎖されていて上がれなかったロープウェイ乗り場を過ぎると殺生河原です
さらに上がると湯釜のある白根山に到着
天気が良ければバックに白根山が広がるはずでしたが、残念ながら真っ白で分かりません
山はまだ噴火警戒レベル1で登れないそうです
ふとグリルを見ると葉っぱがくっついてました
取り付けたZUNsportのネットは効果があるようです
国道最高地点を過ぎ、県境を越えて志賀高原に入ると紅葉はこんな感じ
ちょうど見頃ですね
よほど景色がいいんでしょうか
雨の中おじいちゃんたちがたいそうなカメラで撮影してました
道路に近いし撮り鉄の迷惑と大して変わらないような
そんだけのレンズなら道路の反対側からでも撮れるだろうに
いつも動画からスクショするときにGOMplayerというソフトを使っているのですが、いつの間にやら更新でダブルレイヤーの動画にも対応していました
赤丸のところでリアカメラの映像も再生されています
クリックすると前後のカメラを切り替えることが出来ます
BMW純正のドライブレコーダーは1つのメモリーに2つのカメラの映像を録画しているのでPCで再生しようと思っても面倒です
これだと簡単に見られていいですね
志賀高原から降りてくると湯田中・渋温泉エリアです
前から来たいと思っていたエリアだったので、有料駐車場に車を停めて散策してみることにしました
温泉街の細い路地を歩くと何処か昭和な雰囲気
昼間見ると寂しく感じますが、夜ならばそれなりの雰囲気が・・・あるはず
そんな中気になったのは来々軒
洋食とコラボの組み合わせですが、書いてあるメニューは中華のみ
入るのに勇気いりますが気になりますね
残念ながらこの時間にはやってなかったので入れませんでした
入りきらないので広角レンズでの撮影になりましたが、渋温泉で有名な宿が金具屋さん
木造づくりの雰囲気のある宿です
いつかは泊まってみたいかも
渋温泉は廃墟も目立ちますが、時間が止まっているような温泉街ですね
新しいものはほとんどなく、昭和の雰囲気がそのまま残っているようなノスタルジックな街でした
ここから野沢温泉までは数十キロ
時間はまだ11時とたどり着くのは早すぎるので、少し遠回りですが翌日に予定していた松代に行ってみることにしました
松代駅に到着
とはいってもすでに駅の看板はなく旧松代駅の駅舎です
2012年に廃線となった長野電鉄屋代線のものになります
なんとホームも健在ですが、構内は線路が撤去され駐車場と化しています
こういうものが街中にポツンとあるのは不思議ですが、いつまでも残るといいですね
そして後ろを振り向くと松代城跡があります
堀と石垣は残されていますが、復元された門はあるものの天守はありません
この城の別名は海津城
川中島の合戦で武田側の拠点となった場所です
近くには真田屋敷や宝物館などもありますよ
この辺りは観光用の無料駐車場がたくさんあるので歩いて見るにはいいですね
そしてこのエリアに来たのはこちらの見学がメインです
ちょっと離れたところにありますが松代象山地下壕跡です
こちらは第二次世界大戦末期に軍部が本土決戦用に備えて作っていた大本営が入る予定だった地下壕です
終戦の日まで作っていたそうですが、天皇が敗戦を受け入れたため一度も使われることなく終わってしまった巨大な地下トンネルです
戦争遺構ですね
無料で貸してくれるヘルメット着用の義務はありますが、壕内に入ることが出来ます
中は硬い岩盤をくり抜いて作られていてかなりヒンヤリしています
カメラの性能で明るく写っていますが、実際は足元が見えないくらい薄暗いです
延々と続くトンネル
ほとんどの個所はこのように鉄骨が組まれているため元の雰囲気とは違っているのかなぁという感じです
けっこうな距離を見学可能なのですが、どこまで行っても景色が変わらないのと、行ったら戻ってこなければならないので適度なとこでUターンがいいかもです
実際使われていないので廃墟感はありませんね
時間もよい感じになってきたので、野沢温泉に向かいます
15時には温泉街に到着しました
今回お世話になったのは河一屋旅館さん
建物はかなり古めだと思いますが、中はリノベされていてきれいです
どのように始まるか危ぶまれた全国旅行支援割でしたが、事前予約も対象となり5千円割引を受けることが出来ました
こちらの宿は2食付きで20000円の宿ですが、温泉街のある野沢なら夜に外に食べに行くのもありかと夕食なしを選択
宿代が夕食なしで15000円となり5000円割引で10000円に、さらに平日宿泊で3000円のクーポンがもらえるのでこれで夕飯を食べれば7000円で泊まれると思ったのですが・・・(これが大間違いでした)
チェックインが終わったら街歩きよりも先に一番風呂へ
さほど広くはありませんが硫黄の香るいいお湯
奥のガラス戸の先には半露天の濁り湯のお風呂があります
これは昭和時期に作られた温泉宿に共通する部分ではありますが、露天風呂ブーム前の宿が多いので大概は後付けで狭いところが多いです
仕方ないことではあるんですけどね
でも野沢温泉街はだいぶ入れ替わりもあり今どきの温泉宿も増えてるみたいです
昔ながらはそれはそれで趣きがあるんですけどね
やっぱ硫黄の強い山の温泉はいいですね
身体も温まるし疲れも取れる気がしてしまいます
湯冷めしない程度まで休んだら街を散策です
温泉街一番奥にある麻釜(おがま)まで来ました
こちらは地元の人以外柵の中に入れません
野菜を茹でたりもするそうですよ
そういえば昼を食べていなかったと思い出し、野沢菜入りのおやきをいただきました
焼いておらず温めただけなのでおやきではありませんでしたけどね(笑)
廃墟かと思ったら現役の旅館のお風呂でした
たぶんこの大きさだと千人は入れません
さてここからは残念なお話ですが、今回は大きな温泉街に泊るということで旅館以外でも食べられるんじゃないかと考えたわけです
ところが野沢温泉という町はスキーシーズン以外は昼間しかお店がやってなかったという・・・
昼間はやってるところも数件ありますが、よるはこの時期全くやってませんでした
歩ける範囲で蕎麦屋2件と居酒屋2件だけでした
夜に蕎麦もなぁというのと、居酒屋も刺身がメインみたいな感じだったので食いたいのは郷土料理だと却下
仕方なくヤマザキデイリーストアで晩ご飯という結果に(笑)
駅があるような街中ではないので、よく調べてから出かけないとだめですね
買い物から戻ってくると旅館のロビーには牛肉の焼けるいい匂いが漂ってました(泣)
人の気配のない夜の野沢温泉の図
夜は朝早くから動いていたせいか、いつのまにか寝ていました
朝は早くに目が覚めたのでまた温泉へ
今回も貸し切りでの入浴でした
朝食はちゃんと旅館の飯
なんか久しぶりにまともなものを食べる印象
シンプルな料理ですが美味しかったです
晩ご飯も好評な宿だったので食べなかったのは悔やまれますね
早めに準備が整ったので9時にはチェックアウト
クルマに荷物を入れ歩いて温泉街へ
写真を撮ってなかったのでストリートビューからの借り物です
温泉まんじゅうを買いにフキヤへ寄りました
こちらの温泉まんじゅうですが、製造から4日しか持たないということで、前日買うのを諦めたものです
それでも15日に買って3日間しか持たないんですけどね
翌日に職場に持っていき先着順ということで10個+自分用をクーポンでもらってきました
野沢温泉を出発し、途中「花の駅 千曲川」に寄りました
この日はリニューアルオープンの日ということで、午前中にもかかわらず満車に近い状態でした
残りのクーポンは長野県内でしか使えませんので、お土産的なものを買って使い切りました
さて土曜日の予定ですが、予定していた松代は前日行ってしまったので無しです
そして考えてみたところ、支援割開始後の最初の週末ということで夕方には大渋滞するだろうと考えました
だったら15時過ぎには神奈川県に入っておいたほうがいいと思い、今回はそのまま帰ることにしました
両日とも平日だったらよかったんですが、週末が絡むと考えなければいけませんね
ただそのまま帰ってもつまらないので、とことん山を走るルートを選択しました
千曲川の堤防の上を飯山線の列車と並走して走ります
飯山から信越道に乗り須坂まで移動
そこから406号線で菅平高原ルート
平地は高速で移動し山は一般道を走って帰ります
菅平あたりの紅葉はこんな感じ
上田に出て再び信越道に乗り、そのまま中部横断道へ
終点の八千穂高原から再び一般道で南下し北杜へ
野辺山たあたりの紅葉はこんな感じでした
清里周辺はこんな感じ
須玉から中央道に乗り、大月で分岐して都留で降ります
そこからは県道で山越えして、413号線の道志みちへ抜けました
道志のあたりの紅葉はこんな感じ
というわけで途中渋滞にあたることもなく、15時には宮ケ瀬まで辿り着きました
市内に入ったら初日の雨の中の移動で砂だらけになってしまった車を洗い、実家にお土産を置いて17時には帰着しました
ちょうどODDが21500km、トリップメーターは700kmでした
なかなかのロングドライブでしたね
初日が雨だったのは残念でしたが、良い紅葉ドライブが出来ました
おかげで錆びていたブレーキローターもキレイになりました
11月は今のところ予定なしですが、またフラッと近場の温泉に出かけるかもしれません
とりあえず宿泊なしのドライブを計画中です
12月はM2CSRのレースを鈴鹿で観るために三重県の湯の山温泉に泊まる予定です
ボーナス時期ということで少し高め部屋を取ったのですが、これも旅行支援割が適用されましたので助かりました
気づけば2022年もあと2か月ですね
時間の流れが早すぎる今日この頃です