
天才ロックギタリスト、ジミ・ヘンドリクスの自伝の映画を見てきた。彼は僕のタルガが作られた1970年に若くして亡くなったので、もうかれこれ45年も経とうとしている。
ジミを演じたアンドレ・ベンジャミンという俳優でありミュージシャンは非常にジミを勉強し演技していたのが分かる。身振りもそうだが話し方、声の出し方もなかなかソックリなのだ。
映画自体は特筆に値することは無かったが、デビュー前のジミを時間かけてゆっくりと描写しておりジミヘン好きにはいいかも?それに、久しぶりにやっぱり大好きなジミを思い出させてくれたのは嬉しかった。
エレキを弾き始めて、キース・リチャーズが好きになり、ジミーペイジやジェフ・ベック、エリック・クラプトンが当たり前のように好きになった僕だったけど、初めてジミのギタープレイを聞いた時は正直言って噂ほど上手いとは思わなかった。と言うか下手なんじゃないのか?とさえ思ったのだか、後で知ったのは聞いた部分はどうやらジミがギターを歯で弾いたところだったようだ。笑
他のギタリストとは圧倒的に違う個性を放った彼のプレイはリズミックでかつワイルドかつセンチな部分も兼ね備えていた。
ギターはこうカラダを使って快感を求めるようにプレイしなよと教えてくれたのはジミだった。
一番僕が影響を受けたのはやっぱりジミのギターだと思う。ジェフ・ベックのは真似できないから。(^_^;)
マーシャルとストラトキャスターを駆使してとびきりビックで艶やかなサウンドを奏でたのはジミが最初だと思う。
クルマでも音楽でもやっぱり天才は若くして亡くなってしまうのは運命なのかなぁ〜。
当時ジミは精力体力も凄かったようでジェフ・ベックがクラブで演奏していたらジミもライブ帰りに寄って来て朝までジャムるんだとか?たまらないからジェフはお先にと言って先に家に帰ったと。
彼やジョン・コルトレーン、ジャコ・パストリアス達のサウンドを、生で聞けなかった事だけは残念でなりません。
ジミの音はLISTEN(聞く)じゃなくてHEAR(聞こえて来るんだ)と誰かが上手い表現してたけど正にそんな感じかもしれません。(^^)
45年経ってもなお彼のサウンドは活き活きとしていて古びる事もなく、そして彼を超えるロックギタリストがまだいない事は凄いことですね。
たまにはマニアックなブログもお許しを!
http://jimi-movie.com/
Posted at 2015/04/29 11:15:47 | |
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