
そのナローの名前はアポロン。
そう、僕が命名した。爆
1970年式の911Tで排気量は2200cc。ノーマルエンジンが乗っているなら66mmのショートストロークエンジンのはずだ。
僕のタルガも同んなじ70年式の911Tなのだがエンジンの中身がどんなものか分からないのと、性能的にはTではなくEスペックレベルなのでどうやらノーマルエンジンでは無さそうだ。
今まで2.2のTには乗ったことがなかったが、アポロキャップさんに甘えて伊豆スカイラインを走らせてもらった。
ナローの純正ノーマルシートはヘタリも少なく思ったほどホールドが悪くない。
僕のタルガのは特に運転席側がヘタリがひどく、使えたものではなかった。今はスポーツシートが付いているのでホールド感も文句ないが、ノーマルシートもこんなに出来が良かったのかと感心させられた。
ステアリングは多分純正の革巻きφ400mmが付いているのだけれど、これがまた僕のドライビンググローブと相性がよく吸いつくように感じる。僕のタルガにはφ380mmのものを付けているのでそれよりはやっぱりステアリング操作が軽く感じる。
ミッションはどこかでOHしたのだろうか?OHしたてほどの堅さもなく気持ち良くグラグラ感もなく入る。
走りだすとトルクの細さは全く感じられず、スムーズに加速していく。Sに比べTのカムの性質は大人しいのでGTカーとしての評価は高いと思う。ロングドライブや助手席に綺麗な人を乗せてドライブするにはやっぱりTが適任だと思う。
キッチリ組まれただろうエンジンは回り方が綺麗で雑音が少ない。
ノーマルトーションバーの足回りはやはりロールが大きい方だが、これこそナローの乗り味なんだと思う。もう少しクイックにしたいならショックの減衰調整をしてみてもいいのかもしれない。
今や高価なミシュランXWXタイヤは剛性感も素晴らしくナローにマッチしたいいタイヤだなと思いました。円安もひどいので購入は躊躇しますがやっぱりいいなと憧れます。
大きめのステアリングを丁寧に操作する。これこそ、クラシックに分類される911の乗り方ではないだろうか。とにかく運転する満足感が大きいのです。
キッチリ整備されたナローは44年経とうがやっぱり一流のスポーツGTなんだなと思いました。
てっちんホイールもダンディーだったけどFUCHSはやっぱりかっこいいね!
アポロさん貴重な体験ありがとうございました!
伊豆スカイラインでナローに乗る。これは一番の贅沢かもしれません。^^
暖かい春になったら是非自分のタルガで走りたいと思いました。
Posted at 2014/12/12 21:25:22 | |
トラックバック(0) |
気になる車 | 日記