
今回のタイトルは大げさですが、最近システムの変化が大きいので、少しCDPの音も聴いておかなければと言うことで、夕方から少しCDPを色々繋いでみました。
今回テストしたCDPは、Victor XL-V1AとVictor XL-R2010とmarantz CD-94Limです。
この3台は家のリファレンス機シリーズだったりします。
その中でも、メインのリファレンス機はmarantz CD-94Limです。
まずは、XL-V1を繋いでみる。
ラインケーブルは勿論EXTON EXR-A2000を使用。
こういったテストの時のCDは、Victorものと決めているので、「Naoko Terai 1998-2003 Best of Best」を再生。 このCDは、VIDEOARTS MUSICレーベルですがなんとFLAIRのマスタリングなのです。
DISCにも、K2 DIGITAL MASTERINGとの表記とK2 SOUND WORKSのマークが見られます。
そこで、最近はこのCDをリファレンスとしています。
もう一枚は、GENTLE THOUGHTS/LEE RITENOUR & GENTLE THOUGHTSの「xrcd24」ver.なのですが、今回は聴いていません。
このCD、20bitK2版とSHM-CD版も持っていますので、場合によっては全てのCDでテストします。
機器のエージングはほぼこのれのxrcd24 ver.で行います。
上記2種類のDISCはなかなか思ったように鳴ってくれない上、機器の違いで全く違った音になりやすいのでリファレンスとしています。 音はVictorの最新録音なので確かです。
GENTLE THOUGHTSなんて、未だにまともに鳴ってくれません…
これが完璧に鳴ればOKなんですが…
新しいver.が出る度にならしにくくなってくれます(^_^;
そんな訳で、PS3と上の3機種を比べた訳です。 (PS3は本体にCDを入れて再生)
PS3のミュージック設定は…
出力周波数:44.1/88.2/176.4KHz
ビットマッピング:タイプ1
出力は、映像HDMI。 音声アナログ。 音声同時出力オフ。
第一ラウンド。
PS3 VS XL-V1A
結果、XL-V1Aの勝ち~
情報量、バイオリンの質感に大きく違いがでました。
第二ラウンド。
PS3 VS XL-R2010
結果、XL-R2010の勝ち~
これもXL-V1Aの延長線上の音で、24bitK2の勝ち。
第三ラウンド。
PS3 VS CD-94Lim
結果、CD-94Limの勝ち~
さすがマランツ! 音の質感と情報量、空間表現で他を寄せ付けない!
総合結果。
勝機 marantz CD-94Lim!
あの…PS3全敗ですか? 困りますよ…
Victorの機種とPS3では、聴くジャンルによってPS3が良い場合もありそうでしたが、CD-94Limとはちょっと…
一つ思ったのは、CD-94Limってこんなに鳴ったっけ? やはりシステムの進化はソースの良さを引き出すようです。
一応、PS3も設定を色々変えて勝負しています。
Victorの最新録音では、ビットマッピングをオフにしないと鳴らない事が判明。
圧縮音源でも、タイプ1位までかな。
しかし! PS3は所詮オンボード音源なのです! HDMIで出せば勝てるハズ!
でもHDMIを受けるアンプやDACが無いので、残念。
一応、光でZ921に入れてみたのですが、バイオリンが全く鳴らなくなったのでパス。
PS3も色々足掻いてみましたが… 残念!!
最後に、MJオーディオチェックCD(2010年5月号付録)で「PS3 VS CD-94Lim」をやってみましたが…
PS3さん… 管楽器の数少なくありませんか?状態(・_・、)
こんな録音、マランツさん大得意ですよ… マランツではドラムもバッチリ決まりました!
PS3さん… もうちょっと頑張ろうよ… いくらアナログ出しでも、1988年の機械に負けないで下さいよ…
これだからマランツ CD-94Limは名機なんですね… これにCDA-94付けたら…
この機種は、昔からずっと欲しかったので、届いた時はかなり嬉しかったです。
そして、その音に驚いたのを覚えています。 今でも一番好きなCDPなので、PS3に勝ったのは嬉いですが… PS3にも同じくらい期待していたので複雑です。
いつかはPS3に巻き返してもらいたいです。
ちなみに、この日の部屋は湿度約40%・室温25℃前後とテストには最適でした。
JBLは絶好調でした。 湿った日だったらPS3が馬力で勝てるかも…
この日の画像は、マランツ CD-94Limです。
この機種は有名過ぎるので説明要りませんね。 この独特な雰囲気が好きです。
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Posted at
2010/10/27 02:57:40