一度発売延期になり,再度発売された正常品の ナスネ を導入しました。
ナスネ は LNA 上に置く 3 波 チューナ 兼 NAS と考えると分かりやすいですかね。
なので,ナスネ 本体に映像出力端子等は一切ありません。
ナスネ を使うには,PS3 か PC や Tablet 等が必要となります。
一番簡単なのはやはり PS3 で セットアップ する事かな… VAIO は持っていないので不明ですが,専用 ソフト を SONY が配布しているとの事なので,PS3 と同様に使えるものかと想像します。
ナスネ には,PS3 用 トルネ の ソフト も付属しているので,トルネ 本体を持っていなくとも トルネ を使えるようですが,家の環境では 3 台共に トルネ を付けているので詳細は不明とします。
ナスネ の基本設定は,通常の NAS や 無線 ルータ と同じく ブラウザ を使用して ネットワーク 上で行います。
PS3 の トルネ からだと,ナスネ の IP アドレス を自動認識しているので,簡単に接続可能。
詳細な設定は トルネ より複雑になりますが,基本は LAN に繋いで トルネ に登録する事で完了します。
CHAN-TORU を使って WEB から予約するとなると,ナスネ 詳細設定の所で認証番号を入力する必要があり,ある程度知識と経験が無いとちょっと難しい印象。 (PS3のシステムとして)
この辺りは,SONY BD レコ で チャントル を使っている方なら大体分かると思いますが,テレビ 王国では 1 つの アカウント で機器の複数登録が出来ないようなので (平成24年9月2日現在) Android 等の S-Entrance の G ガイド.テレビ 王国 CHAN-TORU から ログイン し,アプリ が β4.0.0 以上である事を確認します。 (β4.0.0 から 1 アカウント ごとに 4 台まで レコーダ を登録可能 )
※CHAN-TORU は IE 非対応の為,Android から登録しました。
CHAN-TORU 設定 → レコーダーの設定をする → レコーダ を追加する → nasneを登録する場合 → 登録用パスワードが発行されるので指示に従う。
と言った手順で チャントル に登録できました。
次に,レコプラ に ナスネ を登録。
これは,Tablet 端末が ナスネ と同じ ネットワーク 上の無線 LAN に繋がっていれば機器登録で直ぐに見つけてくれますので,登録するだけです。
無線 LNA で レコプラ を使用して 番組を視聴する場合は,DTCP-IP の都合上,無線 LAN に保護をかける必要があります。
SONY Tablet S で実際に ライブ 視聴と録画を視聴してみましたが,途切れ等も無く スムーズ に再生できています。 (Corega CG-WLR300NNH で 11n 接続)
録画物では,早送りや シーンサーチ もまずまずの レスポンス で,BD レコ を トルネ で動かすよりも随分軽い印象です。
ただ,レコプラ への配信は WVGA 位まで落とされていたはず。
ナスネ への同時接続は現時点では 2 台までとの事で,録画番組を 1 台の機器で再生中にもう 1 台の機器での ライヴ 視聴は可能ですが,2 台同時に違う ch の ライヴ 視聴は不可なようです。
トルネ での追っかけ再生は可能でしたし,録画中の番組を ライヴ 視聴する事は可能でした。
詳しくは公式 HP で確認してください。
肝心の トルネ で ナスネ の録画番組を視聴している時の操作 レスポンス ですが,PS3 本体録画を操作している時程の軽快さはありません。
早送りや巻戻しと言った操作はやはり カクカク しますし,反応も少し悪いです。
それでも,レコ・トルネ で BD レコ を操作しているよりは遥かに軽快です。 AT700 系 BD レコ の操作感より少し遅いかな?と言う レベル です。
ライヴ 視聴時の CH 切り替えは torne 本体とほぼ同じ位の レスポンス なので,特別早くはありません。
DLNA にも放送中の番組を配信してくれているので,DTCP-IP 対応 クライアント 機器であれば 3 波共 ライヴ 視聴も録画物の視聴も可能なようです。 (PS3 の DLNA でのみ確認済み)
追記: ARROWS Tab F-01D の DiXiM Player では,ライヴ チューナ 視聴は不可で,録画番組の視聴は可能でした。 又,アイ・オー・データ機器 の AV-LS500LE では,ライブ チューナ での視聴は不可で,何故か録画物も再生不可と言う結果でした。
NAS としてはまだ使っていませんが,LNA チューナ としては出来る事も多く,なかなか面白い機器ではないでしょうか。
画質と音質ですが,PS3 3000 の トルネ 経由で確認したところ,AT700 改と比べても大きく劣っていると言う事はありませんでした。
AT700 の ノーマル だと,ナスネ に負けていると思います。
(AT700 は主に電源系を改造していますので,ノーマル ではありません。)
この日の画像は,ナスネ 本体です。
(家の テスト LNA 環境は 1000BASE-T です。)
本体 については
こちら へ
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Posted at
2012/09/03 15:38:57