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2025年01月06日 イイね!

PANASONIC NA-FW10K1 に入れ替え

PANASONIC NA-FW10K1 に入れ替え今日まで,日立 ビートウォッシュ MAW-D7UP を修理しながら丸12年,本年で13年目の使用を続けてきましたが,給水弁のエラーが頻発し,だましだまし給水弁の内部部品を交換や組み換えを行いながら使用してきましたが,たまたま中古(新古)で出物の洗濯機が見つかったため,急遽買い替えの運びとなりました。


今回購入したのは,PANASONIC NA-FW10K1 と言う,洗濯乾燥機の10kgモデルとなります。 前回も前々回も7kgモデルであったのですが,どうしても入り切らない事が多く,特にビートウォッシュは高さが無いので入らない気がすると言われていました。 
そこで,10kgか12kgかとは思っていた際に,ハードオフに立ち寄ったら眼の前にパナの10kg洗いが2台置いてあり,いつも通り適当に見ていると結構綺麗だし,付属品は完備だし,何かおかしいなと思いよくよく点検すると,2台とも水を通した形跡が無い事が判明。 どうやら,どこかの展示品の引き上げ品なようです。(もう一台は乾燥無しで一昨年前のモデル)

その時はそのまま帰宅し,翌日に母に話すと見に行きたいし,良いなら欲しいと言う事でもう一度見に行くと言うか,買いに行く事になり,そのまま店舗でキャラバンを借りて家まで持ち帰りました。
価格的にも中古の価格であった事と,送料も要らずに一応保証も3ヶ月付きで未使用品を購入できたのはラッキーでした。
このモデルは,2022年06月発売モデルでしたから,2~3年前モデルにはなるものの,次のモデルでもほぼ何も変わっていなかった事や,現行では縦型に乾燥付きモデルがラインナップから消えている事からも,これで全く問題ないでしょう。
何よりも,もぅ残された選択肢はパナ機しか無かったのですから。

日立機の修理を断念した理由は,メイン基板の供給が数年前に止まっている事,給水弁が1万円弱もする事,よく壊れるファンが3万程した事なども勿論あるのですが,何よりも使い勝手が悪く,最悪なのは三菱で経験した事のなかった夏のカビ臭で,夏季は2回程次亜塩素酸カリウムを投入して槽洗浄していました。
そして,これを続けるとギアユニットのシールが傷んでしまい,モータアッセン交換となる運びです。
うちでは定番でしたが,乾燥機能がエラーで使用できなくなっており,直さなくて良いとのことでそのまま放置していましたが,サーミスタの交換も結構手間そうでした。 この乾燥も厄介者で,アイロンでも伸びない程のシワになると大不評でしたので,修理しなくなったのです。
整備している側としても,ハーネスやホースの取り回しが非常にややこしく,ハーネスコネクタも大量に一部の箇所に防音材と防湿シートでぐるぐる巻きにして縛り付けているので,何かしら裏側の修理の際はそこを全ハーネス解いてしまわないといけなかったり,給水弁を取る為に上蓋を上げないといけなかったり,とにかく整備性がひたすら悪い印象です。
この事からも,日立は選択肢から外す事に決めていました。 操作性や日常メンテ性は多少改善しているようですが悪い点を補えるような点は見られなかったです。

今回の機種も不満は出るでしょうが,それでも良いと思える点があれば良いのですが,どうだろうと思いながらも,ほぼ下調べ無く決めたので,実際に使って,整備しながら様子を見ていきたいと思います。


では早速整備性がどんな物かと,部品の構成等をざっくり点検としました。
※背面パネル自体は排水ホースの向きを変える為に開ける事になっています。
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パネルを開けるとすぐにメイン基盤が見える親切設計。
三菱は前面だったので,こちらの方がちょっと面倒ではありますが,固定方法からするとこちらが有利とも。
洗濯機の底面に貼り付けてファン冷却していた日立よりかは遥かに良心的。
肝心の底部部品へのハーネス取り回しも見てみたのですが,最近のパナ機はメンテンス性が良くなっているようで,途中に変なコネクタ等は無く,自動車ハーネスのような考え方で配線されているのが印象的でした。
ハーネス固定も針金で縛っただけや,テープで巻いただけのようなものではなく,本体とハーネス両方に養生し,そこに結束バンドを巻くという仕様でした。

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ずっとみていくと,基盤のコンデンサは全てニッケミとはいかず,台湾ブランドのコンデンサが散らばるも,電源部はニッケミ KMQ 105℃仕様となっていたり,2個のリレーはオムロン,他の2個は中国ブランドSANYOUのリレーが使用されていました。 基盤素材はガラエポ基盤と思われます。
ハーネスはSWCC・SHOWAの物がつかわれており,電源ケーブルは富士電線の2mmと,拘りを感じます。 2022年以降で国産の電源ケーブルを採用していたのはパナ機だけであったと記憶があります。
電源ケーブルをケチると言うことは,あちこちにコストダウンが広がっていると取れるので,最近では最重要視するようにしています。 事実,家電各社はできる限り細い線に変更したり,ノーブランド品であったりと結構色々見かけます。

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この機種の電源部で,EMIフィルタが入っている事に驚いたのですが,Wi-Fiを内蔵している為に自己ノイズ防止なのか,そもそもインバータは一次電源にEMIフィルタが必要であるのは常識なので入れているのかは不明ですが,三菱も日立でも見かけませんでした。(通常の基盤実装は除く)
他のハーネスにも,わざわざ面倒なトロイダルコアを巻いていたり,アースにもトロイダルコアをふんだんに使用していましたが,これは初めて見るタイプです。 製造工程でも面倒なトロイダルコアをよくこれだけ使ったなと関心します。
高級オーディオや,FA機器や業務用ではよく見かける対策ですが,通常家電ではここまでしないです。
コネクタも少し良い物を使用しているように思います。
洗濯機って,この辺の電機周りが超超適当な事が多く,安物コネクタをビニール袋に入れて,ハーネスごとビニールテープで縛り込んで湿度対策としてるのが通常で,中には白帽子の圧着で止めているので,修理に圧着ペンチが必要になったり,振動でコネクタが砕けたり,錆びたりと大変なのですが,この辺は綺麗に纏まっています。
日立も最初は綺麗に見えたののですが,嫌な所は全て角の奥に隠されていたのでがっかりしましたが,これはメインハーネスが全部見えた状態なのでこれが全てでしょう。
画像左横の黒いダクトは,乾燥用の戻り口で,水冷除湿型特有のものです。
ここ(ダクト横のホース)ら水を下に落としながら空気を吸うので,ゴミが上に来にくいといいのですが。


操作パネルに移ると,これはちょっと自由度が低いと感じました。
シンプルにする為か,設定幅が大雑把で,せっかくスマホアプリで接続できるのに,アプリ側でも同じ事しかできないのはかなり残念。
アプリで細かく設定を作って登録できれば尚良しです。

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過去の機種では,蓋を開けた状態で操作パネルが操作できたようですが,最近の機種ではそれができなく改悪されています。
洗剤自動投入の為,自動計量からの水量を確認してから洗剤を入れる事が無いからだとは思いますが,粉洗剤派としては水量確認が出来ないのはどしたものかと。 取説を確認すると,やはり毎回蓋を閉めてからスタートを押し,自動計量が終わったら再び蓋を開ける事になるようです。
日立も三菱も蓋を開けたままに計量が開始されたので,この辺は早速かなり不便です。
アプリで操作できるのも良いのですが,遠隔ボタンを押すと蓋がロックされ,本体操作は出来なくなります。 サーバー経由の通信なので仕方ないのでしょうが,もうちょっとどうにかならないのかと思います。
細かい操作系は慣れなのでしょうが,簡単にしようとする余り,直感的に分かりにくい仕様が多い印象です。 操作していく順番が行ったり来たりする導線が,特にややこしくしています。
アプリでの操作はまぁまぁ良いので,やはり大型のタッチパネルでも付けてくれた方が分かりやすいのかもしれません。

デザイン的にも,トップ蓋までは綺麗に出来ているのに,中蓋は野暮ったい印象で手抜き感が漂っています。
自動投入の口が小さいのも難点。 全体が引き出てこないのは工夫なので良いのですが,位置的にちょっと端すぎるのと,何の入れ口なのかがかなり分かりにくいので,入れ間違いが考えられます。 色分けや大きさを変えるなど,現行は随分改善さたようですが,全体が引き出てくるようになってしまっているのは残念。
ただ,投入タンクが槽内にあるのは好印象。
外の奥に有るモデルも多いので,あれは入れに行くスペースや見えないと言う最大の問題点があり,もしこぼしたら大惨事です。  槽内ならば,見えない事は無いし,こぼしても槽内なので勝手に洗えてしまうので問題ないでしょう。
ただ,せっかくの自動投入なのに,最低レベルセンサが無いので,残量が無くとも警告が出せないのはちょっといただけない。  自動投入には是非欲しい機能と思うも,ドラム式には残量センサが有る様子。

アプリで洗濯の工程が通知で飛んでくるのは,遠隔関係なく同アカウントで同時ログインしている全てのスマホやタブレットに来るので,これはかなり便利。
通知の設定も細かく出来るのが良い一方で,本体の終了音を変更できないのは淋しい。  日立はメロディを変更できたのに,パナはバックブザーのような音を消すくらいしかできない。 この辺,パナらしくないなと感じました。

運転音はどっしりしているだけに静かなもので,洗濯時はほぼ分からないものの,ススギと脱水はそれなりに音がします。 特に脱水はもうちょっと静かでもいいかな。  乾燥はブロー音が結構強力に聞こえて頼もしい感じではあります。 実際乾燥は少量でのテストですが分厚い物でも均等にふわふわに乾いていました。  後はシワになりやすい系がどうなるか。

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電気代も気になるので,電力メータで測ってみました。
少し前に日立機も無負荷で測っていたので,ほぼ同条件を作って測ってみました。 (水量:中 51L 洗い:11分 すすぎ:2回 脱水:12分以上)
結果:0.04kWh (手動設定実負荷時:0.07kWh) 
同時に無負荷標準乾燥のみ30分を測定。
結果:0.61kWh

7kgから10kg洗いに変わった事による差を確認しておきたかったのですが,全く問題なさそうです。
とりあえず,再び10年以上動いてくれる事を願って終わりにします。
Posted at 2025/01/13 04:48:13 | コメント(0) | 電気 | 日記
2024年03月24日 イイね!

CORONA FH-GC5723BY-WM 導入記

CORONA FH-GC5723BY-WM 導入記長らくファンヒータは更新しておらず,三菱電機製の物と,大昔の長府製作所製の物を使用していましたが,どうも燃費が悪いのと,能力的に小さい物であったために新しい物を導入する事となりましました。

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2023年11月27日,午前中よりアプリで取り置きしておいた分を引き取りに。
今回導入の石油ファンヒータは CORONA FH-GC5723BY-WM で,CAINZ(ホームセンタ)のオープン記念特価で 18,800円(税込)と破格な価格設定であった事が,今回導入にあたった最もたる理由となります。

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このモデル,CAINZの専売モデルであるため,カラーと一部の仕様が変更になっています。 (ホーローグリルは健在)
基本性能は同じであるので問題は無いのですが,時計のバックアップが無くなっている点が残念です。



背面の送気ファンは固定式で,外しての掃除は考えられていません。
吸気フィルタは取り外す事ができますが,結構硬い事と,目が少し荒いように思うのが気になるところ。 細かすぎると目詰まりによる不完全燃焼が怖いので,この対策と思われますが,吸気のファンは分解しないと掃除が出来ないので,あまりホコリを吸わせたく無い思いもあります。

また,暫く使用して気付いた点なのですが,以前の三菱電機の機種よりも風量が結構ある為か,送気側のファンのネットにかなりのホコリが付きます。
以前よりも掃除をしていないとすぐに詰まってしまうようですが,ハケのようなもので撫でるだけでホコリがキレイ取れるので,メンテナンス性は悪くない印象です。



2台中の1台は作業場(調整室)に,もう一台は台所に設置としました。
シリーズ最高の能力(5.65~0.80 kW)ですので,ある程度の広さでも対応できるであろうと言う事で,このモデルを選択したのもあるのですが,なぜかこれの1つ下のモデルの方が価格が高く設定されており,次は一番下のモデルとなっていました。



このモデル,設定温度とは別に Hi と Lo の火力切替が出来るのが結構便利です。
上の画像は,最大火力時の炎の様子。



上の画像は最小火力時の炎の様子。




基盤が気になったので,サクッとパネルを外して内部を確認。
少し前の基盤では,オムロンや東芝の部品で構成されていたのですが,最近のモデルではPanasonicの部品が多くなっているようです。
コンデンサはこの手の基盤では定番のルビコン製。



SSRも見えにくいですが,Panasonic製。 基盤の部番はCAINZ専売モデル用と思われます。 時計のバックアップが無い仕様。



釜と燃料ポンプ部。  CORONAは石油気化式であること,ヒートバックシステム搭載バーナと言う,電気ヒータで常時釜を温める必要が無い機構のため,燃焼時の電気代が安くなると言うメリットがあります。
上位モデルだとファンのモータが全てDCモータとなっている為,燃焼時の消費電力が4Wとなりますが,このモデルはACモータですので,燃焼時の消費電力は12~27Wとなります。

そして,なによりこのモデルの特徴は,大きいモデルにも関わらず,火力が絞れる事。 セーブモード(ECOボタン)にすると,MAX 60%で運転出来るため,一つ下のクラスと同等の能力で運転できます。
Loで運転すると,7.2Lタンクで最大93時間連続運転が可能。

実際にどれだけの節約になるのかと検証したかったのですが,以前の三菱電機の石油ファンヒータとの比較がうまくできないので,普通に数ヶ月使っての給油度合いで確認しました。
以前のモデルは,能力が一つ下であったので,このCORONAもECOモードとして同じ能力で検証です。  場合によってはLoモードも使用。
今までは丁度1週間で9Lタンクが空になっていたのが,CORONAでは1週間で7.2Lタンクが空になるので,大体週に2L節約出来ました。
Loモードを積極的に使用すればもっと節約が可能でしょう。
実際,調整室ではほぼLoモード使用なので,日に3~4時間使用しても1ヶ月位無給油でいけました。

送風ファンの能力が結構良く,台所の隅々までしっかり温度を上げてくれるので,前の機種よりも実際には熱効率が良い印象。
前のはファンヒータの前だけが温かい印象であったので,かなりの改善です。

CORONAは部品が通販で買える事や,何か問題が有っても大体は清掃で直ると言う点も,CORONAを選択した理由です。
思いの外良かったのが,燃焼の匂いで,部屋が臭くならないのがかなり好印象。
別室のトヨトミは結構臭いので,CORONAに買い替えたい位。
消化時の消臭はそれなり。 上位モデルは触媒が付いているそうなので,更に臭わないと言うのは凄い。  このモデルでも,消化時に燃料ポンプの逆運転でノズル内の燃料を吸い取っていました。

トータルで見ても,通常着火が早い事,燃費が良い,風量が有る,燃焼時の臭いが気にならないと良い事づくし。 これで,火力セレクトに Mid があれば尚良かったと思えます。(上位モデルは有り)
Posted at 2024/03/24 19:46:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電気 | 趣味
2014年03月23日 イイね!

DIGA DMR-BWT560-K 導入記

DIGA DMR-BWT560-K 導入記先日は異例の iPhone5s 試験導入となりましたが,今回は異例中の異例。

Panasonic DIGA の導入記です。 又,長くなるかと思いますが,記録していきたいと思います。


BD レコ の買い替えは SONY AT700 / 500 以来初めてなのですが,以前 SONY 機だっただけに普通は次回候補も SONY にするはずだったのですが,新機種に何も魅力を感じない上に見え見えの コストダウン が見られます。
SONY で フロント パネル を ディスク トレイ で押出し開閉は無いですよ… SONY なら電動開閉 パネル か,そうでないかの 2 択だと思います。
リモコン も,SONY らしくない デザイン になってますし,本機も一昔前の SHARP 機のようで…
まぁ AT700 系も SONY らしくはなかったので,どっこいどっこい感はありますが,買い替え要素があまりにも少ないです。
又,AT700 の音と画質がどうしても気に入らなかった為,改造して好みの音と画質にしていたのですが,やはり ベース の悪さは変わらないままな上に,BD ドライブ での BD / DVD 再生画質と音が耐えられなかった事もあり,次に SONY にする事は無いだろうとは思っていましたが,選択肢が無いのが現実でした。

現在,考えられる BD レコ の メーカ は… SONY ・ 東芝 ・ SHARP ・ Panasonic ・ 日立マクセル ・ DXアンテナ 位です。

生産完了機種では… 三菱電機 ・ パイオニア ・ ビクター ・ LG などがありますが,どれも昔の使えないと言われた時代の モデル なので,今更感があります。
※ ビクター は,業務用のみ BD レコ を ラインナップ していますが,チューナ レス な為除きます。

さて,この中から自社製品を選ぶとなると,SONY か Panasonic に限られます。 (自社製の定義が難しいですが…)

東芝 (タイムシフトマシーン 除く?) ・ SHARP ・ 日立マクセル ・ DXアンテナ ・ 三菱電機 は,フナイ 製なので除外します。
フナイ 製は,メイン エンジン から チューナ まで マザー ボード 一式を Panasonic から供給を受けている上,Panasonic の数世代前の エンジン が乗っていると言う事もあり,数世代前の機種を買うのと同じと言う事は昔から言われていますね。
その証拠に,コントロール チップ が同じな為か 東芝 (フナイ) 機と Panasonic 機とを LAN ケーブル で繋ぐとお引っ越しが可能だそうです。 (非公式)
SONY 機はこのような事はできません。
 (そもそも プロテクト が独自です。)


つ・ま・り … 
SONY ・ Panasonic 以外を選ぶと言う事は,Panasonic 機の数世代前,しかも電源は フナイ 製の物を買う事になるのです。 (メニュー は注文に応じて独自性を出しているようですが…)

もっと言うと,BD レコ は SONY か Panasonic しか無いわけですね。


では,SONY が良いかと言うと先にも書いた通り BDZ-AT / AX シリーズ での大きな改心以降,現行 (BDZ-EW) 機種でもほぼ何も変わってないのです。 (むしろ改悪?)
ならば SONY の トリプル チューナ モデル を買えば良いのでは? となりますが,トリプル チューナ 機では SONY でも一定の制約がある (3 つ目の チューナ は別扱い) ようなので,あまり メリット を感じませんし,高価です。


ただ,SONY 機ですと BDZ-EW510 でも音の 光 出力が有るのですが,Panasonic 機は トリプル チューナ モデル にならないと 光 出力が装備されません。
これは非常に痛い仕様なのですが,トリプル チューナ 機の価格は ダブル チューナ 機の約 1.5 倍以上と 光 出力の為だけにその価格差は厳しいものがあります。 (この時点では)


そして,なによりも Panasonic 機の方が圧倒的に消費電力が低いんです。

SONY 機 (BDZ-EW510) の [瞬間起動] 待機消費電力が 15 W なのに対し,Panasonic 機 (BWT560) は [クイックスタート] 入 でも 4.9 W となります。
※ この消費電力仕様は各 メーカ サイト で注意書きを読んで下さい。
(SONY は BS/CS 電源供給有り状態 ですが,Panasonic は 無し です。)

SONY 機は[標準起動] (HDMI機器制御「切」) にすると 待機消費電力 が 0.1 W となります。
Panasonic 機は [クイックスタート] 入 [省エネ時] では 3.3 W となるのですが,ここで各社の落とし穴があります。

SONY 機で [標準起動] を選択しておくと,確かに省電力な待機になるのですが,待機中に DLNA クライアント から機器が見えません。
特殊な ウェイクアップ LAN なようで,SONY の機器か レコプラ (アプリ) で レコーダ を起こす必要があります。
ここで一度起こすと,なかなか標準待機にならない場合と,操作しないとすぐに標準待機になる場合がある上に,PS3 の レコ×トルネ を起動しているとその レコーダ を使っていなくとも レコーダ が起動状態になってしまいます。
すると,たちまち消費電力は [瞬間起動] 時と同じ位になってしまいます。


ちなみに,仕様表では SONY BDZ-EW510 の消費電力は25 W で,Panasonic DMR-BWT560 の消費電力は約 20 W となっています。 (Panasonic 機は 約 と付きます。)

そこで,実際にどれだけ消費しているかを手持ちの 東芝製電力量計 と iPhone アプリ の [電気代測定] とを使用して測ってみました。 (電力量計の円盤が 1 回転する時間から算出する方法)
(実際の電力量計を使用しているので,ある程度正確に測れていると思います。)
東芝製 単2 普通電力量計


SONY BDZ-AT700 の仕様は 37 W (AT500 も同じ) で実際は 2 番組 AVC 録画 (SR) + HDD 内再生時で約 30 W ,DMR-BWT560 の仕様消費電力が約 20 W に対し上と同じ条件で 17 W であった事から見ても実用は約半分になりますね。


もっと言うと,BDZ-AT700 の [標準起動] 時の待機消費電力は,実用でなぜか約 18 W (カタログ 値 0.2 W) になってしまいます。 (常に何かしていてなかなか HDD が止まらない)
確か SONY は予約を入れていると標準起動でも消費電力上がるとか… (未確認)
DMR-BWT560


Panasonic DMR-BWT560 は同じ条件下で [クイックスタート] 入 [省エネ] 設定では約 4 W でした。
DLNA が出来ないなどの制約がありますが,0.00 W 待機 モード (0.005 W) では数十秒で本当に電力量計が全く回らなくなりましたので,嘘ではないようです。
(DMR-BWT560 の上に SONY PS3 などの機器を置くとなぜか 0.00 W 待機にならず,14 W 消費になる事が多々有りました。)


消費電力から言っても,待機分で Panasonic 機が優位です。
SONY の現行機は持っていないので Panasonic 機の実使用とでどうなるかの比較はできません。



今回は 導入記 と言う事で,この位にしておきます。
次回,画質や使い勝手について見て行きたいと思っています。
Posted at 2014/03/26 18:53:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電気 | 日記
2013年08月13日 イイね!

Victor 56MH700 メンテナンス

Victor 56MH700 メンテナンス約 1 年振りに,リヤプロ Victor 56MH700 の内部点検と清掃を行いました。


リヤプロ はその構造上,内部に塵・埃が入りやすく,それが画質や寿命に影響してくるので カタログ でも 1 年に 1 回は点検依頼するようにと書かれています。
内部に高圧回路を持っているので,その辺の関係もあるのでしょう。

なにせ,内部に冷却用 ファン が 4 個も有り,その内 2 個はシロッコ 型なので埃の巣になりかねませんし,シロッコ は構造上埃が堆積すると送風効率がかなり落ちてしまいます。
高温になる ランプ と高温に弱い プリズム が共存している リヤプロ にはこの冷却 ファン が命になってきますので,定期清掃は重要と考えています。

ランプ 部
そして,今回は初の試みとして光学系の レンズ を出来る限り分解して清掃する事にしました。
製造が 2006 年なので,今年で 7 年選手です。 そろそろ保守部品も気になる時期ですので,その辺も含めて対策時期かと思います。

プリズム 部
結果的に,各 レンズ は レンズ 清掃用不織布が黒くなるような事はなく,主に塵のような物がこびり付いている状態でした。
透明度は目視確認でも少し落ちていている物も有ったので,今回の清掃は有意義であったと思われます。
(特に プリズム 入光部が汚れていました)

組み立て後
組み立て後は,コネクタ の挿し忘れが 2 箇所有り,その為 ランプ が点かずかなり焦りましたが,点検で コネクタ を挿し直したところ無事に復帰しました。
この時,ランプ に クラック が入っている事が判明。 クラック は後ろ側だったので,直ぐに爆発はしないでしょうが ランプ は交換時期のようです。

最後に,表示位置が右に約 2 % ズレ てしまった事が判明。
これは,入手時からの症状で以前から何度も対策してなんとか直っていたのですが再発です。
結局今回は諦めました。 なぜか ハード 的に上下・左右の調整が無いのが痛いです。
サービスマン モード に入れば ソフト 的に調整出来る範囲だと思うのですが,これの入り方が ブラウン 管時代と違うのか,イマイチ 分かりません。
(ご存知の方が居ましたらご一報お願いします)



清掃の効果の方は,以前よりも シャープ 感が増していますし,奥行き感も出ています。
何よりも色乗りが良くなった気がします。 スポット ライト が逆光になった時にはその輝度に驚く程再現が良くなっています。
ただ,粒立ちが良くなったせいかもしれませんが,地 デジ や長時間 モード 録画の ソース の粗が目立ってしまい,以前は気にしなくて良かった ソース でも今はちょっと耐え難いです。
その分,Blu-ray ソース は良くなっていますので,差が明確になったとも言えます。

色乗りですが,以前は ナナオ ColorEdge CG21 と差が結構有ったのですが,今は CG21 と同じ画像を表示してもかなり似た再現性になっています。
どちらかと言うと,CG211 に似ている気もします。


今回は,ランプ 部に有る調整 レンズ を触り,光の中心点を調整してみましたので,全体の輝度が以前より安定した為か調整前より感覚的に明るく感じます。
この調整でも,色の感じが変わる事が分かったので,その辺も加味して細かく調整してみました。
元の調整は少し ズレ ているように感じていたので丁度良かったです。



この日の画像は,56MH700 の中身を プリズム が見えるところまで分解したところです。
この プリズム ユニット を動かせば画面位置は物理的に調整できそうですが,ここまで分解するには少し リスク を伴うのであまりしたくありません。
Posted at 2013/08/14 12:15:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 電気 | 日記
2012年01月23日 イイね!

石油ファンヒーター故障… 

石油ファンヒーター故障… 先日は台所の石油ファンヒーターの温度フューズが飛び,今度は自分の部屋の石油ファンヒーターが電源が入らなくなってました…


さて,この日は朝起きるとファンヒーターが止まっていました。
いつもなら,タイマーで消火されているハズなのに,表示に OFF と出ていない時点でおかしいな?とは思っていたのですが,昼に点火しようとすると電源が入らない。

元々,このファンヒーターは修理預かり品で,症状は電源すら入らないと言うもの。
最初は原因が分からず,元々直らなかったらくれると言う事だったので,そのまま数年放置。
しかし,気が向いた時に再び見ていると溶断型温度フューズを発見し,それに通電が無い事を確認。
温度フューズ交換で見事復活していました。

ところが,再び温度フューズが飛んでしまったのです…
どうもクイック余熱中に飛んでしまう傾向があるので,もしかすると基板かも。
2000年製なので,そろそろコンデンサの寿命かもしれません。
先日に釜が溶けた機種も2000年製です。

しかし,ファンヒータが無いと部屋が寒いので,以前と同じように温度フューズだけ交換して…
と思ったのですが,先日の件もあるので念のために釜を確認しましたが,これは問題ありませんでした。

とりあえず,炎検知センサと着火用プラグを清掃し,釜もカスを掃除してからフューズを交換して無事着火しました。
これで再び様子をみる事としますが,念のために余熱は OFF にしておく事に。



この日の画像は,三菱石油ガス化ファンヒーター KD-DX32Aの修理中風景です。
ファンヒーターの修理をしていると,外に外国人の鉄回収屋さんが来れられてました… 最近,外国人の回収屋さんが増えていますね。
ユニック2台で来ていたので,ちょっと(・・;) 
車欲しがってましたね~ 家のは保管車だと言って断りましたが。
Posted at 2012/01/25 03:49:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電気 | 日記

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「今度はFブレーキパッドを交換しろと指示が出た。」
何シテル?   02/20 23:52
富士重工一筋でしたが、今は三菱好きです。 それでも、未だに S62 式の KT 型 サンバー は一番のお気に入り。 三菱車の中では 三菱 GTO と デ...
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