
この日は久しぶりにオーディオネタです(^^♪
今回は、HDMIケーブルについて。
少し前からずっと気になっていたSONYのHDMIケーブルですが、その前にJVCのHDMIケーブルを使っていたのでSONYとはあまり縁がありませんでした。
と言うのも、今までSONYのオーディオ系ケーブルで良かったことがほぼ無いのです…
そこで、PS3とDA3200ESを繋ぐHDMIケーブルはVictor/JVCの
VX-HD107EHを使用していました。
しかし、このVX-HD107EHの音はどうもピークが出やすく、抜けもあまり良くない上にドラム等のカチッとした音が苦手な傾向がありました。
なによりも気になっていたのが、高域のキツさ。 何かの拍子に共振しているようなピークが出てしまい、アンプのレベルを上げる気にならなかったのです…。
このピークは、新品の時は出なかったのですが、エージングが進むにつれ出てきてしまい何をしても取ることが出来無い状態です。
-30db位までなら気にならないのですがね… ソースによって出てくることが多いので…
音の抜けも良いとは言えず、(悪くは無いです)もうちょっと頑張って欲しいと思う事が非常に多かったです。
後は、低音ももうちょっと出て欲しかったのです。
そこで、今回はSONYのDLC-HE10XFを試してみる事に(^o^)

(パッケージに入れ直した時にコネクタの裏表を間違えています。 正確には右コネクタ部はSONYと書いた面になっています。)
価格的にも、VictorのVX-HD107EHと同じクラスとなります。
違いは、VX-HD107EHは0.7mでDLC-HE10XFは1mと言うこと。(DLC-HE10XFの最短は1m)
このケーブルの最大の特徴はSONYで一番高いHDMIケーブルであるDLC-9150ES(定価74,970円)を作った人達で作ったケーブルであると言う事。
そして、その方の一人が「かないまる氏」であると言うこと。 この方はPS3やDA3200ESのチューニングをされた方です。
トータルチューニングとバランスとしては、同じ人が関わった物を使ったほうが良くなる事が多いので試してみる価値は有るかと思います。
外見や構造もこの価格帯にしては結構手の込んだ作りになっているように思います。
しかも、VX-HD107EHと同じフラットケーブルです。 まさに対抗モデル。
それと、SONYではこのケーブルが3D推奨になっています。
PlayStation3推奨とも書いていました。
肝心の音ですが、まず方向性を確認してからPS3とDA3200ESを接続。
(今回は都合、映像もHDMIでAMPに送っています。)
最初、PS3でCDを再生した時は音が違い過ぎてSP(S-3000)のバランスがえらい事になってましたが、2時間程で慣れてきました。
エージングには、リー・リトナーのGentle Thoughts(xrcd24版)と寺井尚子の1998-2003 Best of Best(K2 DIGITAL MASTERING)を選択。
途中、リー・リトナーのGentle Thoughts(SHM-CD版)も混ぜています。
エージング中に、これらのCDを聴いていた感想を少し。
正直、驚き。 なぜここまで違うんですか?と。 今までの線は何だったんですか?と。
特に、Gentle Thoughts(xrcd24版)の差が大きく、こんなに音入っていたんだとか言う問題ではなく、音楽になりました。
低音も床鳴りするレベルで出てきますし、なによりドラムの勢いやパワーが全く違います。 ギターの音も今までとは違うし、空間表現も違うし…
久しぶりにこのCDをAMPのレベル0dbまで上げて聴きました。 +1db位まで上げていたかもしれません…
カチッとした音が堪らなく気持ち良いです。 硬い音かと言われると表現が難しいですが… ヤマハの硬さとは違います。
全てが硬いわけではなく、とにかく硬い音が出る楽器の時はカチッとして、柔らかい表現の時はそれ相応に。 と言った感触。
まだエージング真っ最中なので、細かい音やボーカルは荒い要素がありますが、最初はそれくらいの方が良いです。
Victorのは最初は良かったのですが後半が…
とにかく、前に音が勢いよく出てきてくれるので楽しいです。
今までのSONYの音では無いことは確か。 しかし、SPはVictorのS-3000なのにSONYのAMPでよく鳴るものです… 昔のAMPでは絶対鳴ってくれないのに…
一応、Victor唯一のMonitor Speakerなので音の差はしっかり表現してくれます。
本来はVictor派なので、SONYを使ったりSONYを褒めるのは有り得ないんですが、こればかりは… VictorにいまHDMI対応のオーディオ用AMPもプレーヤーも無いのが寂しい限りです。
ウッドコーンも良いですが、まだまだ改良の余地があるように思えて仕方ないです。
でもVictorのイヤホン(HA-FXC71)の音は素晴らしかったので、あの傾向の音を是非オーディオで実現してもらいたい。
alneoも無くなってしまって… 代わりの物は出ていますが…
InterLinkにまでCCコンバーターをソフトで付けていたのにね…
と言う訳で、Victor復活のその時まではSONYをメインで行きたいと思います。
SONY自体は嫌いじゃないですからね(^_^;) 自分の買うもの殆どSONYだし。
最近、SONYの液晶テレビを見てえらくニュートラルな色付けになっているし、サッカーや野球中継を見ても残像が全く気にならないし、一体どうしたの?
あれなら、三菱のREALよりBRAVIAの方買うよ。 REGZAは… 要らない。
ちょっとSONY色してたけど、あのレベルは許容範囲w
なによりも、動画が動いてる事に驚いた。
早く有機ELのGoogle TV出してくださいw
この日の画像は、SONYのHDMIケーブルです。