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kt6sambar4WDのブログ一覧

2011年12月26日 イイね!

Victor AX-V8000を使ってみた その2

Victor AX-V8000を使ってみた その2先日まではVictor AX-V8000の機能の一部等を書いてみましたが,今回はその音質等について触れてみたいと思います。


ただ,一部制約がありまして地デジAAC(2ch)のデコードがほぼ出来ないのでその辺りは省きます。
なぜかAACの5.1chは認識しますが,これも放送によってどうなるか不明。
取り敢えず,Victorで不具合修正ファームが有る事は確認取れましたので,後々更新してもらいたいと思います。


さて,音質ですがまずはCDから… と書きたいのですが,AVアンプらしくCDよりもTV番組やBDソフトを観た感想を。
ソースはSONY PS3(3000)やSONY BDZ-AT700から光で入力しています。
PS3は88.2kHzで出力し,ビットマッピングはOFF(CCコンバータが有る為)。
SPはフロントにVictor S-3000とセンターとサラウンドにはVictor S-M5を使用し,リヤサラウンドにはVictor S-M3を使用。  サブウーファーはVictor SP-PW1000を使用。
ここもVictorのデッキで,といきたいのですがVictor製(ブランドは除く)のBDデッキは無いのでSONYとします。


まずはBSデジの東京JAZZ(2011)をPS3経由で再生してみました。
今まではTA-DA3200ESにHDMIで入力したり,PS3からBRAVIA 40X1にHDMIで入れBRAVIAからアナログ出力でVictor A-X1000に入力して聴いていたので,それとの比較になります。

第一印象は強烈なエネルギー感と低音の力強さと分解性。
ギターの音が前にどんどん出てきて,ドラムは炸裂。 AACでここまで低音や音が入っていたのかと言うレベルで,今までとは全く違ったアプローチで鳴ってきます。
ただ,PS3から光で送り出すとなぜかLPCMになるのでAACデコードはPS3任せです。
(5.1chはAACで出力されます。)

CCコンバータはON/OFFしてみましたが,EX-A10のように声質が大きく変わってしまったりする事もなく,かなり元に忠実な効き方をしてくれています。
なので,ソースによってはCCコンバータの効きがあまり感じられない事もありました。

東京JAZZだけで言いますと,今まではAACの鈍った低音と圧縮音源独特のイヤな音が付いていたのですが,それが一気に無くなったかのようでまるでLPCMです。
こうなると,普通はエネルギーが減るか低音が出なくなるのですが,このアンプはまるで逆でエネルギーの塊のような鳴り方で非常に激しい鳴り方になりますが,繊細なところは繊細に鳴るのでミキサーさんの意図が分かるようなチューニングのようも思います。

この激しさと力強さは同社のAX-S313と共通した部分がありますが,AX-S313は少し粗すぎたようです。 粗いと言うと何か違いますが,AX-S313はアナログで入力された音をエネルギーを減らさずにそのままどんどん増幅していると言った印象なのに対し,AX-V8000は入力された信号の埋もれた部分をも探しだして忠実に増幅していると言う印象です。


「題名の無い音楽会」の5.1chを再生してみると,SONY TA-DA3200ESでは繊細でSPがどこにあるのか分からないようで部屋全体に広がる雰囲気の良い音だったのに対し,AX-V8000ではまるでミキサーの音を聴いているかのような音です。
管楽器の音はしっかりとエネルギーを持って再生され,弦楽器も生き生きとしています。
ある意味ではSONYと正反対の音です。

しかしマルチチャンネルでエネルギーが出だす場合はSPの繋がりが悪くなりがちで,サラウンド用のSPを外したくなるものですが,これはそう言った意味では別次元です。
この事はもう少し後に書きたいと思います。


次に,「スパイダーマン3」のBDをPS3で再生。 音声は日本語にしていたので,5.1ch/ドルビーTrueHDになります。

これも以前はSONY TA-DA3200ESとPS3をHDMIで接続して観ていたのですが,その時には不満も残りました。  センターSPとサブウーファーが鬱陶しく思えたのです…
これも価格帯が違うのと,使用しているSPやサブウーファーがVictor製と言う事を考慮すると比較するのは酷かもしれません。


まず印象的であったはセンターSPの鳴り方の自然さ。
今までのサラウンドアンプではセリフが出るソースの場合はセンターSPだけが浮いたような鳴り方をし,センターSPを色々と変更するも大きな改善は見られませんでした。
そこでDA3200ESではマイクを使った音場補正である程度まで鳴るようになるものだと思っていたのですが,やはりセンターを付けるとこんなものかと思っていました。

しかしAX-V8000では最初センターの設定を忘れたか繋ぎ忘れたのかと思うほど自然な鳴り方をしてくれました。  センターSPはVictor S-M5なので全く期待していなかっただけにこれは尚更衝撃的でした。
そこでセンターSPを外してみると,センターSPの偉大さがよく分かり殆どはセンターに音を引っ張ってもらうような鳴り方になっている事に気付きました。

それでもこのAX-V8000はまるで2chで鳴らしているかのような鳴り方をしてくれるので,殆どサラウンドを意識する事がありません。 (それほど繋がりが良い)
TA-DA3200ESもほぼサラウンドを意識する事は無いと言えましたが,センターとサブウーファーだけはどうしても引っかかっていたのと,全体でエネルギー不足でした。

SPセッティングがほぼ適当でサラウンド用SPは柱に掛けているだけで向きなど全く変更出来ないような条件でも,取扱説明書通りにサウンドレベルメータで全CH 75dbになるよう調整し,各SPからの距離を測って設定するだけでこれほどまでに自然なサラウンドが出来るとは全くもって思いもよりませんでした。
DA3200ESの場合はマイク測定があってこそ鳴っているものだと思っていただけにこれも衝撃的。
実はAX-V8000はこのマイク測定が無い事も購入を迷っていた理由でした。
サラウンドはマイク測定が命だと思っていたのです。


先にも書いたようにサブウーファーも今までは悩みの種でした。
5.1chソースを再生しても,どうしてもサブウーファーの存在が気になっていたのです。
サブウーファーも設定を色々と変えてみましたが,特にスモール設定のサラウンド リヤと繋がってくれないので後ろや横からの低音など皆無状態でした。
しかもTA-DA3200ESではラージ設定のフロントSPの分までもサブウーファーに回すので,小さいサブウーファーではすぐに入力オーバとなってしまい,低音はゴチャゴチャ。
おまけに2ch再生時にもサブウーファーが切れないので,いちいち設定でサブウーファーをOFFにする必要がありました。

Victor AX-V8000の場合,サブウーファーに回す分はスモール設定のSP分と5.1chや7.1chのLFEだけになるようなので,今回のように小さいサブウーファーでも十分でした。
しかも2ch時はフロントSPをラージ設定しておく事でサブウーファーは使わない事になります。
これは非常にありがたい。  SONYも各chの低域をサブウーファーに回し,サラウンドSPに無理させないと言う考えは分からなくも無いですが,ちょっとサブウーファーに無理させすぎな気がします。
素直に低域の出るサラウンドスピーカシステムにすれば良いのでしょうが,狭い部屋でそれはさすがに厳しいです。

と言うよりかは,低域の出し方がSONYとVictorでは全く違うようにも感じました。
これは文章では説明しにくいので省きます。 VictorはVictorらしい低域とだけ…

スパイダーマン3では,ビルにクレーンの吊り下げていたH鋼が当るシーンやクレーンのアームがビルを破壊する辺りの効果音がリアルでいて力強く,低域にも迫力が出ました。
終盤では単管を打ち鳴らすシーンがありますが,その単管を打つ音や響きのリアルさもなかなかのものです。
これほどまでに迫力のある音が出るのでしたら,もっと大型のサブウーファーが欲しくなりますね。
今でも畳を揺する位の低域は再現できていますが,もっと低域にエネルギーを持たせてもいいように思ったのは初めてです。


又々長くなったので,この辺で。
次回はハンディカムで撮った5.1ch映像の試聴感想等を書きたいと思います。
その前にまた違ったAMPが…



この日の画像はAX-V8000に誇らしげに貼りつけられた〈K2 TECHNOLOGY〉バッジです。
Posted at 2011/12/27 02:01:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2011年12月25日 イイね!

Victor AX-V8000を使ってみた その1

Victor AX-V8000を使ってみた その1先日届いたVictor AX-V8000ですが,なかなかおもしろいので数回に渡ってインプレを書いてみたいと思います。


まず,このAMPはスーパーA回路と言う情報も記事も無かったのでスーパーAでは無いものと思っていました。  カタログにも当時のHPにも書いていないので…

ところが,実物を見ているとどうもスーパーA回路らしきものが基板裏にぶら下がっています。
そこでよくよくカバー上から基板を見ていると,[ Ultra High Current DYNAMIC SUPER A ]との表記がありました。
SUPER Aとしては時代的にADVANCED SUPER Aかと思っていたのですが,一世代前のDYNAMIC SUPER A系のようです。

しかしなぜこの事をカタログ上でもHP上でも全く触れていないのか不思議。
AX-S313は同カタログでADVANCED SUPER Aを売りにしているので,SUPER A回路を謳う事をやめた訳でもなさそうですので余計に謎です。
そういえば,AX-V1-NもADVANCED SUPER A回路なのにその事は取扱説明書の特徴の片隅に書いてあるだけでしたので,何か不都合でもあるのでしょうか。

代わりに[ インディペンデント パワーサプライ ]を特徴にしています。
これは,パワー部の電源にLch部,Rch部,センターch部の3ブロックに分離してコンデンサとダイオードを配置した回路だそうです。
コンデンサは14個有る石の1個に1本のコンデンサを配置してありますので,14本立っています。 (このコンデンサはJVCブランドのニチコン製)

トランスはアナログオーディオ/デジタル/ビデオと独立していて,デジタルとビデオの電源はON/OFF可能。 
トランスは全てEIコアでアナログオーディオ用はJVCブランドで[ HIGH CURRENT/LOW DISTORTION ]との表記あり。

石はサンケン製 2SA1494と2SC3858のペア。
これで各ch150Wのパワーを実現しているそうです。



肝心の音ですが,Victor S-3000に繋いだ最初は非常に鈍った音で張りも無く透明感などまるでない詰まった音でした。
それまでDEUSやVictor A-X1000を繋いでいたので,その影響かAMP自体のエージングかは分かりませんが,数時間後には随分と硬質な音に変化しました。

しかし今度はカチカチの音で,PAアンプのような音です。
さらにエージングを続けていくと,やっとVictorらしい音になってきましたが以前の使用環境が違う為か家で今まで繋いできたAMPと全く違う為かSPもAMPも随分エージングに時間がかかる部類です。

最初のソースはVictor XV-A77と言うAX-V8000がラインナップされていた当時の最高機種であるDVDプレーヤーと光で接続し鳴らしていましたが,さすがに時代が合っている為か今までは繊細なだけでエネルギーが殆ど出なかったXV-A77が強烈なほどのエネルギーを持った音になっています。

XV-A77自体にはK2は入っていないのですが,一応24bit 192kHzDDコンバータは入っていてCDは88.2kHzにアップサンプリングしてくれます。
今回は光でAMPと接続しているので,XV-A77はただの読取装置としての使用です。
しかし,ちょっと音が軽い印象でXL-V1100を聴いていた為か物足りなさを感じた為にXV-A500を出してきてこれを光で接続。

Victor XL-A500は,当時AX-V8000と組み合わせてVictorが試聴会をしていた位なので相性は完璧なはずですし,XL-A500の中身はXL-A77に比べるとオーディオ機器のようです。
デザインも共通しているので,やはりXL-A77よりもXL-A500で組み合わせて使うのが本来の組み合わせなのでしょう。  しかし,XL-A500はこの後廃盤となりXL-A77に変わってしまいます。
XL-A77の後にはXL-A707になり終わります。 XL-A77はAX-V8000よりもAX-D701と組み合わせて使う物のような気もします。
この辺りはまだAMPのエージング中なのでどちらが良いかは分かりませんが,今のところはXL-A500の方が低・中域が太く気持ちよく聴けていますが,XL-A77のような繊細感とスピード感は乏しいようにも思います。


続いてPS3やSONY BDZ-AT700(BDレコ)も光で接続。
ここで問題発生。
BDレコから光でAAC出力した場合,局によってリニアPCMとAACを迷い,AACに固定しても音が出ません。 これが殆どの局で起きるのでBDレコからの出力をリニアPCMにしなくてはなりませんが,これではせっかくのAX-V8000のAACデコードが使えません。
このアンプ,AACデコードに定評があるんです。

そこで調べているとやはりこのAACデコードはバグのようで,アップデートが出ていてVer.4にすると直るとの事。
しかしこれはVictorで配布していないので,修理扱いでVictorに電話すると家に来てアップデートしてくれるとの情報あありました。
どうもCDPとAX-V8000を光で接続し,そのCDPにアップデート用のCDを入れ再生するとアップデートができるそうです。 (入力はCD-Rで,MENUと何らかのキーを同時押ししながら電源コンセントを抜き差しするとアップデートモードに入るそうです。)

CDをデジタルで入力している状態で曲の頭が切れる症状もこれで改善されるそうなので是非アップデートしてもらいたいので,後日Victorに問い合わせてみます。
前のオーナはこの事を知らなかったのか,アップデートしてくれていないようです…
それよりもアップデートが出ているならせめてHPでその告知を出して欲しいものです。



ちょっと長くなったので今回はこの辺で終わります。
音質どうこうはまた後日。


この日の画像は,AX-V8000とXV-A500です。
Posted at 2011/12/26 06:31:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2011年12月24日 イイね!

Victor AX-V8000導入! 2011年初の積雪。

Victor AX-V8000導入! 2011年初の積雪。この日は今年初の積雪となりました。
夜中に降った雪が朝方には薄っすらと積もっていたので,午前中に雪風景をブログ用に記念撮影。




薄っすらと積雪
昼前には全ての雪は溶けてしまいましたが,この地域としては24日頃の雪は恒例となっています。
雪が降ると少し寒さが和らぐのでありがたいですが外で作業ができないに違いはありません。



さて本題です。
数日前に某オークションで落札してあったAVアンプが思ったよりも早く届きました。

今回のAMPはVictor AX-V8000です!
このAMPは出た当時から欲しかったのですが,Victorのフラグシップモデルと言う事もあり中古価格もなかなか落ちず,出品される事も非常に稀な機種な為にほぼ諦めていました。
当時カタログだけは貰ってきてあったのと,よくHPを見ていたのを覚えています。

AX-V7000と言うV8000の一世代前のAMPだと中古相場もやたらと安く,一時期数台出ていたのですがどうもV8000との価格差約10万円が気になる事と,V8000にはK2バッジが有る事からV7000は見送って居ました。  V5500はV8000の下位機種になるので,これはスルー。

そしてAX-V8000を躊躇っていた時期もあり,その理由がHDMI入力が無い事でした。
HDMIの為だけにSONYに浮気してTA-DA3200ESを使用していたようなものです。
PS3とAMPをHDMIで接続したかったんですよね… そして,たまたまDA3200ESがよく鳴ったので一気にSONYに傾いた訳です。 (この時はまだ家の電源環境が悪い為にVictorは本来の音ではありませんでした。)

ところが電源を改善した途端,Victor復活でもぅSONYには戻れないとなった為に安心してこのAX-V8000に乗り換える事としました。

CCコンバータのロゴが象徴的
HDMI入力が無い事に変わりはありませんが,光とCOAX入力が有るのと何と言ってもExtendedK2とCCコンバータがあるのできっと大丈夫と言う予想です。
TA-DA3200ESからの乗り換えだと,価格差は3倍以上なので十分なグレードアップと言えます。
価格帯が違う機種なので,AX-V8000とTA-DA3200ESを比べることはできませんが時代的にはAX-V8000の方が古いです。 (AX-V8000は2003年4月発売で350,000円 / TA-DA3200ESは2006年11月発売で95.000円)

早速Victor S-3000に繋いで音出していますが,音に関しては又後日。
どうもエージングが相当必要なようで,なかなか音が安定しません。 これはSP側も同じようです。
一応,7.1chを復活させて環境設定も済ませています。  サラウンドソースがないのは困ったものです。

中古で,しかもリモコンも電源コードも無い状態だったので音が出るか不安でしたが無事に全ch音出し確認し,ほぼ全ての機能をチェックしましたが異常は出ていませんので良かったです。
見た感じですとあまり使っていなかったようですが,保管状態は悪くなかったようでターミナルにも酷い錆は見られませんでした。
リモコンはV7000と共通だそうなので,また何とかなるでしょう。 取り敢えず,ボリュームはVictorのAMP用リモコンは全て使えています。

設定等は全て本体のキーで操作可能だったのと,取扱説明書はVictorのHPに置いてくれてあったので非常に助かりました。



この日の画像はVictor AX-V8000です。
Posted at 2011/12/25 06:38:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2011年12月23日 イイね!

KW4氏のVIVIOのタイロッド交換作業等

KW4氏のVIVIOのタイロッド交換作業等最近,タイロッド周りの整備が続いています。


今回はKW4氏のVIVIOバンのタイロッドのボール部に異常(ごり)が見つかった為,KW4氏の部品取り車であるRX-R(KK4)からタイロッドを移植する事としました。

タイロッドの点検に至った理由は,激しいブレーキジャダーが起きる為で,ブレーキが熱を持つと右フロントから車体への激しい振動とステアリングへのバイブレーションのような振動が来ると言うトラブル シューティングからです。

最初はブレーキ自体を疑っていたのですが,数ヶ月前にマスタ シリンダまで新品にしてキャリパも全てO/Hしてある上に,数日前にブレーキ ラインのエア抜きも済ませているのでこれは可能性が薄いです。
それでも触ってある事に違いは無いので,念のためにフロント ブレーキ周りを再度点検,ボルトの締付け等も左右点検しましたが異常なし。
ブレーキ パッドとロータはスバル純正を新品装着したばかりなので点検も問題無し。
(ブレーキ周りは全てKW4氏が作業)

振動の出方がボールジョイントの遊びに似ているので,次にロワ アームのボールジョイントを疑って点検しましたが,左右共に特にガタやゴリはなかったので問題無し。

車体に振動が来る前にハンドルに振動が来ていると言うので,タイロッド エンドを点検しましたが左右共にガタやゴリは見つかりませんでした。

ホイール ベアリングも考えられますが,ホイールを揺すってもガタが確認出来ない事と,数ヶ月前に新品交換してあるのでこれも除きます。
ホイール ベアリングにガタが出た場合,ブレーキ ペダルにもキックバックが有ったり,コーナ後にブレーキ抜けが起きるはずですが,KW4氏曰く気にならないので出ていないと思うと言う曖昧な返答ですが多分これも違います。

となると,タイロッドかストラットの頭位しか思いつかないのですが…
ハンドルに振動が大きく来ているので,タイロッド エンドを外したついでにタイロッドのボールジョイントを点検してみると,左側に明らかなガタを発見。
右側タイロッドはガタこそありませんが,怪しいゴリを発見。

右足を浮かせて揺らしてみてもガタを発見出来なかったので,原因が分からなかったのですがタイロッドにゴリが出ていると言う事と,ブレーキが熱を持つと振動が発生し,それまでは特に何も起きない点からこのゴリの出ているタイロッドを部品取り車の物と交換してみる事としました。

本当は左側タイロッドも交換したかったのですが,部品取り車の左側タイロッドもこの車両と同じレベルのガタが出ていたので左は新品交換すると言う事で今回は交換見送り。
右側タイロッドを交換する事で,何か変化があれば原因はタイロッド周りとなります。

KW4に付いていたタイロッド
結果,振動の出始めが遅くなっているようです。
全体的に振動が穏やかになっているのと,今までとは明らかに振動のしかたに変化が見られたのでやはりタイロッド周りのようです。
左右にハンドルを切りながらのブレーキと直進時のブレーキでは時により振動が和らいだりするので左タイロッドかもしれません。
もしくはラックにガタが出ている可能性ですが,今回の点検ではガタは出ていなかったので恐らくは左タイロッドでしょう。
ついでにタイロッド エンドも新品に交換して様子をみると言う事で今回は終了。
VIVIOのタイロッド エンドはアルミ製だったので,これも非常に怪しいですね。
パジェロミニのタイロッド エンドが付かないか見ていたのですが,やはりテーパが違い断念。



次はオーディオネタです。

先日のバナナプラグの結果が思いの外良かったので,安心してEX-A10のAMP部のSPターミナルを改造できます。
このAMP,WOODCONE専用のバイアンプ接続なのですが,展示品の為にSPターミナルのネジ山を破損されていまして,SPケーブルをしっかりと締め付ける事ができませんでした。

そこでせっかくバナナプラグ対応なのでSPターミナルのネジ山をハンダで固定してしまい,バナナプラグ専用に改造する案を実行しました。

元々ターミナル同士が近いのでSPケーブルの接続が面倒な上に不確実だったので丁度良いです。
ネジ山が潰れていたのは3箇所だったのですが,他のところに差が出ないように今回は全てのSPターミナルをハンダで固定しました。

早速Victor S-3000を繋ぎ,CDPはXL-V1Aから光で入力。
この時にバナナプラグの便利さを実感しました。 AX-V1からのつなぎ替えが非常に簡単でした。

早速の音出しでは非常に硬質な音になっていましたが,エージングでだんだんとバランスが取れてきました。
それにしても,このAMPから聴く音としては今までよりも随分力強さを感じます。
低音の締りも非常によく,ハイスピードです。 ものすごく硬い単線を使ったかのような音の出方は好きですね。
2.6mmの6N単線を使っていた時に比べると,低域に不足を感じますが1.6mmか2.0mmクラスのVA線を使ったのと同じ位なので,あまり気にする程ではないです。
そして単線の苦手とする高域はより線の良さが出ていて,そのまま単線のような音になっています。
細い単線を使うと高域の改善はされますが,低域とエネルギーが犠牲になりますので,今回の音は太い単線と細い単線の良いとこ取りをしたようにも感じます。

奥井亜紀のCDをかけると,なんと昔聴いていた声になるではないですか(・・;)
まるでAurex(東芝)のAMPで聴いていた時の声です。 真空管AMPでもこの手の声でした。
これはAX-V1との大きな違いとなりましたが,MOS-FET系にトラのエネルギーを加えたような音ですね。

Victor EX-A10の内部
これならばバナナプラグ専用としても十分に使えると思います。
分解してみると,SPターミナルは別基板になっているので部品を取れば交換可能な気もしますが今回はハンダ処理で済ましました。
バナナプラグ専用にするならネジを通さない方が有利でしょう。



この日の画像はKW4氏のVIVIO用タイロッドです。
画像上部がRX-Rのもので,下がバンのものです。
基本は同じ部品でしたので,回り止めのワッシャのような物さえ付け替えれば交換可能でした。
Posted at 2011/12/24 04:37:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車関係 | 日記
2011年12月22日 イイね!

Victor・JVCブランドのバナナプラグをテスト

Victor・JVCブランドのバナナプラグをテスト先日テストしていなかったVictorのバナナプラグをVictor AX-V1でテストしてみました。


バナナプラグは初めて使うのと,そもそもバナナプラグとはどう言う物なのかもあまり知りませんでした。
バナナプラグにはSPコードの接続方法が色々あるのですね… 大まかにはスプリング式とネジ式とハンダ式になるようです
ネジ式の中でも,プラグの横から挿すタイプと後ろから挿すタイプに別れるようで,Victorは後ろから挿すタイプでした。

バナナプラグ構造
と,バナナプラグについて調べているとどうもこのVictorのバナナプラグはオーディオテクニカの「AT6302」と同じようです。 (カルダスブランドでも同じ物を発見したので,結局はどこ製なのか不明。)
しかし,オーディオテクニカバージョンは2色なのに対し,Victorバージョンは全体が金メッキなのでまるっきり同じでもないようです。
(オーディオテクニカバージョンでも全体が金メッキの物もあるようです。)

付属品では,オーディオテクニカ製は保護チューブが4個付いているそうですが,Victorバージョンにはありません。
Victorとしては音質劣化の原因となるチューブは付けないのでしょうか。


では早速バナナプラグと直付けとを比較試聴してみたいと思うのですが,ここで問題が。
バナナプラグ対応のAMPは割りと新しい物しかなく,家ではAX-V1とAX-S313位しかありません。
そこで,SPターミナルが真鍮削り出しのAX-V1を選択。
バナナプラグ自体も真鍮製のようなので樹脂のSPターミナルに挿すよりは良さそうです。

AX-V1を使うと言うことで,CDPはXL-V1Aを使用しSPはお馴染みVictor S-3000とします。
と,その前にまずXL-V1Aを整備しておきました。

XL-V1Aの中身
XL-V1Aは純正のレーザーが全く出力しなくなったので,Victor XL-V313のピックアップを装着してあります。
その交換時にレーザーの調整を適当にしてあったので,今回音質を頼りに微調整としました。
レーザー調整中についでなのでバナナプラグをエージングしておきました。


ではAX-V1に直にSPケーブルを繋ぐ場合と,バナナプラグを付けて繋ぐ場合とを比較試聴してみます。

まずは直繋ぎ。
このセットは以前にも書いていますが,今回はSPケーブルが違いますので低域の量感が増し,高域も中域にシフトしているような印象です。 (Victor ベルデン)
中音が豊かなので,聴きやすいのですがHi-Fiではありません。

バナナプラグ接続
対してバナナプラグ接続。
これは意外も意外。  上記状態からSPケーブルを交換したかのように高域が伸び,フィルターを取ったかのように音場も広がり抜けも良くなっています。
ボーカルはセンターになり,バックは部屋に広がり,エネルギーも豊かに出てきます。
ただ,低域は直繋ぎよりかは減っているように感じますが,直繋ぎでは団子になっていた低域が分解されたと表現する方が合っています。

もっと意外なのは,音の変化傾向がより線から単線に変えたのとほぼ同じと言う事。
もちろんSPコードは交換していませんが,直繋ぎではより線らしく低域の柔らかさと中域の広がり感を見せていたのが,バナナプラグを付けるだけで低域は締り中・高域までもしっかりと締まった硬めの音に変化しました。
まさに単線に変えた時の音なのです。

何かの間違いかと思い,数回付け替えてみましたが結果は同じでした。

と言うことは…  単線独特の音は接続部が影響しているのかもしれません。
今回はS-3000がバナナプラグに対応していないので試せませんでしたが,SP側もバナナプラグに対応しているSX-F3やEX-A10セットなどをバナナプラグ接続にすると低域が締まった音になって部屋でも聴けるようになるかもしれませんね。

最近のVictor製品は大体がバナナプラグに対応しているはおかしく思っていたのと,Victor自信もバナナプラグをラインナップしている事に疑問を感じていましたが,これでその理由がなんとなく分かった気がします。
これ,樹脂製のSPターミナルにはもっと効果的かもしれません。
純正製のSPターミナルの場合,SPケーブルを押さえる物は樹脂になりますが,バナナプラグを使用する事で真鍮で固定する事になるので,これはメリットになりますね。

バナナプラグは食わず嫌いで使っていませんでしたが,これだけ変化があると積極的に使ってみるのも面白いかもしれません。
ただ,接点部のクリーニングは徹底しておかないと悪い結果を招きそうです。
SPコードとの相性なども計り知れませんので色々と怖い世界でもありますが,Victor純正のみを使う事で解決するでしょう。  多分。



この日の画像はVictorのバナナプラグです。
(3本中の中央は一度SPターミナルに挿した為,変形しています。)
Posted at 2011/12/23 05:25:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記

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「今度はFブレーキパッドを交換しろと指示が出た。」
何シテル?   02/20 23:52
富士重工一筋でしたが、今は三菱好きです。 それでも、未だに S62 式の KT 型 サンバー は一番のお気に入り。 三菱車の中では 三菱 GTO と デ...
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