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2016年07月09日 イイね!

吹奏楽部の演奏収録依頼より

吹奏楽部の演奏収録依頼より前日(07 月 08 日)の夜,急遽吹奏楽演奏の収録依頼が入り,09:30 AM 入との事で直ぐに機材の準備に入りました。

久しぶりに使うケーブル類もあったので,まずは全ての清掃とチェックを開始。
一部ケーブルに異常が見つかった為,修理をしてから持っていくマイク10数本をチェック。
最後にミキサーの全チェックと,各マイクスタンドの整備をしてほぼ準備完了となったのが,06:00 AM。
この時間からだと寝たら起きられないので,待機時間としていたら,現地で警報が発令された為に入が 02:00 PM に変更との連絡が入り,それだけ時間があるならば予備のDATも用意できる。

DAT自体は数回収録で使っているので動くハズですが,最近出番が無かったので不安要素があり,少しのメンテナンス後に時間が許す限りの走行テストと録音テストを繰り返し異常が出ない事を確認。 機種は Victor XD-Z909 で,このブログでも時たまに登場しています。
昔は,SONY の業務用機使っていたのですが,あまりの音に全て売却。

ミキサーは色々悩んだ結果,可搬性と音の両立が一番取れている VOSS のものを選択。
このミキサーは小さいのにPhantom電源が出せるので,コンデンサ マイクを使うときは重宝するのです。
後は,現地で音を確認してマイク配置を考えるだけとなった頃にちょうど予定の時間になりました。


現地着時にはまだ練習中だったので,しばらく待機してから校舎内の音楽室に入り機材セッティングを開始したのですが,初めての現場なので音が分からない上に,セッティング時間が思ったより取れない事に少々困惑しながらも,ワンポイント録りを基本とした構成の中で弱そうな所にマイクを配置。
今回は,管楽器の低域パートエリアに SONY C-350 を,打楽器の高域エリアの高め位置に Victor MU-510 を配置して,左右の不足感を補いました。
音楽室自体が思ったより広く無かったので,反響による倍音効果は期待できませんでしたので,センターの AKG C4000B は無指向性のまま狭い目のセッティングに変更。

MU-510C-350C4000B


ドラム周辺にもう 1 本ダイナミック マイクを入れる予定だったのですが,部屋の狭さと MU-510 が予定よりもアタック音を良く拾ってくれたので最終的に計 4ch での収録としました。
今回の収録で良かったのは,収録中にエアコンをオフにしてくれた事で,これだけでも後処理が大きく変わってきます。
合計 3 曲を別々に収録し,ほぼ一発録りで終了となりました。 希望としては,TAKE 2 も欲しかったのですが,ここは時間の都合で無しに。

機材トラブルも無く,無事に収録を終えられた事は本当に良かったですし,マイク セッティングの時間も相当短縮出来ました。


帰宅後に生状態の音をチェックし,後日マスタリング作業に移りましたが,欲しい音は全部録ったと言う自信が間違いでは無かったと言う事がここで証明されます。
結果は,ドラム のレベルが少し高かったのでそこを抑えつつ,周りとの調和を取りながら音楽室の狭さを意識させないよう(スタジオ録音風)に仕上げてみました。
ワンポイントでも録れなくはない感じでしたが,やはり 4ch ミックスしてあげると雰囲気を作りやすいのがいいですね。


この日の収録分を,依頼主の許可を得て[SoundCloud]にて公開させてもらいましたので,リンクを貼っておきます。 (SoundCloud をクリック)

https://soundcloud.com/user-126695048/20160709-ver1

完全リマスタリング 追加Ver.  [SoundCloud
https://soundcloud.com/user-126695048/20160709-ver3


最後に…
演奏は,練習期間が短かった事などを考慮すると,吹奏楽としては少人数でもその良さは出ていたように思います。
全体的に真面目な演奏なので,今後慣れてきた際にもっとノリの良さを出せれば楽しく元気な演奏になると期待しています。


この日の画像は,当日使用したミキサーです。
Posted at 2016/07/14 20:09:08 | コメント(0) | オーディオ | 日記
2016年04月21日 イイね!

11年振り [奇祭] 大飯盛物祭 平成28年04月03日に粛々と執り行われる

11年振り [奇祭] 大飯盛物祭 平成28年04月03日に粛々と執り行われる去る平成28年04月03日(日),11年振となる「大飯盛物祭(おおめしもりものまつり)」が和歌山県紀の川市貴志川町国主1番地にある大國主神社(オオクニヌシジンジャ)で粛々と執り行われました。









 この祭りは,別名「貴志の大飯祭(きしのおいまつり)」とも呼ばれ,元応年中(1319~1320)、約700年前の鎌倉時代から貴志川に伝わる全国的にも珍しい神事であり,市の無形民俗文化財に指定されています。
 又,県の重要無形民俗文化財への届け出がまだ出ていなかった事から,生涯学習局長が実地調査に来られていました。

 
 この祭りは,江戸時代までは毎年開催されていたが,祭の費用は地元の素封家が出しており、毎年実施するには負担が大きいため,明治以降年数が空き、昭和10年(1935年)以降は、昭和56年(1981年)→平成05年(1993年)→平成17年(2005年)→本年の平成28年(2016年)開催となっています。

 祭りの由来は,国主淵(くにしぶち)に住む,明神の使いである大蛇に供える為と言うものや,大蛇が娘の生け贄を要求して困った為,代わりに大飯を国主淵に放り込んだと言う説や,淵に住む龍神が度々暴れて大きな被害をもたらす為に,龍の怒りを沈める為の祭りと言ったいくつかの説があるようです。
 最近の見解では,貴志川が元々氾濫の多い川であった事から,それが龍の仕業で人々が拐われたと考えられたのではないかと言うものです。
 ただ,「国主淵の伝説」と言うものと関連付けられているようで,こちらを見ると 3つの生き面(翁の仮面、三番そうの仮面、鬼の仮面) が登場するのと,「オイは、3月(旧暦3月3日の祭り)、もり物3本。」と言われており,西・中・東の三貴志から各1本ずつ奉納され,道中の国主淵で薦を取り,50個程の餅を国主淵に投げ込む神事をし,大國主神社まで曳きながら練り歩いたと言う記録もあります。


 祭りの準備は,本年01月13日より山から真竹30本を切り出し,中貴志コミュニティにーセンターて竹割り作業を行い,続いて神社の境内で餅つきを行い,組み立て・注連縄作りを行ったとの事で,大きな注連縄は,40人の人々が集まり,餅藁を編んだもので,全て手作りの祭り道具であるとのことです。
 餅は小学校の体育会を借り,約135人の方で制作したとのこと。
 そして祭りの様子を,貴志川高校の生徒達が紙芝居にし,小学校の子ども達にこの祭りを伝えていくとの事です。


 同祭には,2-6歳の稚児が途中で合流,中西小学校の新5-6年生が107名が参加,地元消防団66名に地区から300人を越える参加者があり,総勢800人を超える行列となりました。

 盛物とは,高さ約 5m 幅約 3mの竹と藁で作られた上部が球状で下が萎んでいる,電球(熱気球)のような形をした物を心柱を頼りに竹ひごで作り,そこに筵(むしろ)を被せ,頂部から全面に垂らした藁縄に,直径約7cmの餅に竹串を横方向に挿した物をこの盛物の形に添って約6,000個吊るし,更に薦(こも)を巻いた物です。



 行列は,獅子舞を先頭に,神主さん・太鼓・神輿・船・歌い手,そして木製の台車に組まれた盛物を最後尾にし,中貴志コミュニティにーセンターから大國主神社まで約2.0kmを行列で歩きます。
 船には道中配布用のお神酒と歌い手用の太鼓などが積まれ,引き手は新5-6年生の児童のみで行い,盛物は崩れないように回りから支える為の棒を持った人達や,頂部から出た藁縄でバランスを保ちながら大人の手に引かれ,途中前方に稚児約140人を合流し,神社の境内まで運ばれました。

 
 川沿いから境内までの道が,道幅も狭い急な登り坂となっている為,盛り物が無事登り切る事が出来るのかが随分と心配されましたが,皆の心配するに及ばず,無事全ての行列が境内に入りました。


 境内に入ると,盛物の回りに紅白の幕を掲げ目隠しをし,その中で薦を外す作業が行われ,その作業の間には巫女さんによる舞の奉納が神舞殿で行われました。
 舞の奉納が終わり,紅白の幕が外されると,綺麗な餅が張り付いた盛物本来の状態が披露されるという仕掛けになっており,参加者を沸かせました。


 盛物を前に神事が執り行われた後には,関係者により餅が外され,小袋に入れて参加者に配られました。


全て餅を外された盛物の骨は,解体後にお焚きあげされるとの事です。 又,台車はいつ頃に制作された物なのかは不明で,戦前か戦後の物であるとの事でした。


 次回の開催は,11~12年後を目安にしているとの事でしたが,はっきりとした事はまだ分からないとの事でした。


今回の画像は,同フォトアルバムにも掲載しています。

Posted at 2016/04/22 05:54:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 祭り | 旅行/地域
2015年08月07日 イイね!

大阪☆春夏秋冬 東京1stワンマンライブ ~ハチハチ~ へ行った際の東京観光

大阪☆春夏秋冬 東京1stワンマンライブ ~ハチハチ~ へ行った際の東京観光平成27年08月08日 に行われました,大阪☆春夏秋冬 さんの 東京1stワンマンライブ ~ハチハチ~ (SHIBUYA CLUB QUATRO)へ行った際,都合 0泊3日の旅になったので空いた時間に東京観光していました。


大阪☆春夏秋冬(以下:しゅかしゅん) さんは,平成27年07月04日(土) に ディファ有明 で行われたイベントのニコニコ動画生中継を観ていて*見つけた大阪のグループです。
(*正確には,結成時代に知ってはいました)
圧倒的なパフォーマンスに,歌唱を持ちあわせていてガールズ・バンドのノリが特徴的なグループで,ユーチューバーのsoezimax(ソエジマックス)さんがサポートとされています。

横丁夏まつり から一番近くて早いライヴが,タワーレコードNU茶屋町店で行われた,リリースイベントでしたので,それを観に行ったのが生で観たのは最初です。

その時には,東京1stワンマンライブが決まっていたのですが,まだ行く予定はありませんでした。
しかし,通常ライヴも大阪の北区のちょっと行きにくい所で,しかも19時スタートとかなのでこれなら気合入った東京1stを1回行って観る方が良いのでは? と言う結論から遠征を決定しました。
青春18切符期間であった事もありますし,意外と安く行ける事も決定の理由でした。

後は,青春18切符をいかに有効に使うかだけです。
行きと帰りで,2スタンプで済ましたかったので,7日に始発で向かって9日始発位で帰る計画でした。

と,ここで美々緒君登場。
6日の夜に,寮から滋賀県に向かうのに,駐車場でGC8の冷却水漏れが発覚したとの事で,その修理に家に寄られたのでそのまま時間調整して米原駅まで送ってもらう事に。
米原駅着から,1時間ちょっと待って始発に乗り,渋谷駅を目指しました。

米原駅
そして,帰りの9日にはなんと美々緒君は豊橋に居るとの事。
時間が合えば乗せてもらえる事になったので,帰りに連絡取ってみると駅近くの河原でBBQオフしていたんですね。
寮へ帰るとの事なので,家まで送ってもらいました。
偶然とは重なるものですね。 凄く助かりました。


行きの話に戻して…
米原駅から渋谷駅までおおよそ8時間なのですが,乗り継ぎが物凄くスムーズに行ったので休憩を入れる間がなく,おまけに熱海駅からは,快速 アクティー で東京入りするのですが,この車両の椅子が硬くて1時間強も乗ってられないレベル。 グリーン車連結なので,これに乗らせる為にワザとじゃないのか? と思う程でした。
そこで,横浜駅で休憩としました。
横浜駅
横浜駅は地下街ポルタが有るので便利ですし,そごう と繋がっているので,外に出なくても休憩出来るのは便利ですね。
昼は そごう の屋上まで行き,ベンチで休憩していました。

そごう 屋上

その後は,まず上野駅へ向かい亀有へ行こうかと思ったものの,東京メトロ の乗り口が分からず断念…  (銀座線としか表記がなくて,ずっと 東京メトロ を探してました)
上野駅で迷っていると,北斗星が停まっているのを発見。 もうすぐ廃止になるので,撮り鉄の方がちょっと来られていました。 記念グッズも構内で売られていました。

上野駅 北斗星北斗星

その後は,せっかく上野に来たのだからと,上野公園を散策。

上野駅
不忍池などを観て回り,渋谷駅へ向かいました。

不忍池 ボート乗り場不忍池弁天堂
西郷像

上野駅から渋谷駅へ帰る途中で,せっかくなので秋葉原駅に寄り電気街口から出てみました。
秋葉原駅 電気街口
暫く アニメイト や,ツクモ に入って中を見て回った後,ラジオセンター へ入ってみました。
2F まで回ってみましたが,日本橋でも有りそうな物が殆どで,思ったより珍しい物も見当たらない感じでしたね。  
ラジオセンター以外も,各店のフロアは非常に狭く,ウナギの寝床を縦に何重にも積んだような店の作りで,フロアごとのジャンル分けなので結構探すのも大変。
大阪の日本橋の方が品揃えも良いし,面白い感じでした。

秋葉原駅を後にして渋谷駅へ行き,そこからの予定など全く決めていなかったので,とりあえず近くのヤマダ電機へ避難。
駅周辺にゆっくり座れる場所が見当たらなかったので,店内のベンチで休憩してました。
その後は,渋谷駅周辺を散策。
晩飯を何にしようか迷ったあげく,東急東横店をうろついていると,閉店間際の値引き開始。
元から,結構安いのに更に200円引きとかになったので,寿司店でちらし寿司と巻き寿司を購入。
渋谷駅周辺は物価が和歌山より安い気がします。 これで792円也。

その後も,周辺をぶらついてコンビニを探して飲み物を購入。
食べる場所を探して,神社へ移動。 結構距離ありましたが,こう言う所は明かりもあって人も少ないので好都合。

深夜になり,歩き疲れたのと暑いので予定より早めにネットカフェへ。
今回は,価格優先でマンボーの3時間コース(PC無し)で入店。
シャワー付き(無料・但し石鹸等無し),ドリンクバー付きなので,お得感あります。
3時間丁度で店を後にし,早朝の渋谷を歩いているとなぜか代々木公園に着きました。

代々木公園 案内板日本初飛行の地記念碑

代々木公園も,行ってみたかったのでそのままベンチで休憩して日が昇ってきた頃に公園内を散策し,お隣の明治神宮へ行ってみました。

明治神宮明治神宮境内

東京の人って,鳥居くぐる時に一礼するんですね。  何かと関西と感じが違います。

その後,明治神宮から東京メトロに乗るために表参道駅まで徒歩で節約して浅草駅へ行ってきました。
雷門を通って,浅草神社へ行き こち亀 記念碑を見てから,とうきょうスカイツリー へ徒歩で向かいました。

雷門
浅草神社こち亀記念碑
とうきょうスカイツリー
とうきょうスカイツリー は,とりあえず4Fフロアまで行き,登らずに東武線で北千住駅へ。

とうきょうスカイツリー 4Fとうきょうスカイツリー駅 正面口

そこから歩いて亀有まで行こうと思ったのが間違い。  2駅区間と思って歩いたらこれが遠い…

綾瀬川堤防より とうきょうスカイツリー

途中で断念して,近くの駅を探したら綾瀬駅があったのでそこから常磐線で1駅の亀有駅へ移動。
ここで相当時間ロスしました。

亀有駅には,両さん像を始めとするこち亀銅像が十数体あるので,これを撮りに行ったのですがこれも思ったより散らばっていて,30分で回れると書いてある事を信じて必死に回ってコンプリート。

両津勘吉祭姿像こち亀像全画像はこちら↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/622131/album/32594/


時間が押していたので,すぐに亀有駅へ戻って渋谷駅へ行こうと思ったら駅すぱーと ではJRで表参道へ出る事になってる… しかも,400円区間と言う事で構内の路線図や料金表見ても載ってないので意味分からず,自分でルート考えて渋谷駅へ行く事に。
綾瀬駅までJRで行ってメトロを乗り継げば行けるんですね。
時間的にはそれでも,駅すぱーと の提示時間と変わらなかったのでこのルートで決定。

これ,後からナビタイムで調べると直通運転ルートでした。
結局,綾瀬までJRで行ってメトロに切り替わる直通運転で,連絡切符は400円と。 
後から調べると,そもそもややこしい区間なんですね…
このおかげで,2本電車乗り過ごして予定していた余裕が無くなりました。
慌てて,発券額間違うし… 払い戻し方法を有人改札の人に聞いて直ぐになんとかなりましたが。
自動発券機から発券後5分以内なら,切符出てきた所に差し込んで,画面左下の小さい払い戻しボタン押せば返金されるんですね。

渋谷駅には予定時間に間に合い,その後 SHIBUYA CLUB QUATRO へGoogleナビで早歩きで向かったところ,並び始め 10分位前に着きました。 (前日に現地下調べしてなかった)

渋谷CLUB QUATTRO
入場は,まさかの A/B 番混合の番号のみ並び。  
手売りと,外部発券が同時入場であったので,思ったよりスムーズに流れましたし,差別が無くて良かったです。 (外部購入が少なかったのか,後のほうで買っても 16番だった)
並び始めは,キャパ 800人に対して少な目だったので予想の 300人位かな? と思っていたら,後からかなり入ってきて最終 550人入ったそうです。
800 人キャパにしては,結構後ろまで混んでいたので嘘ではなさそうです。

客層は,古参の方々は元々そんなに居らっしゃらない現場みたいなので,殆どが 横丁夏まつり や TIF で しゅかしゅん を観た人や,「しゅかしゅん見つかった」 と言う話題性から観に来られた方が殆どだったようです。 和歌山からは,私含め分かってるだけで 3 名居られたそうです。
(チケットを家に忘れて,FunxFam現場でお会いしている方も来られると言う事で届けてもらいました。。。)

ライヴ 開始後,この日専用の長めイントロから客席はコールで沸き上がり始め,メンバーが出てくる前から結構場が温まっていたように思います。
この辺,別現場から来られている方々が先導されていたようです。
元々,しゅかしゅん ファンの方はそれほど沸くタイプではないように思います。
しゅかしゅん の古参っぽい方々は,フロアの椅子席や,後方で地蔵されていた方々だと思います。
年齢層も,少し高めで大人しい方が多いようです。

ライヴ開始後は,MIXこそないもののリフトやダイブに軽いモッシュも起きていましたね。
普段,こんな現場では無いはずなのでやってたのは別現場からの流れでしょう。
しかし,そんな事も最初だけ。

中盤に差し掛かり,リードボーカルの舞奈さんが本気を出し始めると,どんどん客席に変化が起きます。
ダイブしていた方達も,場に収まり今度はフロアが一体となり始めました。

そして,究極のバラード曲 3連発。
ここで奇跡が起きました。  それまで騒いで居た方達が静まり返ったのです。
シーン とした訳ではないですが,その気迫に負けたのか,唖然としているようにも取れました。
これが,しゅかしゅん の本気ですね。 一見さんの暴れている人をも鎮める力です。
呆気にとられて,口開けたまま立ちすくむ人も居ると言う程。

何が起きているのか分からないと言う声も聞かれますが,これが音楽の力だと思います。
ただ,最近はこう言うのが少ないので,実際観ることが少ないだけかと。

バラード曲が終わった後には,開場が一体となっていました。
元気な方々が音頭を取るように,盛り上がりがどんどん増していきます。
勿論,しゅかしゅん メンバーはそれに負けません。  まだ客席をリードしています。
これが凄い。 メジャー でもなんでもない,大阪の若いグループが現場の荒くれ者(元気な若者)を押さえつけて自分達の空間に引き込んだ瞬間でした。

こんな現場を目の当たりに出来るなんて滅多にないと思うので,ハチハチ は本当に行って良かったです。
しゅかしゅん も,多分過去最高のパフォーマンスでした。
生歌で,メジャー 何か比じゃない位高級感ありました。  こんなライヴが今有るんだな… と思う位に。

ペンライト なんかも無い,MIX も無い,現場を盛り上げるのは客席ではなくて,ステージに立っている メンバー の役目なんだ。 と言うのを教えてくれたようなライヴでした。
最近は,ステージ よりも客席が賑わっているだけの所が多くて興ざめしますが,ここは逆でした。
正統派ライヴやってくれてる。  最近,本当にこんな所少ないんですよね…  むしろ無い。

問題は,しゅかしゅん は毎回このパフォーマンスが出来ていないと言うことかな…
調子悪い事も多々あるようで,その時はごめんなさい。 レベル。
リード ボーカル構成なので,負担が大きいんですよね。 多分,ファンからも,Pからも求められるレベルが相当高いんだと思います。
TIF の時,舞奈さんは風邪気味だったと聞きます。 なので,YouTubeで見ても全く調子出てなかったですね。  それでも,分かる人は振り向いてくれたようですが。

まだまだ進化していく しゅかしゅん,これからが本番だと思います。
メジャーも視野に入れていると言うか,出来るだけ上に行きたいみたいなので,今後が楽しみです。
ハチハチ に関しては,他にもWEB週刊誌系が記事にされていますので,そちらを参考にしてください。
ライヴ後の物販では長蛇の列を待って会場限定CD(新曲)を購入しました。
予想以上の並びになった為か,最初はCD 1人1枚と制限されましたが,列が切れた辺りから複数枚買いができたようです。

ハチハチ ライヴ終了後は,再び渋谷駅周辺で休憩しながら歩いていると,メンバーがQUATROから出て帰宅されていました。
物販の特典会も含めて 3時間位かかったようですね。

深夜の渋谷駅
その後は,渋谷駅で夜明けを待って始発の1本後位で東京駅に向かいました。
東京駅を撮って,三菱一号館美術館 へ向かい外観を撮って駅に戻り西に向かいました。

東京駅 丸の内駅舎
三菱一号館美術館三菱一号館美術館 正面入り口

途中,横浜駅で何か買おうと思って寄ったものの… 朝早過ぎてカフェ1店しか開いてない状態だったのでそのまま熱海駅へ。
ここへは,昼ごろに付いたのでコンビニへ寄って昼飯と土産物店を観光。
海まで行きたかったのですが,時間無く断念。

8日の昼位から,右足の膝と足の付け根位の関節痛に悩まされ,階段の昇り降りが非常に苦しく,酷い時には平坦路すら痛くて歩けない状態になっていたので,熱海駅の足湯で暫く休憩。
本場の足湯で熱い位に温まってから出発しました。

熱海駅熱海駅 足湯

途中,富士駅にも寄る予定が寝過ごしてしまし断念。
仕方なく,掛川駅でスーパーに寄り道。

掛川駅

その後豊橋駅に着きました。

後は,美々緒君と帰宅して東京遠征は無事終了となりました。
とにかく,安く東京に行って泊まらずに帰ると言う事が叶いました。
睡眠は,電車内で寝てたのでそれでなんとか。

ネットカフェでも,シャワー付きの所が結構あるので便利ですね。
60分だけ入って,シャワー使って出るのもありですし。 (サーモ付きじゃないので温度手調整)
安いところは,ボディソープとか別購入なので持ち込み推奨。 
ちっちゃいタオルとかセットで240円位しますし。
渋谷駅周辺だと,飯買っても食べる場所探すのに苦労するのでシャワーの時間とか考慮して纏めて入ると全部格安で済みますし,ドリンクバーも飲み放題ですし。 (ビールは無かった)
(マンボー だと,パソコン要らないって言うと何も書かなくていいです。 個室にACコンセントは有りました。 フラット選ぶと,寝やすいです。)


無計画に現地行っても何とかなるもんですね。
思いつき観光も,地理把握してないまま何とか全部回れましたし,時間もすべて丁度良くなってました。
青春18切符使ったのは初めてだし,東京行ったのなんか修学旅行以来でしたけど。

青春18切符のぶらり旅もなかなか物なので,機会があれば又どっか行ってみたいです。
(この記事の時点では,名古屋行ってるので後 2回残ってます)


東京観光の画像は,みんカラ のフォトギャラリー(以下URL先)に纏めてアップしてあります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/622131/album/31368/


この日の画像は,渋谷駅に着いた日のものです。
何時か分かりませんが,この辺の照明も一旦消えるみたいですね。  朝起きたら点きました。
Posted at 2015/08/18 23:09:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 祭り | 日記
2015年06月13日 イイね!

HOTARU LIVE2015 in 旧志賀小学校

HOTARU LIVE2015 in 旧志賀小学校和歌山県伊都郡かつらぎ町志賀1214 (旧志賀小学校) にて 平成27年06月17日 12:00~16:00 に開催されました,HOTARU LIVE 2015 に行ってきました。 (入場無料)


この日は,公共機関で向かったのですが,JR和歌山線で笠田駅下車(09:47)後,コミュニティバスに乗るのですが 2時間に 1本と言う時刻表を見ていると運転手さんが行き先を聞いてくれたので,[中志賀] 行きと伝えると,もうすぐ出る [天野コース(丹生都姫神社行き)] なら途中の [星山橋] まで行くからそこで降りて歩けば行けなくはないよ。 との事です。
この時点で 10時前だったのですが,本来乗るはずの [新城・花園コース] が笠田駅を発車する時刻が 8:20 と 12:20 (他4本) と言う事で,2時間も停留所で待つ訳にもいかず教えてもらった [天野コース] 車両に乗車(10:00)。
予定の [星山橋] 下車(10:13)から,Google MAPで行き先を調べたところ約 5km 程と分かったのですが,目の前は上り坂でした。 (何回も通ってる道なのに,地名知らなかったので地形を全く把握してなかった) 半分程行った所からは,下りになるのでなんとかなります。
星山橋 に [新城・花園コース] が来るのは,12:23 なので歩くしか方法はありません。
星山橋 10:13 から徒歩で現着(旧志賀小学校)が 11:10 でしたので,約 1時間で着いた事になります。
結果的に開会セレモニーには間に合いましたが,コミュニティバスは時刻表をしっかり確認してから行くべきですね。

会場入り口旧志賀小学校
現着してから少し休憩し,本部テントでタイムテーブルを頂きついでに,撮影許可貰ってから機材セッティングに入りました。
開会セレモニー前からセッティングしていた為か,機材が紛らわしい為か,完全に報道関係と間違われて何人かが挨拶してくれました。  (申し訳ないですが,当方は個人ですとお伝えしました)

会場 本部
アイドル現場や,イベントによってはそれっぽい人多いので間違われないのですが,地元系イベントはやっぱり間違われますね。 (腕章で見分けてください)
現地スタッフの撮影係の方にもご挨拶頂きまして,映像をYouTube等に出す件に関しての取次をして頂けました。 (ライヴ内容を把握してなかったので,撮ってから出せそうなら確認しようと思ってました)
この日の目的は,地元の和太鼓が3組も出ると言う事で,その演舞を生録する事にありました。
他にも,浦部陽介 さんや よさこい の 紀道 さんも出演されると事でした。
イベントは撮影が楽しいので,ほぼほぼそれが目的です。


屋外出店屋外出店
屋内出店屋内出店
木工体験木工体験
又,会場の屋外・屋内に地元の出店があり,軽食から木工体験・フリーマーケット・手作り雑貨などが並べられていました。


前置きは以上にして,本題のイベント内容に移ります。

この [HOTARU LIVE] は,[A.S.H-アッシュ-] さんと言うかつらぎ町の里山を拠点として,地域の活性化を目的にイベントの企画や,開催・情報の発信等をされているボランティア団体による企画イベントです。
司会は,FMはしもと の ワンネス・カレン さんです。


開会セレモニー
開会セレモニーでの A.S.H-アッシュ- 代表挨拶


鼓舞 演奏鼓舞 演奏
鼓舞 演奏まずは,A.S.H-アッシュ- の代表で出られていた方も居られる [鼓舞] による和太鼓演舞です。


ソーラン新城組ソーラン新城組
ソーラン新城組ソーラン新城組
続いて,[ソーラン新城組] さんによる南中ソーランです。
ソーラン新城組 は,かつらぎ町新城地区で,新城小学校廃校の年(2012年度)にこの小学校に通っていた子どもたちがずっと集い続けられる活動として [南中ソーラン] を始められたそうです。
現在は,花園地区の子どもたちも入っているとの事でした。


紀道紀道
紀道紀道
紀道よさこい では,和歌山市の おどるんや でもお馴染みの [紀道] さんが出演。
紀道 さんの よさこい は,他と一風変わった迫力ある演舞が特徴です。
2回に分けての演舞でしたが,1回目の演舞曲は 正調よさこい&ガイダンス の2曲でした。


天野こども会天野こども会
橋本太鼓教室橋本太鼓教室
地元太鼓演舞に戻り,天野こども会&橋本太鼓教室の皆さんです。
橋本太鼓教室は,プロ太鼓奏者 OTO座 の井寄忠明(いよりただあき) さんに指導頂いているとの事です。 橋本太鼓教室さんの演舞曲は,七福神の宝船 と 朝焼け でした。

田代美由紀田代美由紀
続いて,田代美由紀 さんによるLIVEです。
佐賀県出身,現在伊都郡在住の方です。  この日は 2曲披露されました。


かき王子ももひめきいちゃん
LIVEの間に,かき王子・ももひめ・きいちゃん によるゆるキャラ撮影会。
会場内を かき王子 と ももひめ が歩きまわって子どもたちとの撮影会をしていました。
きいちゃん は,間に合わなかったのか一歩遅れてやってきました。


紀道紀道
紀道紀道

紀道紀道
紀道紀道
ゆるキャラ撮影会に続いて,2回目の [紀道] さんによる演舞です。
この回では,よさこい ではなくダンスを披露されました。
演舞曲は,命の花&希望の唄 の2曲となりました。 (衣装変更有)


みかんこ
コーラスでは,[みかんこ 祈りの歌の会] さんが出演。


あつみ会あつみ会
三味線では,あつみ会が子どもたちの踊り付きで出演。


フラダンスフラダンス
続いて,フラダンスです。


浦部陽介浦部陽介
浦部陽介浦部陽介
浦部陽介浦部陽介
LIVEに戻って 浦部陽介 さんによるLIVEです。
浦部陽介 さんは,橋本市出身 1989年07月28日生まれのシンガー・ソングライターで,FMはしもと では [浦部陽介の歌いたい・喋りたい] という番組を持たれています。
今回は,アンコール曲 [コロガリコロガル] で地元の子どもたちによるダンスが披露されました。 


ミノバディミノバディ
続いて,[ミノバディ] さんによるLIVEです。
ギターとハーモニカによる演奏です。


He-getsHe-gets
バンドに移りまして,[He-gets] さんによるLIVEです。
JAZZ調のLIVEで,会場を明るく賑わせてくれました。


寺町ストリートバンド寺町ストリートバンド
寺町ストリートバンド最後に,寺町ストリートバンド さんです。
和歌山市から来られていたらしいです。
夕暮れに相応しい,ゆったりとしたギターと,A.S.H の皆さんによる即興ダンスで会場を明るく楽しい雰囲気にしてくれました。


全員参加寺町ストリートバンド
終盤には,残っている参加者全員による演奏と来場者交えてのダンスで締めくくられました。



BGMに合わせて 浦部陽介BGMに合わせて 浦部陽介
閉会後も,浦部陽介 さんの [コロガリコロガル] がBGMで流れると,子どもたちがダンスを始め,浦部陽介 さんもエアーギターで参加し,和やかな雰囲気となりました。



全出演者さんは収録できていませんが,映像も撮影していました。

浦部陽介全体を通して観させて頂きましたが,終始地元との触れ合いと他所から来られた方も楽しめるような配慮がされた和やかなイベントでした。
参加者も来場者も一体となって楽しめるイベント,これからも増やしていって欲しいです。


会場入り口又,会場まで歩いている際にホタルの鑑賞スポット案内看板があちこちに見受けられました。
帰りにでも観ていこうと思ったのですが,時間がなくてそのまま帰宅してしまったので写真撮れていません。
会場で頂いたタイムテーブルの裏にも,ホタルMAP(志賀)が書かれており,ホタルの鑑賞スポットが分かりやすくなっていました。
Posted at 2015/06/18 19:19:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 祭り | 日記
2015年06月03日 イイね!

スナップカメラ

スナップカメラ4月の後半頃から,久しぶりにスナップ撮影でもしてみようと思い立ち,手持ちのデジカメを色々持ち出してみましたので,その一時まとめ的な記事を書いてみます。


スナップカメラ/お散歩カメラなどとも言われますが,やっぱり携帯性が重要です。
理想は…

・ 一眼レフはスナップには大き過ぎるけれど,画質は妥協したくない。 
・ iPhoneやAndroidのようなスマホ系でも撮れる画ならカメラを持ち歩く意味がない。
・ なるべく速写性が欲しい。 テンポ良く撮れないと意味が無い。
・ やっぱり,ファインダーは欲しい。


と言うわけで,今回は COOLPIX E5400 / E8800 / Pixstar GC-X3 / LUMIX DMC-FT20 と例外で,Nikon D2X も参加させてみました。
上の機種で理想条件を満たした物はありませんが,とりあえず使ってみる事に。

古い機種ばかりですが,最近のCOOLPIXは動作の遅さが耐えられないので使う気がしないだけです。 LUMIX FT20は防水・防塵なので,記録用途で持っています。
Victor X3 は,3.3Mと言うスペックですが,今回は比較用に入れてみました。

又,掲載画像は全てNikon Capture NX-D等により編集しています。 (ほぼjpeg現像)


まずはNikon D2Xです。 こちらは全てRAW現像しています。
D2XD2XD2X
D2XD2X
D2X

毎年行っている根来寺での桜を作例に上げてみました。
使用レンズは,Ai85mmf/1.4ですのでスナップカメラとは言いがたいですし,何よりもD2Xをポケットに入れて持ち歩くには最低でもフォトベストを着用しないといけません。
もう少し,D2Xの分を貼ってみます。

D2X Ai50mmf/1.8D2X 50mmf/1.8
D2X Ai50mmf/1.8D2X Ai50mmf/1.8
D2X Ai50mmf/1.8D2X Ai50mmf/1.8
D2X Ai50mmf/1.8D2X Ai50mmf/1.8
D2X Ai50mmf/1.8 こんどは,D2XにAi50mmf1.8のパンケーキレンズのみ装着で撮ってみた作例です。
最も軽快になる仕様ですが,やはり少し遠出した時のスナップ用でしょう。
普段から持ち歩くには大き過ぎます。
ただ,画はこれを基準にしますので,ここから極端に離れる画しか撮れないカメラなら持ち歩く意味がありません。
(作例中の,レンゲと猫以外は全て和歌山県の日の岬で撮影したものです。)


この時,Nikon1 J1 も同時に持っていたので,そちらを参考に貼ってみます。
Nikon1 J1Nikon1 J1
Nikon1 J1Nikon1 J1

Nikon1 J1は,CustomPictureControlにてオリジナルカーブを入れています。
又,基本RAW現像としています。
装着レンズは,1Nikkor 10-30 f/3.5-5.6 VR か 30-110mm f/3.8-5.6 VRです。

いわゆるミラーレスタイプ(ニコンではレンズ交換式アドバンストカメラ)ですし,他所に比べると望遠レンズでも小柄で軽量なのが特徴です。
又,広角から手ぶれ補正(VR)が付いていますので,コンデジ感覚で気軽に撮っても案外ブレずに撮れます。

Nikon1 J1は,D2Xのサブか同等位のつもりで持っているのですが,スナップに持ち歩くとなると,やっぱりレンズがちょっと邪魔なんですね。
10-30mmのPD-ZOOMを買えば少し全長が短くなりますし,Nikon1 J1は速写性もレスポンスも良いのでメリットは多いです。
ただ,スナップ用かと言うと,ちょっと違う気がするのですよね。


次に,ビクター Pixstar GC-X3 です。 2000年10月発売の,Victorでは多分3台目(GC-S1が1号機で,GC-X1が2号機)になるデジカメです。
又,GC-X3以降はビクターからデジタルカメラは発売されていません。(2015年6月3日現在)
※ GC-PX1がありましたが,[HDハイブリッドカメラ]としていた為デジタルカメラに分類されません。

GC-X3GC-X3
GC-X3GC-X3
GC-X3GC-X3

初代,2代目と散々言われたビクターのデジカメですが,最後のGC-X3は随分良くなっていたようです。
GC-X1からレンズをかなり頑張ってきたようで,マクロ域では背景ボケも解像度も一眼レフ並に出る事があります。 (非球面レンズ採用)
階調表現が上手なのが一番の特徴かもしれません。

ただ逆光に滅法弱く,少しでも逆光になるとコントラスト低下が激しいです。
書き込みレスポンスは記録媒体がスマートメディアと言う事もあって遅いです。 メニュー表示はサクサク動くのですが,再生は激遅で,削除工程やサムネイル表示は使いたくないレベルです。
シャッターボタンが重めなので,望遠域での手ブレが多くなりがちなのと,操作性や電池持ちが実用的ではないのが残念。

中身はほとんどJVC製チップを使用していたり,連写でのハイダイナミックレンジ合成や 画素ずらし や 連写合成NR と言った,現在最新の機種で謳われている機能はほぼGC-X1で実現していました。
ただ,この機能を使うにはカメラを固定する必要が有った為,実用性に疑問符が付いたのは確かです。
言わば,現在のデジタルカメラの源流とも言える機種なのですが,知っている人はかなり少数派と思われます。
GC-X3ではハイビジョンテレビに繋げるHD画像出力機能が追加されています。
ボディは冷間鍛造アルミニウムであったりと,ビクターとしてはかなり気合の入った機種でした。


次に,LUMIX DMC-FT20 です。
こちらは以前にも当ブログで紹介していますが,ただ作業記録用に購入したカメラです。  COOLPIX AW100 と迷ったのですが,画質的にこちらにした経緯があります。
換算25mmからの4倍ズームで,光学手ぶれ補正付き。
一応,1.5m耐衝撃と水深5mの防水機能を備えています。
レンズはLUMIX DC VARIOで,上位機種であるDMC-FT4のLEICAブランドではありません。
DMC--FT20DMC-FT20
DMC-FT20DMC-FT20

この機種の良い所は,ヒストグラムを表示しながら撮影できる点と,レスポンスの良さや,液晶画面の見やすさです。
全体の操作性も良いですし,手ぶれ補正も良く効きますし,AFもストレス無く合致しますので,スナップ撮影には丁度良いです。
携帯性も,本体が小さく軽いのでポケットに入っていても気になりません。
耐衝撃や防水も一応あるので,場面も選ばずに撮れる点もスナップにはいいですね。
画質は悪くはない印象ですが,等倍で観るとさすがに解像度は低いです。
16MもあるCCD機なのに,レンズが反射型なので仕方ないと言えば仕方ないですが,このクラスでは結構頑張っていると思います。

ただ,これ一台でスナップを撮り歩けと言われると物足りないです。
全体で無難な画ですが,iPhone5sのカメラが優秀なので比べるとどうなのかと言う事になるのです。


続いて,COOLPIX E8800 です。
ニコンとしてもかなり気合の入った機種で,これ以降のCOOLPIXはシリーズ別になるので言わばCOOLPIX Eの最後の機種です。
EDレンズ使用の10倍ズーム・VR付きで,バリアングル液晶にEVFまで付いています。
当時としてはD100を越える8Mピクセル機で,液晶・EVFの表示タイムラグを極限まで縮めた事が特徴でした。
E8800E8800
E8800E8800

このE8800は,本当にニコンの本気を思わせる画作りで,解像度・階調・コントラストどれを取っても素晴らしい出来です。
特に,夜景の長時間露光での描写は本当に素晴らしいです。
当ブログの背景やヘッダーや愛車紹介で使っている画像の一部も,このE8800で撮った物を使用しています。
10倍ズームとは到底思えない解像度と描写は,さすがNikkorと思わせます。
兄弟機の,E8400 はこの画質で24mmスタートとなっています。
グリップの赤ラインは伊達ではありません。

ただ,一眼レフ並の大きさと重さ。 そして,VRも有るので電池消費が少々気になるのと,RAW撮影時の記録時間の長さが難点。
jpegでの圧縮モードにExtraモードが付いているのですが,こちらもRAW程でないにしろ記録に数秒かかるので,レスポンス良く撮影とはいかないのが残念。
AFもゆっくり合わすタイプですし,起動にも数秒かかる始末。
イベントに持っていくのは勿論,持ち歩いてイザ撮ろうと思ってもなかなか撮れないカメラである事は確かです。

吐き出す画は凄く良いだけに残念でならないのですが,デカイ・重いに次いで上記点が加わるととてもスナップカメラとは言えません。
じっくり撮るには良いカメラですし,夜景撮るには持っておきたい一台です。


最後に,COOLPIX E5400 です。
当時,E8400が欲しかったのですがあまりの人気に高価であった為,こちらにしました。 兄弟機はCOOLPIX E5700です。
レンズは,換算28-116mm F2.8-F4.6 (8群9枚:非球面2枚、ED1枚) となかなかのスペック。 当時は広角スタートのコンデジが少なかったので,貴重な機種でした。
撮像素子は,1/1.8型CCD 5.26メガピクセルと,当時ではハイスペックなモデルです。
E5400E5400
E5400E5400
E5400E5400
E5400E5400
E5400E5400
E5400E5400
このE5400,一度インターバル撮影で一日動かしていたところレンズエラーが出てしまい,レンズユニットと基板を新品交換してからあまり使っていませんでした。
(修理受付期限ギリギリだったと思います)
と言うのも,どうも画が好きでは無かったのです。 風景を撮ると,いわゆる眠い画になったり,緑被りが多かったり,色が不自然だったりと言うのが理由です。
Kodak純正プリントに出してみた事もあるのですが,印象は変わらずでした。
ところが,これはニコンのデジタルカメラに共通するところでもあり,D2Xも例外ではありませんでした。 D100などは最も酷い分類だったと思います。

しかし,最近はD2Xを使う事が多くなり,なんとかして使える画にならないものかと現像のやり方を変えてみたり,設定を変えてみたり,撮り方を変えてみたりしていたところ,どうも今までカメラの使い方や撮り方を間違っていた気がしてきました。
そこで,D2Xはどうすれば撮れるのか?を題材に,色々試してみた結果が今回の作例に出ています。
当時から評判の悪かったD100ですが,しっかりと使ってあげれば今の機種に引けを取らない実力です。 高感度はD2X以上に良いですし,画が明るいです。

よく,ニコン機でコントラストがただ浅くて眠い画になっている作例を見かけますが,人によっては全く逆の作例も有ったりします。
逆に,濃いだけの作例も見かけます。  そう言った面では,キヤノン機は安定しているようにも思いますね。
でも,ニコン機で良く言われる”奇跡の一枚”は,意図して撮れるようです。
奇跡の一枚になってしまっているのは,偶然その時に全ての条件が合っているだけだと思います。
ニコンは,画作りを撮影者に任せる傾向が強いメーカーで,例えば富士フイルムの色が好きな方にはその色に。 Kodakの色が好きな方にはその色に。
コニカ色が好きだった人にはそのように。 オリジナルを作りたい場合はご自由に。
と言った,設定ができるようになっているようです。
そして,しっかりと光を読んで露出を決めて,構図を決めてあげれば思った画が撮れると言う仕組みなんですね。

ある意味,フイルム時代よりも楽になっているようですが,ある意味難解なんです。
しかし,これが分かってしまえばほぼ思い通りの撮れますし,カメラに振り回される事もほぼ解消します。
多分,昔から自分で現像していた方や,写真に学の有る方なら分かって当然の事なのかもしれません。 ニコンはフォトグラファーや,報道のプロ相手に意見を聞いて開発しているので,こちらも知識がないと使いこなせないと言う事ですね。

実際,上手な方はD100でも,D40でも使いこなして,それとは思えないような写真を撮っておられます。
しかし,上級機になる程仕事で使う人の要求は高まりますので,使いこなしは更に難しくなると言う事みたいです。
D2Xも,当時は散々に言われましたし,作例も良い画がありませんでした。
しかしD3Xが出た頃まで使い続けていた人達にはやっとその実力が理解され始めたようです。
今ではD100でないと撮れない画が有る。と言う意見まで出ていますし,実際D100での作例が当時で考えられない程良いものばかりなっています。

レンズも,使えないと思っていた玉が,使い方を変えるだけで大化けすると言う事も多々あります。
個人的には,コンデジの方が使いこなしが難しいようにも思いました。
レンズの制約がありますし,設定にもある程度の制約が出てきます。 常にRAWで撮れないので,ポジフイルムのような緊張感もあります。

D200も,当時は暗い画と思っていましたが,最近上がっている写真を見ると全くそんな事を感じさせません。
要は,当時から同じ機種を根気よく使い続けている人はそれしかないので,何とか使いこなそうと必死なるので自然と上手くなる傾向があるようです。
もしくは,新機種に乗り換えたり,他社に行って戻ってきた方が,新たな使い方の発見をしている場合も考えられます。

とりあえず,ニコンの作例レベルは絶対に撮れると言う事です。
何を撮っても良く撮れる機種は,結局そのカメラに意図的な強い癖を持たせているからそうなっているだけで,イザ違う仕上げにしようとすると難儀するものです。
その点,ニコン機の出す画は色々な方向に振れるので厄介なんですね。
いくらでも方向性変わるので,自分の色や構図や意図が無いと何が良いのか分からなくなるのです。


E5400の話に戻ります。
この機種も,E8800と同じく動作は決して早くはありませんし,RAWでの記録は数秒待たされるので,お世辞にも軽快とは言えません。
メニュー画面のレスポンスは軽快で全く不満はないですし,光学ファインダーも付いていますので,液晶が見えにくい際にもしっかり撮影できます。

レンズの解像度はパッと見では分かりにくいですが,EDレンズ採用と言う事もあってか非常に高いです。
ただ最近のシャキシャキとした画ではないので,一見はボケて見えます。
解像度とシャープは違うと言う事があまり世間に浸透していないのも困ったものですが。

全て標準で撮影すると,眠い画になりがちですが,階調補正を強めに設定すると一気に締まった色になります。
又,このままではちょっと色が濃いので,彩度調整をマイナスにしてあげると風景には丁度良いコントラストとなります。
あとは,露出補正で明るさを決めてあげるとjpeg出しでも十分使えます。
リアラのような階調が良い場合は,階調補正をマイナスにすると良いです。
この,階調補正と彩度調整を上手く使った上で,露出を決めて上げると違う機種を使っているかのように思う画が撮れます。
ホワイトバランスは少し青い目に出る傾向があるので,この辺りも微調整してあげると一眼レフ並の写真が撮れます。
お勧めは,18%グレーボードの小さいのを持ち歩く事です。
あとは,ニコン Capture NX-D(無料)等でjpeg現像に慣れれば少しの補正で現行機種並の写真に仕上げる事が可能です。
肝心な時だけ,RAWで撮っておくと後で安心ですね。
コンデジでRAW記録できる点も強みです。


まとめますと,今回の中でスナップカメラはE5400に軍配があがりました。
グリップが出ているので,ズボンのポケットにはちょっと抵抗がありますが,上着等にポケットを確保するか,ウエストポーチに入れておけば良いでしょう。
フリーアングル液晶ですので,ポケットにいれても液晶画面を気にする事もありません。
又,ボディはマグネシウム合金製なので堅牢です。


現行ならば,P7000シリーズになるのでしょうが,Pシリーズは一眼レフと同じメニューなった為か,レスポンスが信じられない程悪いです。
記録時間も,ワザと?と思う程に遅いのでわざわざ新しい機種を買う気がしません。 しかも,RAWの形式が変更されて(NRW)いて,ニコンの一眼レフと互換性が無いです。
P7000系は出る度に触って検討しましたが,今時あれは耐えられません。
Nikon1 J1がストレス無く軽快に動くのに,同価格帯であれは手抜きかワザととしか思えないです。
P7800はサイズに対して画がかなり良くなっているだけに非常に残念ですね。


この日の画像は,E5400で撮影した和歌山の風景です。
Posted at 2015/06/04 03:59:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

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何シテル?   02/20 23:52
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