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2016年06月06日

古ぅーいスキーを発掘

古ぅーいスキーを発掘 そろそろ各スキー販売店の2016/2017ニューモデルの早期予約会が始まる時期です。
1年中雪山が忘れられない人にとっては、もう次のシーズンが始まりますね。私もそんなひとりです。
でも今日は、ニューモデルではなく旧車(板)のお話です。

実家の倉庫をゴソゴソしていたら、とっくに処分していたと思っていたスキー板が出てきました。
ウ゛ィンテージまでいかないネオクラシック、スキーのハチマルヒーローといったところでしょうか。

左側の板は小学校高学年、真ん中は中学性の時に使っていたもの。
右端は大学を卒業する年に購入したK2エクストリーム。いい値段でしたが、結構流行った板でしたね。



ファーストスキーは、木の板に両端にネジ止めされた太い鉄?のエッジが付いて、ワイヤー式の金具でした。調べてみると、どうも小樽にあったアジアスキー(アジアイレブン?)というメーカのもののよう。

残念ながらそれはさすがにありませんでしたが、小学校高学年で履いた2本目の板がありました。
ロゴマークのデザインが現在と少し違いますが、このマークはブルーモリスだと思われます。でもどこにもブランドの表記がありません。それどころか生産国の表示(MADE IN ・・・)もなし。
モデル名は RAFARE NEW MARKⅠ でいいのかな?

トップ部は剥離防止なのかアルミっぽい金属がぐるっと回してあり、ジュニア用にしては案外コストがかかってそうな造り。トップ以外もアルミが入っている?
小学生の頃に履いていた板ですが、今履いている板と大して変わらない160cm。
これがブルーモリスだとすれば、このあと国産のスキーを買ったことがありません。

チロリア120。
懐かしすぎます (#^.^#)

学校でスキー授業を受けていた当時、クラスの半分以上はこのビンディングだったような気がします。

当時はビンディングなんて言葉は聞いたことが無く、「金具」 って言ってました。
ステップインの金具のことは 「ワンタッチ」 って言ってました。


ブレーキはありません。
ヒールピースに括りつけられた紐の流れ留めが泣かせます。

解放値は3段階?
ブレーキ付きの金具を履いてるヤツは自慢できる時代でしたね。


中学生になって、いきなりアトミックの板を買ってもらいました。
ATOMIC ACTIVE LITE SERIE 5 DRIVE SE

コスメはメタリックブルーの光沢仕上げ。
こ初めてのメジャーブランドスキーでテンション上がった記憶があります。
でもブルーモリスと違ってトップにアルミが入っていないので、ガリガリ削れて芯材のウッドが見えちゃってます。

中級モデルでしょうが、メイドイン オーストリアが誇らしい。


チロリア160
ようやくブレーキ付き。


脱ぐときには普通と逆でレバーを上げるという、複雑な動きのヒールピースでした。



アトミックとK2の間に、ヘッドのGSセカンドモデルのような板に乗っていましたが、それは処分してしまったようです。2級、1級を受験した思い出の195cmですが、こんな写真しか残っていませんでした。HEAD RACING CR・・・SR? モデル名が読めない。
キャップスキー(モノコック)も登場していない時代で、当時は一般的にスキー板のサイドウォールは垂直でしたが、このHEADの板はトラペツォイド構造とかいう、センター付近のサイドウォールが斜めで、板の断面が台形状になっている拘りの板でした。エッジが効きそうなイメージに惹かれて購入した覚えがあります。
当時のHEADは今よりも地味なイメージのブランドだったように思いますが、コスメデザインからもそんな雰囲気が漂っていますね。

k2を手に入れた後にも、整地の大回りがメインとなるコンディションの時はこのHEADを履いてました。また、インストラクターのバイトをしたことがありましたが、その時は踏まれても惜しくないレッスン用としても使っていました。恐らく自分の板では最も多い滑走日数、距離を滑った板です。


そしてK2 EXTREAM
これを買った頃は、すでに1級合格していて、一生懸命滑っていた時期です。
ヘッドのGSモデルだと難しい小回りやコブ斜面が上手くなりたいと思って、性格の違うこの板を選んだ記憶がありますが、それにしては長い195cm。当時憧れの2mへの未練が感じられます。
カービングスキーを見慣れた感覚だと、トップが異様に長いですね。よくもこんなもの履いてコブに入って行けたものだと思ってしまいます。

このコスメ、とっても気に入ってました。
エクストリーム用ってことで、長さの割に軽くて操作しやすい反面、ハードバーンの大回りは苦手(高速安定性が低い)な板でした。

ヘッド、K2と、2世代続けてビンディングはMARKERのFDR。
クルマのボンネットのようなデザインが好きでした。

よく見ると MADE IN W GERMANY との表記あり。
東西ドイツの統一前ですね。時代を感じます。

バネ&ROTAMATのヒールピースは見た目がメカニカルで、子供の頃からの憧れでした。
一般的なステップインのビンディングに比べてスキー脱着は手間ですが、軽くていいんですよね。

ヒールピースは分解(バネが外れる)することで作動するので、解放したときは板を履き直すまえに組み立てねばならず、面倒なんですよね。
初めて解放したときは「買ったばかりなのに壊れた!」と勘違いしました。

K2の時代の板は派手なソールが多かったです。

なかでもエクストリームは特に派手でしたね。


K2のあとの板は、自分の手元にあります。

こんな感じで今に至ります。
一度は履いた2m!(DYNASTAR CoupeXJ)
その反動で130cmのミッドスキー(FICSHER radarc SHARK)。・・・これ超カービングスキーです



実家の倉庫からは、ポールもいろいろ出てきました。

自分が使っていたのは真ん中のヤマハと、その右側のトリコロールカラー(ノーブランド)。

右端は弟が小学校に入った時にファーストスキーとセットで使っていたものですが、シナノ!


ヤマハは会社の住所が書いてあります。


手革は本革!

今見ても造りが良さそうな製品です。
リングを交換してグリップをきれいにして子供に持たせようかな。
YAMAHAのストック握ってる子供なんか、いないぞ今どき・・・


これらは退役してから何度となく引っ越ししてるのに、なぜ廃棄を免れているんだろう?

カメラのオールドレンズのように、そろそろ長いオールドスキーが流行るかもしれません。せっかく今まで保存してあるので、もう少し取っておくことにします。特にK2エクストリームやDYNASTERの2mはまだまだ使えそうです。


このブログを 「懐かしい!」 という気持ちでご覧になった貴方は
きっとスキー歴30年以上ですね  V(^0^)
ブログ一覧 | スキー用具 | スポーツ
Posted at 2016/06/06 23:31:29

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この記事へのコメント

2016年6月6日 23:52
コメント失礼します(*^^*)

懐かしいですね〜
時代の流れが見えて来ます(≧∇≦)

私の幼少の頃は「単板エッジなしカンダハ」が全盛期でした(;^_^A

ネジ止めのエッジあるだけで陶酔の的(≧∇≦)

そんな時代を懐かしく思い出しました(*^^*)
コメントへの返答
2016年6月7日 12:47
Dosan:5【どさんこ】さん
いつもイイねありがとうございます。

スキー板遍歴がこれだけ現存してるとは思いませんでした。懐かしいです。

カンダハってヒールピースがなくてスプリングワイヤーで前方にブーツを押し付けるヤツですよね。最初のスキーがそれでした。
エッジ無しというのもあったんですか?なかなかの止まらなそうで、危ないですね。
2016年6月7日 8:32
チロリアが懐かしい!
小、中学の時は、チロリアの金具だ!とかサロモンだとかアトミックとかみんな言っていました(笑)

2m近いスキー板が支流だった頃ですから、懐かしいです!(身長より30cm位長い板をおすすめされてました)
コメントへの返答
2016年6月7日 18:05
青い車乗りのたく さん お久しぶりです。

子供の頃はチロリアが一番普及してた気がします。
あとはサロモン、ホープ(今は無いのかな)がちょろちょろ。先生はマーカーとかルックのターンテーブルなんか履いてました。

板も長かったですね~。今見ると、こんなんでよくすべってたなぁ、って昔の自分に感心します(笑)
2016年6月7日 11:45
コメント失礼いたします。

ブルーモーリスは 青森スキーだと思いますよ。

ヘッドのこのシリーズは、ラジアルと 呼ばれた板ではなかったでしょうか?
自分は小樽で 小学生からアルペンをやっていて、その当時は アジアイレブンがあこがれで、親にねだって買ってもらいました。中学以降は ニシザワフォーミュラを履いていましたよ。
岡部哲也氏は 小中の一つ上の先輩で 一緒に滑っていましたよ。
コメントへの返答
2016年6月7日 19:23
gogo28@永遠の25歳さん、こんばんは。

ロゴマークからは間違い無いと思うのですが、どこにもブルーモリスとか青森とか書いていないんですよ。

ヘッドはラジアルって名前だったかもしれません。そんな気がしてきました。斜めなのはサイドウォールだけでなく、芯材自体が放射状に配置されているんでしたか?なんとなく思い出してきました。
「NISHIZAWAフォーミュラ」、自分は履いたことありませんが、その響きが頭に残ってます。
小樽はスキー盛んですもんね。アジアイレブンも確か小樽の会社。
岡部哲也さんは赤岩でしたっけ。日本を代表するアルペンレーサーと子供の頃一緒に滑ってたなんて、すごいです。今年の冬はずいぶんテレビ(LOVE SKI HOKKAIDO)で滑っている姿を見ましたよ。
2016年6月7日 19:56
HEADのスキー板とマーカーのビンディング、懐かしいですね♪

スキー板もこうして見ると、いろいろと進化していることが分かりますね。
コメントへの返答
2016年6月8日 13:05
HEAD×MARKER、懐かしいですか。
一番滑った板なのに処分してしまったようです。
確かに板もビンディングも進化の流れが見えますね。
自分の体格的、技術的な成長、その時その時のやる気度なんかも本人には見えたりします。
2016年6月7日 20:15
こんばんは。

学生時代(30年以上前)はヘッドのスキー板にジルブレッタをつけて山スキーに行ってました。
ゲレンデではKAZAMAを履いてましたね。

ヘッドのロゴマークは昔のスキー板のとがった先端をイメージして作られたものでしょから、古いスキー板にはしっくりきますね。
現代のスキー板の丸い先端にこのマークは違和感を感じます。

コメントへの返答
2016年6月8日 22:41
こんばんは。

ヘッドって、今は子供のジャージなどもあって、普段からよく見かけるマークですが、もともとはスキーなんでしょうかね?或いは登山用品でしょうか。

スキー用品で、昔からあって、昔より元気があるブランドって珍しいですよね。
ジャパンブランドで元気に残っているのはオガサカくらいで、カザマやニシザワ、ヤマハ、ミズノなど多くが無くなってしまいました。
2016年6月7日 22:17
こんばんは。
コメント失礼致します。

ズバリ、私はまねしすはいさんのブログを拝見して思わず声を出し「懐かしい!」と肯いた一人です。(笑)
今やカービングスキー板が主流になっていますが、初めて履いたスキー板はまさにブログに書かれている木板製スキーでした。
金属製エッジに金具(もちろんヴィンディングとは呼びませんでした…笑)はワイヤー式、はたまたスキーブーツではなく長靴を履いて学校の校庭で練習したものです。

ちなみに、私が現在使用しているスキー板もサイドカーブは付いておらず、全長190cmぐらいの直線ロングタイプ@20年以上前のモデルです。
滑降性能は現行タイプには到底及びませんが、学生時代にバイトして貯めたなけなしの資金で購入した影響もあってか、何だか愛着が湧いて未だ手放せずにいます。
尤も、資金不足でニューモデルを購入出来ないのが使い続けている最大の理由ですねどね。(苦笑)

それにしても、今から2016/2017ニューモデルの予約検討とは凄いですねぇ。
何だか私も今から冬が待ち遠しくなってきました。(笑)

コメント失礼しました。
コメントへの返答
2016年6月9日 7:12
555レプソルベルグさん こんばんは。

やっぱり木の板にネジ留めエッジ、ワイヤー金具でしたか。
お互い、世代がバレますね(笑)

あ、ひとつ違うところがありました。靴は長靴ではなく、ゴム製で足首までしかないスキー靴でした。
一応バックルが付いてましたが、締めたところでフニャフニャ。ローカットなので足首からすぐに雪が入ってきます。今のスキー道具と比べると、それはそれは酷いものでした。

今も長板ですか? 今や完全にカービングスキーに置き換わってしまいましたが、長いスキーなりの乗り味が見直されて流行る時代が来るかも知れません。自分も取っておこうと思います。
職場の同僚に、昨年まで195cmのレーシングモデルを履いていた者がいました。ついに昨シーズン、中古のカービングスキーに乗り換えたのですが、短すぎるのがイマイチ馴染めないようです。
でもニューモデル試乗会に誘っていろいろ乗ったら、最新スキーの凄さがわかったようですが、高くて買えないって言ってます。

私もニューモデルはなかなか手が出ないですね。1~2年後に値落ちした頃、何を狙えばいいかの品定めです(笑)
早期予約会は、購入予定が無くとも、見てるだけでワクワクしてきますよ。
2016年6月11日 14:22
懐かしい~(*^_^*)

この時代は普通に滑走面に文字が入っていましたよね。
流れ止めを締めてスタートって当時を思い出しちゃいます。

今、この板を持ってスキー場へ行ったら目立ちますね。
シーズンに1,2回はこの手の板を履いて滑ってる人を見かけます。

Oさんとも話しましたが、『イカ帽』かぶって滑っても目立つかも(汗)
コメントへの返答
2016年6月11日 21:51
やっぱり懐かしいですか? (笑)

今のスキーの滑走面は基本、黒ですが、昔は見せることを意識したデザインがなされてましたね。

数年前に2mのダイナスターを履いて1本だけ滑ったことあります。意外にも今の167cmの板よりもかなり軽く感じるのですが、細い割り箸にでも乗っているかのような心もとない感覚で怖いです。またカービングスキーのように体を傾けても全然曲がらず、何度も転びそうになりました。

でも、並べて眺めていると、「たまに古い長板を引っ張り出して滑るのも面白いかも」と、思ってしまいました。ついこの間まで普通に長板履いてた仲間もいますし。

私も、デモパン×イカ帽、みたいな時期ありました。
風がまともに当たるような横向きにイカ帽を被っちゃってる人も、たまにいましたね。

長板履くならイカ帽もセットじゃないとダメですかね・・・ (^-^;
2019年4月28日 0:31
未来からやって来たジャム吉です。
大変懐かしく拝見させて頂きました。私もネジで止めたエッジのスキー履いてましたね。
ジャム吉も少しスキーの歴史ブログを公開してますのでよかったらご覧ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/361710/blog/17003980/
コメントへの返答
2019年4月28日 12:25
懐かしんでいただけましたでしょうか(^^)
ジャム吉さんの板歴史、拝見しました。ずいぶんたくさんの板を履かれてきたんですね。
Unity・佐藤正人さんの組み合わせは、滑りの正確さ美しさを追求されてるジャム吉さんの方向性と重なりますね。

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「どっかから雪集めてきて雪像作ってるけど、雪まつりって地面じゃないね」
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